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都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

師団坂

2011-07-15 | 北区   
師団坂
所在地:北区赤羽台3と4の間  Google Map
Photo 2011.6.25

 片側一車線の道路が師団坂。旧陸軍の近衛師団と第一師団に所属した二つの工兵大隊へ向かう坂道だったためこう呼ばれたという。

 右側の上り坂は赤羽八幡神社の女坂(車のためのアプローチ)で、坂上には鳥居が建つ。

 右端の高架は東北・上越新幹線。新幹線と埼京線は赤羽八幡神社の境内下をトンネルで通過していく。

スリバチブログ武蔵野台地の東北端:八幡神社(110625報告)
#階段・坂 北区

赤羽八幡神社そば

2011-07-14 | 北区   
赤羽八幡神社東側の家屋
所在地:北区赤羽台4丁目
Photo 2011.6.25

 赤羽八幡神社境内のすぐ東側、京浜東北線に面した斜面にひっそりとある家屋。

 手前右側の方は廃屋のようだが、南京下見板張りで縦長の窓の洋小屋で、いつ頃のものなのかちょっと気になる。屋根はコンクリート瓦だろうか。

 一方、奥の2階建て家屋は、押縁下見板張り。和風の総二階建てでやや規模が大きい。屋根はトタン張り。下宿屋みたいな集合住宅だろうか。また、二棟の間にあるのは井戸かな?

 京浜東北線や東北本線から一瞬見ることができるのかもしれないが、あまりこの区間を乗ることがないので、今まで全く知らなかった建物。

スリバチブログ武蔵野台地の東北端:八幡神社(110625報告)
#古い建物 北区  #神社 

十条富士

2011-07-01 | 北区   
十条富士神社・富士塚
所在地:北区中十条2-14
Photo 2011.6.11

 もともとは古墳だったらしい。江戸時代後期に、その上に溶岩や石碑が配され富士塚とされたのだそうだ。現在も7月初め(ちょうど今日)に山開きが行われ、「おふじさん」と呼ばれるお祭りは多くの人で賑わうのだという。北区の指定有形民俗文化財にもなっている。

 30段の階段を上ると狭い頂上に立つことができる。たかが築山なのだが、登頂するとやっぱりちょっとうれしい。この日は夕方遅くなってから辿り着いたので、ちょっと怪しい写真になってしまった。もういちど明るいうちに訪れなくては・・・。

 ところでこの富士塚、都道460号線(日光御成道・岩槻街道)の拡幅事業により、存亡の危機に立たされているという。現在の状況を詳しくは知らないので軽々に言えないが、このまま道路拡幅がされると、富士塚は道路に引っかかってしまうらしい。山を削るのか、移設するのか、それとも道路計画を変更するのか? 文化財保護と道路建設のどちらが優先されるのだろうか。

 個人的にはこのままなんとか残してほしい。ただ確かに目の前の道路は歩道がなく、今のままではあまり道路環境的には良くない。それでも車線数を増やすほどの拡幅は必要ない気がする。歩道を両側に確保するぐらいの拡幅なら富士塚は削られないのではないかと思うが、将来を見越してとかなんとか言って広い道を造るのだろうか。壊してしまうのだとしたら、もったいない、もったいない・・・。

十条 冨士 (お富士さん) とまちづくり
芙蓉庵 [有坂蓉子] の【富士塚日記】【富士塚】十条富士
東京いいとこ自転車散歩富士塚一覧表北区の富士塚

Wikipedia > 富士塚
#古い建物 北区  #山  #神社  #モニュメント  #旧街道 

南大橋

2011-06-30 | 北区   
南大橋から王子3丁目方面
所在地:北区岸町2-3
橋詰北側の階段:93段
Photo 2011.6.11

 南大橋は十条台の高台から王子3丁目方面へ下る高架橋。岸町2丁目と中十条1丁目の間が急斜面になっているため、自動車が通れるような傾斜で高台と低地側を結ぶ橋が架けられている。

 この場所には昔、軍用の鉄道が敷かれていたそうだが、現在の南大橋とは傾斜や起点、構造その他、かなり異なっているようだ。しかし、そのような経緯が、この橋の下にトンネル状のものもあるという、やや複雑な空間構造を呼び込んでいるのかもしれない。

 橋の北側西端部にある階段は、斜面に沿って低地へ下りるもので、93段とかなり規模が大きい。

#街並み 北区  #橋  #階段・坂 北区

北区立中央図書館

2011-06-29 | 北区   
北区立中央図書館・1Fホール・受付
所在地:北区十条台1-2
建設年:1919(大正8) 東京第一陸軍造兵廠275号棟として建設。
    2008(平成20) 保存措置が講じられ図書館となる。
Photo 2011.6.11

 東京第一陸軍造兵廠275号棟として建てられた煉瓦の建物。一時は取り壊される見込だったらしいが、住民等の保存要望により、保存処置がされた。

 煉瓦造のままでは耐震性に不安があるため、内側に鉄筋コンクリートの壁を造り、煉瓦壁は構造的には関係がない状態にし、屋根も張り直したという。切妻屋根が二つ並ぶ形だったが、その旧建物を取り込む形で大型の図書館が建設されている。東側の壁以外は屋外から見ることができ、残る東側の壁は、写真のように図書館内部の受付ホールと開架書庫を区切るものとなっている。

#古い建物 北区  #新しい建物 北区  #近代建築  #現代建築