連休中に1本位は映画を見ないとと、借りてきたのが「アイアム レジェンド」と「壊滅大津波」の2本です。前者は今大量入荷の評判の映画、後者は海洋パニック映画でついでがあったらと狙っていたものです。
結論は、2本とも金と時間の無駄でした。
「アイアム レジェンド」
今人気の何とか言う黒人俳優が、たった一人で出演する映画です。アメリカ・ハリウッド映画の一つのジャンルに、近未来映画があります。シルベスタ・スタローンやシュワルツネッガーなどが若い頃出演していた映画です。ポストマンとかウオーターランドもこの系統です。
アイディア先行と言うか、潤沢な資金を使って目先の変わった映画を作るとこんなことになりますか。アメリカ国自体が、そんなに正しいことをしていないと世界中に知られている現在、正義の味方的な西部劇や戦争映画はもう相手にされず、またセレブな上流社会の恋愛ドラマも世界観の違いを表面化してしまいました。
○この映画は、ワクチンが実は危険なウイルスを持っていて、世界中の人が死に絶え、たまたまワクチン研究の主人公の博士がたった一人生き残ったと言う映画です。そして夜になると狂犬病のような症状の病人が、町をゾンビのように徘徊します。
それでも彼は一人、研究所でなぜか免疫性のある自分の血液を使って新ワクチンの開発の研究を続けているのです。
世界中の夜の闇にうごめいている人たちは、一帯誰のことでしょう。
最後に彼は新ワクチンを開発しながら死んでいくのですが、だからレジェンドですが、彼が、アメリカ人の彼が次の世界の神になると言うのでしょうか。
ラストシーンも納得できません。ラストシーンは制作後差し替えられたと言うことで話題になっています。世界中が死滅し、ゾンビになったのにアメリカの山奥に、お決まりの、生き残った人たちの集落が存在し、自警団で武装している社会があるのです。アメリカ人の未来感、終末観、或いは宗教上のそれも映画資本出資者たちの都合でしょうか。
研究所は爆破され、研究者はゾンビと自爆し、集落には逃げてきた人間が粗末な生活をしている。そこで完成したかもしれないと思われる血清でどうしようとするのでしょうか。
ニューヨークでの自給自足の生活も薄っぺらい話でした。
「壊滅大津波」
海洋物は大好きです。大津波の原因を探る博士が殺人の疑いを掛けられるなか、大津波の原因を探るといった映画です。
ニュウーオリンズの洪水のニュースを参考にしたのでしょう、大津波の報道は真実味がありますが、肝心の大津波の描写がお粗末です。
出演している俳優が、誰一人有名な俳優がいなく、特にコンビの(太ったチビとのっぽの痩せ)FBI捜査官がコメディ俳優のようで、格闘もまったく下手、射撃も下手でした。
この映画は海洋パニック映画なのか、大富豪が耐津波用の防潮堤をふくむ巨大な工事を受注したいため海底地震を起こすという、大変大雑把な映画なのかわかりません。
副所長の女性海洋学者が、日本人好みの水野裕子を5倍くらい美人にしたような女優ですが、海洋映画なのに水着シーンも色っぽいシーンも出てきません。
主人公も学者にしては太っており、海洋学者というより蚊やワニがいるフロリダのボート小屋で、貸しボートと缶ビールを売っている親父といった雰囲気です。全く知性が感じられませんでした。
雨の降りそうな5月5日の午後、全く時間を無駄使いしてしまいました。勿論コレクションには昇格しません。明日一番に返却します。
結論は、2本とも金と時間の無駄でした。
「アイアム レジェンド」
今人気の何とか言う黒人俳優が、たった一人で出演する映画です。アメリカ・ハリウッド映画の一つのジャンルに、近未来映画があります。シルベスタ・スタローンやシュワルツネッガーなどが若い頃出演していた映画です。ポストマンとかウオーターランドもこの系統です。
アイディア先行と言うか、潤沢な資金を使って目先の変わった映画を作るとこんなことになりますか。アメリカ国自体が、そんなに正しいことをしていないと世界中に知られている現在、正義の味方的な西部劇や戦争映画はもう相手にされず、またセレブな上流社会の恋愛ドラマも世界観の違いを表面化してしまいました。
○この映画は、ワクチンが実は危険なウイルスを持っていて、世界中の人が死に絶え、たまたまワクチン研究の主人公の博士がたった一人生き残ったと言う映画です。そして夜になると狂犬病のような症状の病人が、町をゾンビのように徘徊します。
それでも彼は一人、研究所でなぜか免疫性のある自分の血液を使って新ワクチンの開発の研究を続けているのです。
世界中の夜の闇にうごめいている人たちは、一帯誰のことでしょう。
最後に彼は新ワクチンを開発しながら死んでいくのですが、だからレジェンドですが、彼が、アメリカ人の彼が次の世界の神になると言うのでしょうか。
ラストシーンも納得できません。ラストシーンは制作後差し替えられたと言うことで話題になっています。世界中が死滅し、ゾンビになったのにアメリカの山奥に、お決まりの、生き残った人たちの集落が存在し、自警団で武装している社会があるのです。アメリカ人の未来感、終末観、或いは宗教上のそれも映画資本出資者たちの都合でしょうか。
研究所は爆破され、研究者はゾンビと自爆し、集落には逃げてきた人間が粗末な生活をしている。そこで完成したかもしれないと思われる血清でどうしようとするのでしょうか。
ニューヨークでの自給自足の生活も薄っぺらい話でした。
「壊滅大津波」
海洋物は大好きです。大津波の原因を探る博士が殺人の疑いを掛けられるなか、大津波の原因を探るといった映画です。
ニュウーオリンズの洪水のニュースを参考にしたのでしょう、大津波の報道は真実味がありますが、肝心の大津波の描写がお粗末です。
出演している俳優が、誰一人有名な俳優がいなく、特にコンビの(太ったチビとのっぽの痩せ)FBI捜査官がコメディ俳優のようで、格闘もまったく下手、射撃も下手でした。
この映画は海洋パニック映画なのか、大富豪が耐津波用の防潮堤をふくむ巨大な工事を受注したいため海底地震を起こすという、大変大雑把な映画なのかわかりません。
副所長の女性海洋学者が、日本人好みの水野裕子を5倍くらい美人にしたような女優ですが、海洋映画なのに水着シーンも色っぽいシーンも出てきません。
主人公も学者にしては太っており、海洋学者というより蚊やワニがいるフロリダのボート小屋で、貸しボートと缶ビールを売っている親父といった雰囲気です。全く知性が感じられませんでした。
雨の降りそうな5月5日の午後、全く時間を無駄使いしてしまいました。勿論コレクションには昇格しません。明日一番に返却します。