あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

東京アニメセンター「アニメと鉄道展」を見に行った(3)

2018年07月26日 | アニメ・特撮
最後のコーナーではホンモノの鉄道展示が展開されてます。

鉄道会社の協力により、「ヘッドマーク」や「方向幕」の実物公開。



なつかしの「つくばエキスポライナー」です。

ヘッドマークにも年季が入ってますよ。



これまた懐かしい寝台特急「みずほ」のヘッドマーク。

おもに寝台特急の物が飾られてましたね。



これまた寝台特急「はやぶさ」。

さらに「カシオペア」など、数々のヘッドマークがありましたよ。



そして「方向幕」。

写真だとライトに比較して周囲が暗くなってますが、ボディは
鮮やかな青です。

方向幕はもう1つ展示されてましたよ。



鉄道模型も展示されている。

KATO、TOMYTECHというトップブランド協力でゲージ
展示・公開が行われてます。

さすがにガラスケース入りですけど、エヴァンゲリオン・エクス
プレスの展示もありました。



出口近くには有名絵師が描いた鉄道関連イラスト。
※つか、萌えキャラ。

最後、シールをゲットして退場。



市ヶ谷案内マップ(もちアニメ絵)も貰って街をウロウロ、昼食を
摂りましたよ。

※カレー屋さんに行きました。



このマップは食べ物屋さんや名所満載で使い勝手よさそう。

次来る時には最初から持参して活用したいですねぇ。



【アニメと鉄道展】
開催期間:2018年7月13日(金)~8月19日(日)

入場料:
中学生以上 1000円(税込)/小学生 500円(税込)
/定期券 1500円(税込)



アキバ時代のアニメセンター閉鎖では「必ず他の場所で再オープン
致します」なんて張り紙ありましたが。

スイマセン、ちょっと再オープンは半信半疑でした。
ジャンプ漫画の「〇〇先生の次回作に御期待を」とかいう文言を
思い出しちゃったもので…。



それだけに今回のイベントは凄く嬉しかったですよ。

次回、素晴らしい催事の機会があれば…「また行ってみたい」と
感じました!

東京アニメセンター「アニメと鉄道展」を見に行った(2)

2018年07月26日 | アニメ・特撮
「機動警察パトレイバー」

なんで鉄道アニメとして登場?



ついそう思ってしまうが、劇場版第2作の「幻の新橋駅」など鉄道ファンも
納得の出来だったって事でしょう。

凄腕ジオラマ作者が、パトレイバーの世界をジオラマで再現しています。



鉄道ファンも作品ファンもどちらも見ごたえのあるジオラマは必見。

グリフォンと対峙するイングラム。
※脇に鉄道!背後に鉄道!!



その細かさ、架線まで再現してある緻密さは一見の価値あり!!

さすが凄腕ジオラマクリエイターです。
※まるで本物のよう!



最後は高田明美さん絵の「特殊車輌二課」のイラスト。
これも嬉しい。

※そりゃ、ゆうきまさみ氏の絵に馴染み深い私ですが、今回は
「アニメ展」ですからねぇ…。



そして「貴重な原画や絵コンテと共にアニメと鉄道の世界を体感する」
コーナーです。

「この世界の片隅に」です。



観覧順でいえば実質トリじゃないか!

「鉄道描写と日常」の謳い文句に違わぬ展示。



片渕須直監督が徹底的に調べ上げた鉄道の描写…。

もはや当たり前だが、敬服するしかありません。



すずさんの嫁入りで描かれた、広島から呉へ向かうシーン…

すずさんが周作さんに帳面を届ける道中に登場する頭上の鉄道…。



レイアウトや場面写真で展示してある。

ファンなら堪らない展示です。もう、こういうの込みな作品なの
ですから。



「広島駅」

すずさんが、呉へ嫁に行く時に乗った駅。
※しかし、ホームより、すみちゃんの姿に目が行く私…。



地下からのホーム移動が可能だったとか、昇降機があっただとか、
よく調べてあります。

柵が分からず苦労したとか…。



「呉駅」

細かく書き込むところ、そして省略するところ。
普通の絵でも全て描くと窮屈になるから、ここは資料云々以前の技巧の
要素もあると思います。



何時にどのホームから出たとか、調査と設定が細かい。

客車の等級も…。
それに合わせて人物の雰囲気が描き分けされてるよね。



見えてないところも見える気がする。

車内に入り、上の網棚に荷物を上げる乗客、壁面に設置された灰皿を
使う紳士の姿など…。



ホームや汽車のみならず駅舎の様子も。

駅前に停まってるバス、空間全体を覆う箱型の赤い線は?
※立体を型取ってるがパースを合わせてる様には見えないなぁ…。



改札を通る、すずさんら浦野家のみなさん。
音に身をすくめるすずさん。あまり動じない他の方々。特にお母さん。

当時、鉄道職員に女性が採用されていた説明も…。



街並みの遠景。
川にかかる橋が鉄道用と車道・歩道用で並んで掛かっているという事か。

山並み、鉄塔、街の建物…それらに混じってサラリと描いてありますよ。



「監督自らが徹底した調査を行った本作品は、当時の日常生活に入り込む
ような圧倒的没入感っを観客に与える」という催事コメント通りの展示。

パネルの大きさと言い、圧倒的な存在感を醸し出しておりましたよ。

(つづく)

東京アニメセンター「アニメと鉄道展」を見に行った(1)

2018年07月26日 | アニメ・特撮
秋葉原UDXビルにあった東京アニメセンターが2016年7月に閉館、
2017年10月28日に市ヶ谷で再オープンした事は弊ブログでも伝え
ておりますが。



市ヶ谷外堀通り沿いに移転した場所へ行こう行こうと思いつつですね、

なかなか機会がなかったんですよね。



今回、雑誌「旅と鉄道」の特集誌「アニメと鉄道」をリアルに体験できる
「アニメと鉄道展」が催されると聞き、「銀河鉄道999」などの展示が
あるという情報を得ましてですね



さらに、その中で「この世界の片隅に」の展示もあると聞きましてね

遂に市ヶ谷外堀通り沿いのDNPプラザB1Fへやって参りましたよ!



地下鉄南北線の市ヶ谷から徒歩1分ということだったが、出口を間違えて5分
以上掛かってしまった。

※DNPって大日本印刷さんの事だったんですね!



1階は普通に印刷物、プリントモノの紹介をスマートにやってるスペース。
脇の階段を下りると、アニメ展示コーナーがありました。

近々に行われるアニメ関連イベントのチラシも置いてありました。



「いのまたむつみ展」は有楽町マルイのイベントスペースにて開催されてる
のだが、やはり「美の女神」だけに会場を超えて宣伝されている。

モニター数台には新旧アニメの名シーンが…。
まぁ、「メガロポリス」関連で出崎版「ジョー」のハイライトを流している
感じかなぁ。



催事場の入口で「アニメと鉄道展」のチケット購入。
大人1,000円。

キップを模した入場券で、厚さも充分。なんとその場でスタッフさんが鋏を
入れてくれましたよ!昔ならがらに「パチン」とね!



入ったら、いきなりメーテルのお出迎えです。
鉄道が出てくる名作とくればコレ、「銀河鉄道999」!

「鉄道と私」を語る松本零士先生のコーナーです。



そして「笑ゥせぇるすまんNEW」!!
(藤子スタジオ/笑ゥせぇるすまんNEW製作委員会)

そうきたか!!



鉄道車両の中で喪黒福造と遭遇する男性…という回あり、それをピックアップ
している模様。

しかし「ドーン!!」と大アップな主人公のインパクトは強力で。
改めて藤子A先生の凄さを再認識いたしました。

※ヘタすりゃ全展示物中、最高の衝撃だもの…



その向かいには今回の展示作品一覧が。
やはり「この世界の片隅に」の絵を見るとグッとくる。

私にとって「動くすずさん」はこの人なんですよ…。



奥に入れば「ラブライブ!サンシャイン!!」のコーナー。

多数のキャラと、ペイントされた列車が実際に走っている映像あり。
※この大画面は中々の迫力でした。



アニメ「ISLAND」「踏切時間」「ちちぶでぶちち」のパネル先に、いよいよ
「パトレイバー」のコーナーが。

※西武鉄道オリジナルアニメ「ちちぶ…」も興味深かったが、やっぱりね…



「機動警察パトレイバー」(HEADGEAR}は別格なのよね。

実際、展示物もこの辺から凝りっぷりが凄くなってるんですよ。

(続く)