あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

そしてC&Cポーク・カレーも美味しくいただく

2016年05月20日 | 生活
・・・そんな私でございます。

今日は440円のポークカレー。
コクを感じるスパイスと塩っ辛さ。

トッピングすれば贅沢も出来ます。



CoCo壱番よりも、C&C派の私なので
ございます。

ただ、
店舗数で圧倒的に押されてるんだよなぁ・・・。

経営が、㈱レストラン京王さんだから、
展開先が限定されてしまうのかなぁ・・・。

般゜若 PANNYA CAFE CURRYに行く

2016年05月19日 | 生活
せっかく小田急線に乗るんだから・・・と
カレー好きの間で噂の「般゜若」に行く事にした。

松尾貴史氏オーナーのカレー・カフェ店。
場所は小田急線・下北沢駅(北口)から約500m。

少し歩いたが最近の私には携帯タブレットという
強い味方がいる。

「般゜若」発見。カウンターがメインで、外テーブルも
あるが、こじんまりした店舗という印象だ。

入って直ぐ右に食券販売機がある。
よくTwitterに映像が載っている「マハーカツカレー」を
チョイス。1,520円と、なかなかの値段だが、ここは奮発。

黒いカツはイカスミ混じりのパン粉が使われてるって話で
出来上がったカツは確かに美味。(苦味はない)



ルーはサラサラで、さっぱり風味。
小麦粉を使ってないという事でスパイス勝負の印象。
※テーブルには「ご自由にどうぞ」のスパイスも。

添えられたキャベツの漬物(?)も酸味が効いて美味い。
こちらも「聖地訪問」した気分。

パクチー山盛りのカレーもあるし
次回、並木洋服店を訪れる時に来ようかな?

営業時間
[木~火]
11:30~15:30(L.O)
17:30~20:30(L.O)

ランチ営業、日曜営業
定休日
水曜日

「洋服の並木」に行く

2016年05月19日 | 生活
聖地のような洋服店。それが並木洋服店。

日本のネオモッズやパンクス、ステージを生業とする者達が
こぞってスーツを仕立てに来る名店。

1978年(昭和53年)東京・梅が丘にオーダーメイド背広の
仕立て屋が生まれた。

昭和60年、客として現れた1人の若者がモッズスーツを
オーダー。
それを受けた初代店主の並木祐三さんが「面白そうだ」と
要望に答えたことから「並木なら作ってくれる」という
口コミが広がったとの事。

「さらば青春の光」では、高圧的に「細身のスーツを作れ」と
言う若者と、それに眉をひそめながら採寸するテーラーの
姿が描かれていたが。
故・並木祐三氏は全く逆だったというのが面白い。

「後で太らないよう細く作るように!」と厳しく説かれて
いたそうな。

並木さんが亡くなったいまも奥様と息子さんで同店は営業。
厳しい採寸こそなくなったが、やはり顧客の要望に応える
スタイルは継承されているとのこと。

私も以前から気になってたお店で、三軒茶屋で行われた
特集展にも行って、その内容を当ブログにUPした事も
御座います。

それがコンスタントに読まれておりましてな。

「これは、私に並木に行けって事だな!」
「スーツを作れって事だな!」と思い ←たぶん違うぞ!
とうとう今回、小田急線・梅ヶ丘駅に降り立つ事になったのです。

店舗のHPで読んだら、駅から3分とありまして。
ちかくに「ナミキ」という洋服屋さんがあって間違えないように
注意書きされてるのも噂通りでしたよ。

でも地図通り歩いたら、ホント直ぐに着いた!



「すぐ仕立直し」なんて看板あり、本当に「町の洋服屋さん」の
佇まいなので驚いた。

いや、店内に積まれたダンボールや生地の山に「問屋さんか?」
「一般客は入って良いものか?」と後ずさりしてしまう雰囲気
さえありました。

しかし、入口のユニオンジャックは、まさにモッズの憧れ。
それに誘われるようにガラス戸を開け、店内に入るとハンガー・
ラックに沢山のスーツが並んでいる。

ここからチョイスしても格好良いスーツが手に入りそうだ。
※私は胸厚なのでサイズが合わないのが残念・・・

天井や壁にはバンドマンやライブ告知のポスターが並ぶ。
生地を眺めたあと、勇気を振り絞り当方の希望を述べた。

「モノトーンのユニオンジャックのスーツは出来ますか?」

~結果から言うとダメだった。

普通のユニオンジャック・スーツは国旗素材を継ぎ合わせて
作っている物で、モノトーン生地は見たことがない・・・と。



う~ん、残念。

そういう生地を客自身が見つけて、店に持ち込めば可能との
ことで、根気よくどこかで探すしかなさそう。

まぁ、イイさ。
今回、まずは聖地訪問ですから。
とりあえず御挨拶に伺ったようなモノですので。

なにも1着目からユニオンジャックに拘り過ぎる事はない。
ストライプ柄の3つボタン・スーツ(夏物)をオーダーしても
イイんです。
※4~5週間ほどで出来るらしいし。

優しく対応していただいた事もあり、次回は何かしらスーツを
頼んでみようかと思います。

「洋服の並木」
http://namiki-4129.com/
営業時間 10:00~20:00
定休日 水曜日

ディープ・パープル武道館帰りに貰ったフライヤー「紫×シナロケ」

2016年05月18日 | 邦楽
外タレさんコンサートの帰り・・・、
特に日本武道館の帰りなどは、門の外で
よく類似した公演のフライヤーが配られ
たりするもんです。

しかし、今回は「そう来たか!」という
チラシが配られていましたよ。



「紫✕シーナ&ロケッツ」

EX THEATER ROPPONGI PRESENTS
MURASAKI 40th Anniversary Final
・・・との事で。

2016年6月18日(土) 17:00 OPEN 18:00 START

会場 EX THEATER ROPPONGI

券種・料金
SS特別限定席 \10,000(税込) S席 \7,000(税込)
※ドリンク代別

「沖縄ハードロックの原点、生誕40週年を迎えた紫と
今なお走り続けるシーナ&ロケッツとの奇跡の競演!」

ジョージ紫を中心とする「紫」が再結成し、シナロケと
競演ですよ。

メンバーにはジョージ紫氏の御子息が居ますよ。

言うまでもなく、ディープ・パープルの影響下にある
オキナワン・ハードロック・バンド=紫。

いみじくもD・パープル来日の約1ヶ月後に東京公演です。
これも何の縁なんでしょうね。

「渡辺宙明卆寿記念コンサートVol.3」の余韻&収穫

2016年05月17日 | 邦楽
余韻も何も・・・
「サザエさん」→「ハイウェイスター」ですよ。

強行軍で、ホントはタクシー捕まえて武道館に
直行したかったんだけど、空車がなくて地下鉄を
乗り継ぎましたよ。

まぁ、でも
「サザエさん」も強力でしたよ。
「ハイウェイスター」とは別の意味で。



あと、こっちも色々と慣れてきた感じがして。
宙明先生の楽曲をオーケストラで聴くって事が
普通(?)になって来てしまってるというか。

色々と罰当たりな日曜日でしたよ。

ただし、落ち着いただけ気付く事もあって。
宙明先生の曲は「哀愁あるスローテンポな物」も
素晴らしいって事。
※いうまでも無いですが・・・

それと勇壮な特撮アニメ・ソングが組曲として
演奏されると、
交響詩のようなメリハリとドラマ性が生まれ、
それがスゴイ効果を生み出すって事。

もっと組曲ヴァージョンも聴きたいと思いました。

あと、「ジーグ」のような勢い重視のチューンは
ロックのリズムで徹底的に疾走させて2分くらいで
終わらせる・・・とか。

次回があったらホントその辺に期待しちゃいます。



グッズは、TシャツがSとMしか残ってなかったので
トートバッグのみ購入。

デザインは同じ。
帰りにはパープルのマフラータオルやパンフが
渡辺宙明卒寿記念コンサートのトートバッグに
入れられて地下鉄に乗る・・・という現象が
見られたのでした。

ディープ・パープル2016来日公演の余韻&収穫

2016年05月16日 | 洋楽
グッズは終演後、外のテント前に並んで買った。
Tシャツは目ぼしい物は売り切れ。
またはサイズ切れ。

よってマフラータオルとパンフレットを購入。

いずれも紫基調の品。
イイ記念です。



しかし、このバンド・ロゴは3期以降に使い始めたモノじゃないか。

これを使うならロック殿堂のパフォーマンスにD・カバディールと
G・ヒューズ参加させなきゃダメだろう。



コンサートの余韻も感激の方が残ってるのだが。
第二期パープルのアルバムから珍しい選曲をして欲しかったかなぁ。

『ファイアボール』から「ノー・ノー・ノー」とか。
『マシン・ヘッド』から「メイビー・アイム・ア・レオ」とか。
『紫の肖像』から「メリー・ロング」「アワ・レイディ」とか。

そういうの言ったらキリが無いですけどね。
次回があれば、もっと余裕持って見れるかな。

時間的にも余裕を見て、グッズも事前に買って、客席にも時間前に
座って、開演前の館内音楽から余裕で聴く・・・みたいなね。

ディープ・パープル LIVE IN JAPAN 2016 武道館公演へ(6)

2016年05月15日 | 洋楽
拍手を続ける観客。
勿体つけずに姿を表すメンバー。

アンコールは直ぐに始まった。
ドン・エイリーがグルーヴィーなオルガンを奏で、
他のメンバーも演奏に加わっていく。

ブッカーTアンドMG'Sの「Green Onions」だ。
ロックの殿堂入りパフォーマンスと同じ。
~とすると、これを導入部に始まるのは「Hush」だ。



初代Vol.ロッド・エバンスが歌った曲だが、ギランは
難なく歌いこなしている。
さすが前歴ではエピソード・シックスというビート・
ポップなバンドで歌っていらしただけの事はあります。

そもそも「ハッシュ」って、
原曲はジョー・サウスという人だし。パープル版は
オルガンを強調してるし。

ポップでありながら「アーリー・インザ・モーニン♪」
などと黒っぽい歌詞が飛び出すナイスな歌なのだ。
※ロッド・エバンスも結構ソウルフルに歌ってたよな。

2016年・武道館ヴァージョンの「Hush」は、やっぱり
オルガン強調版。
「♪ナーナナーナーナナナーナナナー♪」と、つい私も
歌ってしまいました。

「ハッシュ!」と歌い終わって殆ど間髪入れずに始まった
Bass Soloは「これが縁の下に徹したR・グローバー?」と
驚くぐらいの弾きまくり。

でも、「FireBall」の中間部ではベースソロ弾いてた人だ
もんね。
今回はジャズっぽかったり、グルーヴ効かせたりで非常に
興味深いプレイ。
5連符から「ヘィ!」を観客に求めたりの楽しいシーンも。
※SDGの「ギミ・サム・ラヴィン」が始まるかと思ったよ。

見た目も大きな変貌なし、昔の面影のままなグローバーさん。
目立ってくれて嬉しかったです。

ベースソロの次は「Black Night」。
これまた御馴染みのリフ!ハードなシャッフル曲だ!
最近はリフを「ウォ~ウォオウォウォ~」と歌うのが定番なのな。
※ワタシャそこから「ブラックナイ~♪」と歌ってしまったがな。

リフの合間のドラムが堪りません。
全盛そのままのオカズ!



そう、72年の来日公演アンコールそのままのフィルイン!
アルバム「ブラックナイト=24カラット」で公になった、
例のヴァージョンそのままだ!

イアン・ペイス、若い!イアン・ペイス、最高ー!!

キーボードソロとギターソロの共演。ギランもノリノリ!
ひたすら感激のエンディング!

ありがとう、ディープ・パープル!
ありがとう、ハード・ロック!

ディープ・パープル LIVE IN JAPAN 2016 武道館公演へ(5)

2016年05月15日 | 洋楽
盛り上がりを増す「Space Truckin’」!

おいおい、まさかこのまま『LIVE IN JAPAN』を
再現するのか!?19分50秒やり切っちゃうのか!?

・・・と思ったが。曲は目出たく普通にエンディング。
※普通でも充分にスゴイんだが。

紫色をメインとしつつも白・赤のスポットが差し込まれ
鮮やかなライティング。



余韻に浸る中、スティーブ・モーズがギターで弾き始め
たのは定番のフレーズ!

定番中の定番のギターリフ。
70年代、Eギターを手にした者なら誰もが弾いてみたリフ・・・。

「Smoke On The Water」です。
コンサート的にはココが最高の盛り上がり。
モーズさんは日本人の合いの手拍手を嫌がって頭出しを
ズラす事もしないし。
※あと我々もちゃんとテンポ細かく刻んで「音頭」の拍子で
手を叩かなくなったし…。

ギランさんの歌い出し、「We All Came…」で感激。
「♪フランク・ザッパ & ザ・マーザーズ!」も聴けた。

一部、やや苦しそうだったがギラン節が堪能できましたよ。
演奏隊は、これまた安定感ありまくり。
全盛のヘヴィネスこそ無いが、ライヴ会場ならではの迫力充分。



ここでのサビはスタジオ盤『マシン・ヘッド』ヴァージョン。

ギランさんがマイクを客席に向けて歌わせようとするのだが
私は『LIVE IN JAPAN』のヴァージョンが身体に染み付いて
いるのだ!
どうしてもワンテンポ遅れてしまうじゃないかっ!

それでも頑張って合唱に参加。
客席の一体感もこの日で一番だった。

定番のエンディングもバッチリ。
ギランさんは「あんたら最高」とばかりに観客を讃え、他の
メンバーとステージ脇にハケて行った・・・。

(続く)

ディープ・パープル LIVE IN JAPAN 2016 武道館公演へ(4)

2016年05月15日 | 洋楽
「The Mule」エンディングの感激も覚めやらぬうちに
爪弾かれるEギターからは「Lazy」のOPフレーズが。

そこから始まるシャッフル・ビート。
そうなんだよな、パープルって黒人音楽の消化が「粋」
なんだよな。

ジョン・ロードからしてジャズ・オルガニストに憧れて
ハモンドを手にした人だし。
イアン・ペイスもジャズドラマーからの影響を隠さない。

もろブルースやファンクな曲を発表したツェッペリンと
違うから、そういう評価は程遠いのだが。

色んな音楽を聴いたあとで触れるパープルの楽曲には
そこに潜む黒人音楽テイストの「粋さ」を感じてしまう
のです。



「Keyboard Solo」コーナーではドン・エイリーが現役感
ありまくりの鍵盤捌きを披露。

シンセの残音を響かせながら、クラシカルなフレーズから
「SAKURA」(いきものががり)を盛り込んできたのには
驚いた。

個人的にはTOMITA版の「展覧会の絵」を弾いてくれた方が
キース・エマーソン追悼にもなって良かったのでは?…と
思ったが。

※ELP『ワークス・ライヴ』の「展覧会の絵」は冨田サウンドを
 髣髴とさせるシンセの音色させてたし…。そもそもレインボーの
 時代には「未知との遭遇」ブッこんだ人だし

Dエイリー・コーナーと繋がるように始まったのは、80年代の
再結成パープルを象徴する曲「Perfect Strangers」。

かなりリッチー色の濃いメロディーを奏でるS・モーズ。
再結成後の曲だからヴォーカルのシャウトも少なめな
ミディアム曲。リズム・セクションも安定のプレイ。

続いて、またしても感激のリフ。

「Space Truckin’」だ!
イアン・ペイスのバスドラ+シンバル・ミュートが決まる!
バスドラ+スネアのコンビネーションも白眉!
そこからのオカズに、ただただ感激。

ギターとキーボードも怒涛なリフ!
サビでは「カモン!」「カモン!」と歌ってしまう私。

「♪イェー、イェー、イェー、スペース・トラッキン!」の
シャウト、本日一番キツそうなギランさん。

ただね、音程は外さないのよ。プロなのよ。
フェイクしてキーを下げても音痴には見せないのよ。

そこは流石だし、低域・中域で聴ける声は間違いなく「あの」
イアン・ギランの声なのよ。
それだけでも感激なのよ・・・。

(続く)

ディープ・パープル LIVE IN JAPAN 2016 武道館公演へ(3)

2016年05月15日 | 洋楽
コンサートは進む。
「音響イイなぁ」「ライティングもイイなぁ」
「背後のヴィジョンでメンバーのUPも見れるしなぁ」
・・・なんて感慨に耽ってると

ドラムのフィルインから印象的なリフが始まった!
「ミュール」だ!

もう、ここで私は「オオッ!」と声を上げた。

スタジオ盤では「テープ逆回転」が使われた同曲だが、
72年の大名盤「ライヴ・イン・ジャパン」ではドラム・
ソロ曲としてアレンジされたのだ。

2016年もドラム・ソロをブチかましてくれるのか、
イアン・ペイス!

変幻自在だった「ライヴ・イン・ジャパン」と違って、
今回はバスドラでしっかりリズムをキープした「ミュール」。

ああ、ギランが歌い終わったらもう叩きまくってるよ!
もうすぐ68才になるドラマーのプレイじゃないよ!

わぁ、ヤバイ。
目頭が熱いよ、そして水っぽいよ!

カール・パーマーもフリオ・キリコもドラムソロを
魅せくれたが、やっぱペイスは別格だ!



なんてったって「ライヴ・イン・ジャパン」は私が初めて
買ったLPレコードなのだ。

何度も何度も聴いたドラム・ソロを同じ空間で体験して
いるのだ!

ここでは場内が暗転する演出も見られた。
暗闇でに発光する!

めまぐるしく動きまわる、その光に客席はどよめく。
強弱・緩急、あらゆる技巧をしなやかに叩くペイスのドラム。

そもそもスネアの音がイイ。
弾力があって、力強さと重さも程よくあって・・・。

ジョン・ロード追悼公演で「紫の炎」を叩くペイスの動画を
ネットで見て、「すげぇ!『メイド・イン・ヨーロッパ』と
遜色ないじゃん」と驚いて。
それが今回の公演を見るキッカケになったんだよな。

そもそも俺はイアン・ペイスのドラムを見に来たんだよな!

・・・と感激を新たにしたのでした。

(続く)

ディープ・パープル LIVE IN JAPAN 2016 武道館公演へ(2)

2016年05月15日 | 洋楽
オープニングから数曲は、ここ最近の定番パターン。
『イン・ロック』から「Bloodsucker」「Hard Lovin’Man」。

元はガンガンにハードな曲だが、その中でもハモンドが生きる
展開を緩急を付けて演奏するパープル。ベテランの貫禄。

R・グローバーは目立とうとするベーシストじゃないんだが、
それでも「Hard Lovin’Man」のオープニングフレーズは最高。
キーボードも歪ませたハモンドサウンドが格好イイ!

そして、おなじみの「Strange Kind Of Woman」。
ギランのVol.とギターの掛け合いがどう来るか…と思ったら。
ブレイクの後、スタンダップ・コメディアンのように早口の
長文を捲し立てたギラン、

「どーぞ」とばかりにS・モーズ(g)へバトンタッチ!

「そりゃねーぜ!」…と思ったら、
モーズはマシンガンのように弾きまくり、これまた
「どう?」って顔してギランを見やる。

ギラン曰く
「イグザックトリィ!」
(EXACTLY=全くもってその通り!)

客席からは笑いが漏れる。
「コール&レスポンス」じゃねーじゃん!

それから後は、そこそこヴォーカルとギターで真っ当な掛け合い。
ペイスのリズムキープも余裕しゃくしゃく。
※エンディングでも感激のオカズを盛り込んでくれました。



その後は暫く新し目の曲が続いた。
まあまあ客席の反応がイイね。

S・モーズ主役のギターソロ・コーナーも「上手ぇぇ!」と
ビックリさせられるプレイの数々。
タッピングあり、ギターシンセ的な音色あり・・・で感服。

キーボードから始める曲でも「プログレかよ!」って言いたくなる
シンセ~ギター展開あり。
これで歌メロが良ければ「21世紀のディープ・パープル」の
代表的な強力チューンになるんだろうが、ちょっと勿体無い
なぁ・・・。

(続く)

ディープ・パープル LIVE IN JAPAN 2016 武道館公演へ(1)

2016年05月15日 | 洋楽
ディープ・パープルの日本武道館ライブ。
新宿文化センターから大江戸線で飯田橋、そこから東西線に
乗り継いで九段下。



早足で着いたら開演時間の17時をややオーバー。
すでに会場内から物々しいSEが聴こえた。
※後で知ったが、「火星/戦いをもたらすもの」だったとか・・・

客席に入る前にギターの速刻みが聴こえてきた!
ああ、これは「ハイウェイスター」だ。

通路に立ってる係員のお兄さんにチケットを見せて
「席まで連れてって!」

ギリで着席。
そこで「ジャーン、ジャーン♪」
I・ギランが「♪Nobody Gonna…」と歌い出す。
会場は一気に盛り上がる。

私もハナからそこに居たかの如く「イエー!!」と絶叫!
※内心は「ホッ、間に合ったぁ・・・」

ギランさんは高域が苦しそうだが、現状なら仕方ないだろう。
気管を閉めて高い声を出してるような印象。
サビでオクターブ下げるのは1972年のLIVE IN JAPANでも
同様だから仕方ない。

I・ペイスのドラミングは安定している。
R・グローバーのベースも同様。
D・エイリーはハモンド・サウンドを再現してキーボードソロを、
S・モーズはオリジナルのフレーズを盛り込みながらも原曲に近い
ギターソロを展開。

いやぁ、良いな!

あと、道中で走ったから喉が乾いた。
1~2曲演ったらMCあるだろう、そこで持参のペットボトル
ドリンクを飲めば・・・と思ったら休みなく曲が続く!
若いぞパープル!

ツアータイトル:DEEP PURPLE JAPAN TOUR 2016。
2016/05/15 (日) 日本武道館

セットリスト

01.Highway Star
02.Bloodsucker
03.Hard Lovin’ Man
04.Strange Kind Of Woman
05.Vincent Price
06.Contact Lost
07.Guitar Solo
08.Uncommon Man
09.The Well Dressed Guitar
10.The Mule(Drum Solo)
11.Lazy
12.Damon’s Eye
13.Hell To Pay
14.Keyboard Solo
15.Perfect Strangers
16.Space Truckin’
17.Smoke On The Water

アンコール
18.Green Onions~Hush
19.Bass Solo
20.Black Night

よそのセットリスト・サイトを参考にさせて頂きました。
ただ、サイトによっては5曲目に「Woman From Tokyo」を
演奏したように載せてあるものあったが、やってないよね?
フレーズだけ短く演奏したっけ?

(続く)

「渡辺宙明卆寿記念コンサートVol.3」を見に行く(4)

2016年05月15日 | アニメ・特撮
続くゲストは堀江美都子さん。
「ゴーダンナー」で水木アニキとハモる佳曲あるから、そっちで
来るかと思いきや、「サザエさんのうた」と「あかるいサザエさん」
その2曲です。
※まぁ、事前に発表されてましたがね。

ただ、やはりマイクの調子はイマイチで。最初の挨拶の時点で軽く
ハウリングが起きたりして「CDではどうするんだろう」なんて
心配になったりしました。
※合唱のマイクが数多く並んだりするのが良くないのかなぁ・・・。

とは言え、歌唱が始まったらそんな事は関係なくなってしまいました。
堀江美都子さん、若いです。声も出てます。現役感スゴイです。



「サザエさんのうた」、イイです。
サビでリズムの躍動感がグッと増すのが最高なんです。

「あかるいサザエさん」では、堀江美都子さんが客席に耳を向ける
仕草をされて、「ああ、ここでもレスポンスを求められてるんだな」と
思いつつ、やっぱり録音されてる圧力で我々の声は出ず・・・。

そうしてるうちに時間は16時を過ぎ・・・。
罰当たりな私は「次のD・パープル武道館公演の入場が始まっている」
・・・と、ソワソワし始めていたのです。

ホントは「シークレット・ゲストは出ないのか?」「私は密かに
ささきいさお氏の登場を期待してたよ」と言いたかったのだが、
もう充分にお腹いっぱいです。

結局はスペシャルなアンコールは無し。
初回・第二回と同様に「最後は皆で歌いましょう」ということで、
今回は「秘密戦隊ゴレンジャー」と「強さは愛だ」。



私は歌詞カードを見ながらですが、どっちも歌えました。
とくに「ゴレンジャー」は「バンバラバンバンバン」から歌~
「オ・オウ!」の掛け声と頼まれてもいないのに何役も始める
始末でありました。
※他にもたくさん同様の方がいらっしゃいましたよ。



歌い終わって大拍手。
その中で渡辺宙明先生がステージに上がり、ご挨拶。

そして恒例のフォトセッションタイム。
水木のアニキも喋り始めたが、私はここで「スイマセン」と
会場を抜けた。(涙)

心の中で何度も謝りながら外へ出た。



後ろ髪引っ張られる思いだったが、もうギリギリだったのだ。
※同様の方々が数名いらしたが、かれらも武道館へ直行されたのかしら?

途中の休憩時間で半分書いたアンケート用紙も書ききれず、提出に
至りませなんだ。

前回同様「次にやって欲しい曲」など「次回の参考にいたします」なんて
文言があるから、そりゃ続きを期待してしまいますよね。

レイナの「マシンロボ」も聴きたいし、劇伴サントラを壮大な交響詩に
しての楽曲も(もっと)聴きたい。そして「アクマイザー」も。



今回で一段落したとして、宙明先生の負担にならない範囲で再び記念の
コンサートを行って欲しい。

改めてそう感じました。

P.S.
Twitterなどで他の方が撮ったロビーのスタンド花画像を見たら
「ささきいさお」さんから贈られた物がありましたよ!
前回は「堀江美都子」さんから贈られた花あり、そこから今回の
出演に繋がった感じありますから。

次回は「卒寿記念+1」なんて銘打って「ゴレンジャー歌唱付き」公演を
お願いします。
「バンバラバンバンバン」は我々が歌います!

「渡辺宙明卆寿記念コンサートVol.3」を見に行く(3)

2016年05月15日 | アニメ・特撮
次は二人目のゲスト、串田アキラさん。
「宇宙刑事シャリバン」を歌ってくれたが、水木アニキ同様に
なんか歌声がオーケストラ・サウンドに吸い込まれる感じで
前に出てこない。
前回のゲスト出演時よりホールや音響との相性が悪いのか?

続いては「強さは愛だ」。
観客が歌うコーナー用に歌詞カードに載ってるので「予習にも
なって二重に感激!」と思ったのだが。

串田のアニィは途中で詰まってしまった。
歌詞がトンだのか?CD化の際はどうするんだ?



ちょいとバツ悪そうに(?)挨拶してハケる串田アニィ。
次は「神魂合体ゴーダンナー!!」組曲。

最も最近のロボットアニメ曲。
やはり「戦えバイカンフー」に通じる、ホーンとシンセ
ドラムの絡みが聴けた。
しかもティンパニも混じって来るから面白味も増してる。

組曲最後は「宇宙刑事シャイダー」組曲。
こちらは「混声合唱付き」で、左隅にズラっと並んだマイクの
前に男女が並んでいく。
※出番が無い時は直立不動だからエライなぁ・・・。

組曲というか、「交響曲」「交響詩」の趣さえ感じます。
優雅な調べでは、指揮の松井慶太氏もゆるやかに舞うような
動きを見せてくれました。

勇壮な曲だけが宙明先生の得意分野じゃない・・・と良く分かる
演奏です。
名作映画(洋画)の音楽を聴いて作曲家を志したという宙明先生。

「太陽がいっぱい」のような曲が原体験におありという事です。
それが良く分かりました。

(続く)

「渡辺宙明卆寿記念コンサートVol.3」を見に行く(2)

2016年05月15日 | アニメ・特撮
続いて「バトルフィーバーJ」組曲。
もちろん女性コーラスは「ミス・アメリカー♪イェイ!」とは
歌いませんでしたが、私は心の中で囁きましたよ。

そして「機動刑事ジバン」組曲。
定番の刑事物シリーズ・クオリティ。

さらにゲスト・コーナーで水木一郎アニキが登場。

なんと先に歌われたのは「俺はグレートマジンガー」。
「ダーシュ、ダーシュ!」の叫びこそ響き渡ったが、
普通の歌声はオーケストラに紛れた印象。

マイクの調子か、ご自身の声量調整が上手く行かなかったのか
前回のシークレット・ゲスト出演時を比べると歌声の通りは
下回ったように思えた。

次は「マジンガーZ」!
ただ、アニキが「皆も一緒に」と言ってくれてのに、なんか
歌えない。歌詞カードも配られてないし。



公演前の注意コメントが我らを縛った感あり。
私も口ずさむ程度で消化不良だった。
※前回は「ゲッターロボ號」を絶叫したんだけどねぇ・・・。

そして「鋼鉄ジーグのうた」。
イタリアでのブームぶりを受けて宙明先生たっての希望。
「バンバンバンバン」と歌いきったアニキだったが、やはり
演奏含め全体的に大人しい印象を受けた。
※ドラムとベースもオーケストラとのバランスを考えると
突っ走れないんだろうなぁ・・・。

ここで前半終了。15分の休憩。



後半は「宇宙刑事シャリバン」組曲。

オーケストラ・トリプティークの皆さんが再登場、
パイプオルガンの椅子に女性奏者が着席。

導入部はパイプオルガンだが、指揮者を振り返らずに始める
あたりがリハーサルの賜物か。

さらにパイプオルガンのオープニングからの劇伴曲が続く。
そして、「レーザーブレードのテーマ」など、前回同様の
盛り上がり。

御馴染みのストリングス、ブラス、Eベース、ギター、ドラム、
ティンパニ、コンガ、マリンバ、手持ちパーカッションは
安定の演奏。
※トランペットは、やっぱり強弱が難しいのかな。

左右に配置されたエレクトーン(シンセ)とピアノも印象的な
フレーズを要所で奏でられていた。
※エレクトーンって特撮モノじゃ効果音的にも使われるしね。

パイプオルガンは、もっと低音を腹に響かせて欲しかったが、
そこまで言ったら贅沢か・・・。

(続く)