新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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林道で「アナグマ」に遭遇

2013-03-30 17:17:17 | ウオーキング
先日のダムサイトの林道でのことです。
昼過ぎまで頑張りまして、その後雲が出てきたので引き上げることにしました。
ダムの周遊道路になっている林道の最深部から歩き出したのです。人っ子一人いない静かな林道を、鳥を探しながらの戻り道です。

とある場所まで来たときに、猛烈な獣臭を感じました。死体とかではなく新鮮な生き物の獣臭です。この辺りは熊が出たこともあります。
売店や食堂のあるダムのセンターの公園にでも、鹿や猪が出没しています。人間慣れした獣たちは恐ろしいですから、つい辺りを見回してしまいました。

左手は崖でダム湖です。右側は切り立った崖で急斜面です。数メートルの幅の凹部がありそこだけ側溝があります。気になって側溝を覗いてみました。側溝が斜面の下部の部分になるところから蓋がされており、乾いた側溝の穴の中に何かいます。
斜面の凹部には人が落ちないように人の背丈のフェンスがあり、フェンスの向こう側に回って側溝を覘くことは出来ません。

仕方がないのでフェンスの下部から覗き込んだのがこの写真です。


最初は鼻の筋から「ハクビシン」かとも思いましたが、それにしては鼻の筋が白くなく汚れています。



2m位の距離まで近づいて撮影しましたが、逃げません。それにしても猛烈な臭さです。

帰り際にビジターセンターに寄ってみました。展示してある剥製から「アナグマ」だと分りました。
職員によりますと「アナグマ」目撃例は結構あるみたいです。

「アライグマ」はあまり印象がよくないですが、「アナグマ」ならちょっと得した気がしたのです。
コメント
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