風のささやき 俳句のblog

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春の暮れ迷子になったせつなさを思い出したし灰色の日々 【短歌】

2019年05月15日 | 短歌
柔らかな夕日が
空に落ちて行きました

昔こんな時分に
一人はぐれて
迷子になったことがあり
とても不安でせつない気分に
なったことを覚えています

大人になって
変わり栄えのない毎日が続く中で
自分の気持ちにも変化があまり
見受けられなくなりました

胸を締め付ける
甘酸っぱいせつなさに
身をゆだねてみたいなと
そんなことを思っていました

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