風のささやき 俳句のblog

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風船を逃し兄弟、内輪もめ 春一番のせいにし、宥める【短歌】

2024年03月12日 | 短歌

空に赤い風船が上って行きました

その風船が飛んできた方を見ると
兄弟げんかをしている小さな男の子たち
どちからが手を放してしまったのでしょうね
それをお母さんが宥めています

そう言えば、自分の子供が小さい時にも
同じようなことがありました
一人が風船をもらい
もう一人がそれが欲しくて手をのばして
小競り合いをしている内に
風船が空に逃げて行ってしまうというお決まり

そこからは誰が悪いとの罵り合いです
その様子がくだらなすぎて
笑いをこらえながら宥めていたのですが

今日のように風の強い日には
春の風のせいにしていたかなと
自分が親になったような気持ちで
喧嘩をする兄弟を眺めていました



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