渋谷・クラブクアトロ。
フジ・ロックに出演した2組が出て「フジ・ロック”アフター・パーティ」と
いうことだったが、前半のザ・ウェスタン・キャラヴァンを見事に見損なった。
夕方の阿佐ヶ谷詣から帰宅して休養してたら寝てしまい、気付いたら開場時間
オーバーしていたのだ。
なかば半泣きで渋谷に着いたのが19時半過ぎ。
クワトロ到着が19:40頃。
エレベーターに乗ろうとして驚いた。
建物の大半を占めていたブックオフが閉店しているのだ!
どうなるんだ、クラブ・クワトロ!?
ブックオフ跡に何か入るのか?クワトロは存続するのか!?
※PARCO復活して欲しいなぁ~
さてさて、4Fに上がって入場。階段で5Fに上がって客席を覗いたら…
ステージ上は無人。楽器のみ鎮座している状態。
どうやら、ザ・ウェスタン・キャラヴァンが終わった後の模様。
ワンドリンク飲んでる間にホットハウス・フラワーズが登場。
嬉しかったのが客席が満員だった事!
フジロックではステージングこそ最高だったが、客数は寂しかった…
なんて話を聞いてたから、ホットハウス・ファン健在の思いを強く
しましたよ。
リアム・オメンレイが率いるホットハウス・フラワーズ。
ギターはフィアクナ・オブレナン、アイルランドの弦楽器ブズーキは
ピーター・オトゥール、ウッドベースはマーティン・ブランスデン、
ドラムはデイヴ・クラーク。
客席に挨拶してピアノ前に座るオメンレイ。
サイズアップしているし、ハット被ってるし、ヒゲ生えてるしで、
まるでリオン・ラッセルのよう。
一曲目はピアノ弾き語り。
アイルランドのゲール語だ。「An Raibh Tu Ar An gCarraig」。
いきなりシブい!
二曲目はセカンドアルバムからアップテンポ・チューン。
リアム健在!
スピリチュアルな雰囲気さえ会場に満ちていた。
サードアルバムから「That Is It(Your Soul)」が演奏されると、
前にいた女性が感激したように小さく手を叩いた。
私も同じ思いだ。
ホットハウスの一番好きな曲かも知れない。感無量…。
ピアノから離れ、ステージ中央に乗り出したリアム。日本の盆踊りか
カチャーシーのような手つきを見せる。
無精髭で長髪はボサボサ、しかも前ボタンなしのゆったりした水色の
不思議な服、しかも裸足。
リアム、ちょっと尊師(グル)みたい…と思った。
動きもユーモラスで、足が伴った時など「シェー」のポーズの如し。
客席からは少し笑いが漏れた。
リアムは気にする素振りもなく、笑顔で動き続ける。
猿田彦イベントの時よりアジアの「間」と「気」を体得してるじゃ
ないですか!!
バラード系の曲も力強く染み入ってくる。
「Warter」、そして訴え掛けるような「You Can Love Me Now」。
アップテンポ曲でもバンドはナチュラルにウネり、メンバー皆で歌う
コーラスもイイ!
リアムもノリノリ。
「アリガトウ!」などなど何度も日本語MCを披露した。
客席には白人ファン(アイリッシュ?)いたが、この人達も心底
楽しんでいる。
満員ファン全てが心の底からバンドを愛している、それが分かる
素晴らしい公演だ。
やっぱリアム凄いわ。見た目オヤジになってて不安とか、色々と
言ってゴメン!
驚いたのが「パープル・レイン」のカバー。
ピアノを弾きながら、おもむろに歌い出したリアム。
私は「ホットハウスがプリンスをカバー!?」と少し狼狽。
もっとも歌唱も演奏も素晴らしかったので、これは私が変な思い
込み抱いてたのが間違ってたって事か…。
途中、各メンバーの見せ場(単独ソロ)あり。
ギターもズブーキも素晴らしい演奏。古き欧州の良さと、現在の
プレイヤーの瑞々しさの相乗効果がキています!
ドラムもタムを多用するシンプルなソロ。でも、それがバンドに
合っている。
いずれもソロが盛り上がった所で観客からの拍手が飛んだが、
ウッドベースのソロには拍手のタイミングが掴めなくて悪い事
しちゃったなぁ。
そうこうしてるうちに、曲は皆お待ちかねの「Don't Go」。
これが楽園ムードを加えたアレンジで、ちょっとしたトロピカル・
カーニバルみたいなノリで盛り上がった!
最後、ステージ前方に歩み出たメンバー全員が横並びで手を繋ぎ、
一斉に何度も頭を下げて挨拶。
ファンは大拍手。
正直、2ndからもう1~2曲、3rdからアルバムタイトル曲
「Songs From Rain」を演奏して欲しかったが。
そこまで言ったら贅沢か。
ホットハウス・フラワーズが本当に良いバンドだって再認識でき
ただけでも大収穫ですよ…。
袖に消えるメンバーを見て、帰る人もいたが勿体なかった。
ダブル・アンコールやってくれたんだよ!
※個々の事情で泣く泣く帰った方も居るでしょうけどね…
アンコールはスローな曲。
リアムが「古くからの友達だ!」と紹介したギターのフィアクナ・
オブラニアンがゲール語で歌う。
ダブルアンコールはフィアクナ・オブラニアンが手元からシュッと
小さな何かを取り出した。
ティン・ホイッスルだ!
リアムは革張りの手持ち太鼓を構えている。
アイルランドの民族楽器「バウロン」だ!!
そこから始まったのは、モロにアイリッシュ・フォーク!
アップテンポなダンスチューンにファンは手拍子、私は足も踏み鳴ら
して歓声を上げた。
コレですよ、コレ!!
これもアイリッシュ・グループの醍醐味ですよ!
全員ほぼオールラウンドで歌って演奏できる、音楽と一体化して
生活がある。その最高峰にプロがいる!
結局、21時半終了の予定が22時半になっていた。
さすがにここまでかと思ったら、終演後に待っていればサイン会に
参加できるという!(さすがに撮影と会話はNG)
私も並びたかったが既に結構先約あり、家に家族も待ってるので、
あきらめました。
ホットハウスフラワーズ、やっぱり良いバンドです。
他にもライブで聴きたい曲が一杯あります。
Tシャツも売り切れてたし、満員だったし、熱心なファンが盛り上が
ってたし、公演は成功と言ってイイでしょう。
また来てほしいですね。近い時期にね!
フジ・ロックに出演した2組が出て「フジ・ロック”アフター・パーティ」と
いうことだったが、前半のザ・ウェスタン・キャラヴァンを見事に見損なった。
夕方の阿佐ヶ谷詣から帰宅して休養してたら寝てしまい、気付いたら開場時間
オーバーしていたのだ。
なかば半泣きで渋谷に着いたのが19時半過ぎ。
クワトロ到着が19:40頃。
エレベーターに乗ろうとして驚いた。
建物の大半を占めていたブックオフが閉店しているのだ!
どうなるんだ、クラブ・クワトロ!?
ブックオフ跡に何か入るのか?クワトロは存続するのか!?
※PARCO復活して欲しいなぁ~
さてさて、4Fに上がって入場。階段で5Fに上がって客席を覗いたら…
ステージ上は無人。楽器のみ鎮座している状態。
どうやら、ザ・ウェスタン・キャラヴァンが終わった後の模様。
ワンドリンク飲んでる間にホットハウス・フラワーズが登場。
嬉しかったのが客席が満員だった事!
フジロックではステージングこそ最高だったが、客数は寂しかった…
なんて話を聞いてたから、ホットハウス・ファン健在の思いを強く
しましたよ。
リアム・オメンレイが率いるホットハウス・フラワーズ。
ギターはフィアクナ・オブレナン、アイルランドの弦楽器ブズーキは
ピーター・オトゥール、ウッドベースはマーティン・ブランスデン、
ドラムはデイヴ・クラーク。
客席に挨拶してピアノ前に座るオメンレイ。
サイズアップしているし、ハット被ってるし、ヒゲ生えてるしで、
まるでリオン・ラッセルのよう。
一曲目はピアノ弾き語り。
アイルランドのゲール語だ。「An Raibh Tu Ar An gCarraig」。
いきなりシブい!
二曲目はセカンドアルバムからアップテンポ・チューン。
リアム健在!
スピリチュアルな雰囲気さえ会場に満ちていた。
サードアルバムから「That Is It(Your Soul)」が演奏されると、
前にいた女性が感激したように小さく手を叩いた。
私も同じ思いだ。
ホットハウスの一番好きな曲かも知れない。感無量…。
ピアノから離れ、ステージ中央に乗り出したリアム。日本の盆踊りか
カチャーシーのような手つきを見せる。
無精髭で長髪はボサボサ、しかも前ボタンなしのゆったりした水色の
不思議な服、しかも裸足。
リアム、ちょっと尊師(グル)みたい…と思った。
動きもユーモラスで、足が伴った時など「シェー」のポーズの如し。
客席からは少し笑いが漏れた。
リアムは気にする素振りもなく、笑顔で動き続ける。
猿田彦イベントの時よりアジアの「間」と「気」を体得してるじゃ
ないですか!!
バラード系の曲も力強く染み入ってくる。
「Warter」、そして訴え掛けるような「You Can Love Me Now」。
アップテンポ曲でもバンドはナチュラルにウネり、メンバー皆で歌う
コーラスもイイ!
リアムもノリノリ。
「アリガトウ!」などなど何度も日本語MCを披露した。
客席には白人ファン(アイリッシュ?)いたが、この人達も心底
楽しんでいる。
満員ファン全てが心の底からバンドを愛している、それが分かる
素晴らしい公演だ。
やっぱリアム凄いわ。見た目オヤジになってて不安とか、色々と
言ってゴメン!
驚いたのが「パープル・レイン」のカバー。
ピアノを弾きながら、おもむろに歌い出したリアム。
私は「ホットハウスがプリンスをカバー!?」と少し狼狽。
もっとも歌唱も演奏も素晴らしかったので、これは私が変な思い
込み抱いてたのが間違ってたって事か…。
途中、各メンバーの見せ場(単独ソロ)あり。
ギターもズブーキも素晴らしい演奏。古き欧州の良さと、現在の
プレイヤーの瑞々しさの相乗効果がキています!
ドラムもタムを多用するシンプルなソロ。でも、それがバンドに
合っている。
いずれもソロが盛り上がった所で観客からの拍手が飛んだが、
ウッドベースのソロには拍手のタイミングが掴めなくて悪い事
しちゃったなぁ。
そうこうしてるうちに、曲は皆お待ちかねの「Don't Go」。
これが楽園ムードを加えたアレンジで、ちょっとしたトロピカル・
カーニバルみたいなノリで盛り上がった!
最後、ステージ前方に歩み出たメンバー全員が横並びで手を繋ぎ、
一斉に何度も頭を下げて挨拶。
ファンは大拍手。
正直、2ndからもう1~2曲、3rdからアルバムタイトル曲
「Songs From Rain」を演奏して欲しかったが。
そこまで言ったら贅沢か。
ホットハウス・フラワーズが本当に良いバンドだって再認識でき
ただけでも大収穫ですよ…。
袖に消えるメンバーを見て、帰る人もいたが勿体なかった。
ダブル・アンコールやってくれたんだよ!
※個々の事情で泣く泣く帰った方も居るでしょうけどね…
アンコールはスローな曲。
リアムが「古くからの友達だ!」と紹介したギターのフィアクナ・
オブラニアンがゲール語で歌う。
ダブルアンコールはフィアクナ・オブラニアンが手元からシュッと
小さな何かを取り出した。
ティン・ホイッスルだ!
リアムは革張りの手持ち太鼓を構えている。
アイルランドの民族楽器「バウロン」だ!!
そこから始まったのは、モロにアイリッシュ・フォーク!
アップテンポなダンスチューンにファンは手拍子、私は足も踏み鳴ら
して歓声を上げた。
コレですよ、コレ!!
これもアイリッシュ・グループの醍醐味ですよ!
全員ほぼオールラウンドで歌って演奏できる、音楽と一体化して
生活がある。その最高峰にプロがいる!
結局、21時半終了の予定が22時半になっていた。
さすがにここまでかと思ったら、終演後に待っていればサイン会に
参加できるという!(さすがに撮影と会話はNG)
私も並びたかったが既に結構先約あり、家に家族も待ってるので、
あきらめました。
ホットハウスフラワーズ、やっぱり良いバンドです。
他にもライブで聴きたい曲が一杯あります。
Tシャツも売り切れてたし、満員だったし、熱心なファンが盛り上が
ってたし、公演は成功と言ってイイでしょう。
また来てほしいですね。近い時期にね!