風のささやき 俳句のblog

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沁み込んだ冬の冷たさ骨凍え何をやっても温まらない【短歌】

2024年01月09日 | 短歌

冬の夜に一人で部屋にいたら
窓の方から冷気が染み渡るようで
身体が凍えるようでした
まるでその冷気自体が自分の骨になってしまったように
身体が温まりません

思えばここの所は
そんな風に身体の芯が凍えていて
何をやっても温かみが感じられません
身体だけではなくて心もなのですが

生き続けることで
霜のようなものが身体に根をはるのでしょうか
白い息でかじかむ手を温めるような日々です



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