あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ホットハウス・フラワーズIN渋谷クラブ・クワトロ

2018年07月31日 | 洋楽
渋谷・クラブクアトロ。

フジ・ロックに出演した2組が出て「フジ・ロック”アフター・パーティ」と
いうことだったが、前半のザ・ウェスタン・キャラヴァンを見事に見損なった。



夕方の阿佐ヶ谷詣から帰宅して休養してたら寝てしまい、気付いたら開場時間
オーバーしていたのだ。

なかば半泣きで渋谷に着いたのが19時半過ぎ。



クワトロ到着が19:40頃。
エレベーターに乗ろうとして驚いた。

建物の大半を占めていたブックオフが閉店しているのだ!



どうなるんだ、クラブ・クワトロ!?
ブックオフ跡に何か入るのか?クワトロは存続するのか!?

※PARCO復活して欲しいなぁ~



さてさて、4Fに上がって入場。階段で5Fに上がって客席を覗いたら…
ステージ上は無人。楽器のみ鎮座している状態。

どうやら、ザ・ウェスタン・キャラヴァンが終わった後の模様。
ワンドリンク飲んでる間にホットハウス・フラワーズが登場。

嬉しかったのが客席が満員だった事!

フジロックではステージングこそ最高だったが、客数は寂しかった…
なんて話を聞いてたから、ホットハウス・ファン健在の思いを強く
しましたよ。



リアム・オメンレイが率いるホットハウス・フラワーズ。

ギターはフィアクナ・オブレナン、アイルランドの弦楽器ブズーキは
ピーター・オトゥール、ウッドベースはマーティン・ブランスデン、
ドラムはデイヴ・クラーク。

客席に挨拶してピアノ前に座るオメンレイ。
サイズアップしているし、ハット被ってるし、ヒゲ生えてるしで、
まるでリオン・ラッセルのよう。

一曲目はピアノ弾き語り。
アイルランドのゲール語だ。「An Raibh Tu Ar An gCarraig」。
いきなりシブい!



二曲目はセカンドアルバムからアップテンポ・チューン。

リアム健在!

スピリチュアルな雰囲気さえ会場に満ちていた。

サードアルバムから「That Is It(Your Soul)」が演奏されると、
前にいた女性が感激したように小さく手を叩いた。

私も同じ思いだ。
ホットハウスの一番好きな曲かも知れない。感無量…。

ピアノから離れ、ステージ中央に乗り出したリアム。日本の盆踊りか
カチャーシーのような手つきを見せる。



無精髭で長髪はボサボサ、しかも前ボタンなしのゆったりした水色の
不思議な服、しかも裸足。
リアム、ちょっと尊師(グル)みたい…と思った。

動きもユーモラスで、足が伴った時など「シェー」のポーズの如し。
客席からは少し笑いが漏れた。

リアムは気にする素振りもなく、笑顔で動き続ける。
猿田彦イベントの時よりアジアの「間」と「気」を体得してるじゃ
ないですか!!

バラード系の曲も力強く染み入ってくる。
「Warter」、そして訴え掛けるような「You Can Love Me Now」。

アップテンポ曲でもバンドはナチュラルにウネり、メンバー皆で歌う
コーラスもイイ!

リアムもノリノリ。
「アリガトウ!」などなど何度も日本語MCを披露した。



客席には白人ファン(アイリッシュ?)いたが、この人達も心底
楽しんでいる。
満員ファン全てが心の底からバンドを愛している、それが分かる
素晴らしい公演だ。

やっぱリアム凄いわ。見た目オヤジになってて不安とか、色々と
言ってゴメン!

驚いたのが「パープル・レイン」のカバー。
ピアノを弾きながら、おもむろに歌い出したリアム。
私は「ホットハウスがプリンスをカバー!?」と少し狼狽。

もっとも歌唱も演奏も素晴らしかったので、これは私が変な思い
込み抱いてたのが間違ってたって事か…。

途中、各メンバーの見せ場(単独ソロ)あり。
ギターもズブーキも素晴らしい演奏。古き欧州の良さと、現在の
プレイヤーの瑞々しさの相乗効果がキています!



ドラムもタムを多用するシンプルなソロ。でも、それがバンドに
合っている。

いずれもソロが盛り上がった所で観客からの拍手が飛んだが、
ウッドベースのソロには拍手のタイミングが掴めなくて悪い事
しちゃったなぁ。

そうこうしてるうちに、曲は皆お待ちかねの「Don't Go」。
これが楽園ムードを加えたアレンジで、ちょっとしたトロピカル・
カーニバルみたいなノリで盛り上がった!



最後、ステージ前方に歩み出たメンバー全員が横並びで手を繋ぎ、
一斉に何度も頭を下げて挨拶。
ファンは大拍手。

正直、2ndからもう1~2曲、3rdからアルバムタイトル曲
「Songs From Rain」を演奏して欲しかったが。
そこまで言ったら贅沢か。

ホットハウス・フラワーズが本当に良いバンドだって再認識でき
ただけでも大収穫ですよ…。



袖に消えるメンバーを見て、帰る人もいたが勿体なかった。
ダブル・アンコールやってくれたんだよ!
※個々の事情で泣く泣く帰った方も居るでしょうけどね…

アンコールはスローな曲。
リアムが「古くからの友達だ!」と紹介したギターのフィアクナ・
オブラニアンがゲール語で歌う。

ダブルアンコールはフィアクナ・オブラニアンが手元からシュッと
小さな何かを取り出した。

ティン・ホイッスルだ!

リアムは革張りの手持ち太鼓を構えている。
アイルランドの民族楽器「バウロン」だ!!

そこから始まったのは、モロにアイリッシュ・フォーク!
アップテンポなダンスチューンにファンは手拍子、私は足も踏み鳴ら
して歓声を上げた。

コレですよ、コレ!!

これもアイリッシュ・グループの醍醐味ですよ!
全員ほぼオールラウンドで歌って演奏できる、音楽と一体化して
生活がある。その最高峰にプロがいる!


結局、21時半終了の予定が22時半になっていた。
さすがにここまでかと思ったら、終演後に待っていればサイン会に
参加できるという!(さすがに撮影と会話はNG)

私も並びたかったが既に結構先約あり、家に家族も待ってるので、
あきらめました。



ホットハウスフラワーズ、やっぱり良いバンドです。
他にもライブで聴きたい曲が一杯あります。

Tシャツも売り切れてたし、満員だったし、熱心なファンが盛り上が
ってたし、公演は成功と言ってイイでしょう。

また来てほしいですね。近い時期にね!

一足早く阿佐ヶ谷七夕を見物(2)

2018年07月31日 | 生活
アーケードを途中まであるくと阿佐ヶ谷ロフトが。

本日の予定を見ようとしても何も出てない。



思えば8月も片渕監督が参加する「この世界の片隅に」イベントが
あるんだよな。

この世界に至る道…的な。ドラゴンへの道…的な。
これが例によってチケットが一瞬で売れて、私は買いそびれた訳で。



それを思い出してトボトボ歩いたのですが。
まぁ、ユニークな飾りが私を癒してくれました。

金正恩とトランプなんて、時勢を汲んだチョイスです。



お亡くなりになった鉄人・衣笠さんも登場です。まだ耳に新しい
訃報ですもんね。

それぞれ自分の心にある偉人、話題の人物、キャラクターを選ぶ
事が出来るのがイイですね。



こちらは「ぐでたま」だが…、そんなにグデっとはしてない。
結構しっかりしてらっしゃる。

ここらで腹が減ったとアーケード内の飲食店をあたったが、魚料理
店は混んでて諦め。(高齢者には譲らんとのう…)



食べログで見てハンバーグ専門店に行きました。

阿佐ヶ谷食堂「山本のハンバーグ」。これが大当たりでした。
とってもイイお店です。



まず接客が素晴らしい。

ホールもキッチンも皆さん明るく声が出てる。料理待ってる間にも
「もうすぐ出来上がりますからね」と教えてくれる。

マネージャー・クラスから若い女性まで同じような接客。素晴らしい。



私は定番「山本ハンバーグ」を注文。ライスとサラダ、味噌汁が付い
ています。

まずは新鮮なサラダ。さらに野菜ジュース。
…といってもグレープなど果汁が入ってるから甘くて美味しい。



箸で切る感覚のハンバーグ。
真ん中で切ると肉汁とチーズがトロリと現れます。これは生唾もの!

細い白パスタ、ゆで卵、ジャガイモ、ししとう…とサイド物も充実。

美味しくいただいて会計終わったら、ホールの女の子がドアを開けて
見送ってくれました。千円ちょっとの金額で、そこまでして貰うのも
申し訳ないと思うくらい、素敵で爽やかな接客でしたよ。



持ち帰った「たいやきの開き」は主旨(?)通り家の壁に引っ掛けて
しばらく鑑賞いたします。

家族の分も買ったので、皆で味を楽しみたいと思います。



玄米ドリンクも堪能。
次、廣島レモネードを飲むのも楽しみです。

本来ならユジク阿佐ヶ谷で上映されてる「この世界の片隅に」を
見たいんだけど、今日は夜からコンサートなので、帰って一休み
して再出発としたいです。

のんシガレッツ以来の渋谷クラブ・クワトロ!

先日のフジロックでも評判が良かった「ホットハウス・フラワーズ」。
アイリッシュ・ソウル炸裂が楽しみだ!

一足早く阿佐ヶ谷七夕を見物(1)

2018年07月31日 | 生活
毎年阿佐谷のアーケード、パールセンターで行われる七夕まつり。
今年は第65回で期間は8月3日~8月7日なのですが。



Twitter「この世界の片隅に」関連で、たい焼き「ともえ庵」さんが
一部(広島関連)商品の売り上げ全額を呉市豪雨災害へ寄付されると
知りましてね。

しかも、それが7月一杯と聞いて、足を運ぶことに致しました。



JR阿佐ヶ谷駅で降りて南口から阿佐ヶ谷パールセンターへ。
昔けっこうウロウロしたところです。

最近では「阿佐ヶ谷ロフトA」でのイベント関連で時々来てます。



すでに結構な数の吹き流し飾ってあります。色鮮やかです。

本チャン前だから通りも混雑もしてないし、製作途中の物が降ろして
あったりします。それを眺めながら歩くのもオツってもんです。



犬の白いモコモコ部、スプレーで吹きかけてました。

キャラクターは毎年の流行りや出来事に因んだ造作が飾られるので、
毎度なかなか興味深いです。
※私はピカチュウを阿佐ヶ谷七夕飾りで知りました。



逆光で見辛いけど、ハン・ソロの相棒チューバッカですね。

アーケードが自然光を取り込む形ゆえ、なかなか上手く撮れてません。
ゴメンナサイ。



たぶん、すみっコぐらし。

ここ数年、定番になってる流行ものですね。
可愛くて、我が子もハマっておりました。



こちらは、NHKの新しい人気キャラ=チコちゃん。

毒舌のCGキャラ。動きも凄いと評判。
「ボーっと生きてんじゃないぞ」というコメントも提がってます。



こちらはネコ耳少女?全体からすると珍しい美少女系。
「けものフレンズ」のキャラクター?違うかなぁ。

まぁ、サーバルさんじゃないのは分かりますが…。



見ても全然わからないキャラも…。

私が流行に疎くなったのか。まぁ、もともとが疎いのですが。



そしてアーケードも半ばまで来たところで、見えて参りましたよ。
たい焼きの飾り物が!

阿佐ヶ谷の名店たい焼き「ともえ庵」さん。



飾り物は一部に白い紙が貼られており、まだ完成していない様子。

ヒレや尻尾は出来てる気がしますが。
このあと口や目が入るって事でしょうか…。



失礼ながらお店自体は余り大きくはない。

でも、店頭から漂う香ばしい臭いはタイヤキ好きには堪らない物が
あるでしょう。



店頭にはすずさんラムネ。
そして、広島関連の飲み物などが陳列されてます。

※生憎すずさんラムネは非売品でした。



もっとも、別途入荷されて売り出す予定もあるなんて話も出ている
そうです。

そうしたら是非、買いたいですねぇ。
※例によって勿体なくて消費できないパターンですが。



「かき氷と、ラムネで広島県呉市を応援!」の文字も。
実際は「玄米ドリンク」や「廣島レモネード」も対象商品で。

私は持ち帰り用にはそちらを購入しました。



なお、玄米ドリンクは麹入りだから「香ばしい甘酒」みたいで
美味しかったです。

私は夏バテ防止で時々甘酒飲んでるから違和感なし!



その場で食べる用は、たいやき。
表面パリパリ。中は、たっぷり餡子。

所謂しっぽまでアンコが入ってるってやつです。



あったかいまま噛り付く。ハフハフ食べる。美味!

あとは、広島大長レモンのかき氷を注文。
甘目は少なくしてあるという、レモンかき氷サッパリしてて
美味しかったです!



たいやきの甘さが口に残ってるトコロをレモンかき氷の酸味で
スッキリさせる。

良いコンビネーションです。なにより、かき氷の盛りが凄い。
※容器自体は小ぶりなれど、この盛りで丁度イイのです。

あと、おみやげに「たいやきの開き」2枚を購入。



再度アーケードの飾り見物と決め込んだのでした。

でもイキナリ「誰だか分からない」キャラクターに遭遇。
カワイイ等身の乙姫さまかな?

(続く)