長寿番組『笑点』などで長きにわたって活躍してきた、落語家の
桂歌丸師匠が2018年7月2日お亡くなりになってしまった。
81歳だが、落語家としては現役の年代、その死を惜しむ声は多い。
歌丸師匠は、2016年に同番組の大喜利コーナーの司会者を退いた
後も高座には上がり、入退院を繰り返しながらも落語家として
活躍を続けていたのだが、遂にその歩みが潰えてしまった…。
先代の三遊亭圓楽師匠から笑点の司会者を引き継いだ歌丸師匠。
退いだ後も、終身名誉司会者として番組に顔は出されていた。
同業者コメントでは聞く喜久翁師匠の「奢ってもらったことが
ありません」みたいなものが噺家らしくて良かったが
公私ともにお世話になっている元の楽太郎さんが涙ながらに言う
「ジジイ、早すぎるんだよ」も染みた。
楽太郎→圓楽への襲名式には歌丸師匠は仮退院して出てきてくれ
たもんねぇ。
しかも体調不良が伝えられ、表舞台から遠ざかってた談志師匠も
現われて、放送禁止用語まみれの口上を語ってくれたという。
それを見た歌丸師匠は「談志さんが生きてたのが何より嬉しい。
ついでに圓楽さんおめでとう」って言ったってのが最高だった。
※「談志さんが…」は本音も本音だったろうが
楽太郎時代に談志師匠にもハマってたからある意味で凄く幸せな
襲名披露だったと思いますよ…。
歌丸×談志は若いころから認め合ってる部分もあったでしょうし
「二人会」みたいな落語会を見に行ったこともありますよ。
国立演芸場で、中トリが談志師匠。
「笑点好き」の善良なお客さんは談志師匠の毒あるクスグリに
反応せず、談志師匠は思いっきり「抜いて」帰っちゃいました。
トリに登場した歌丸師匠が「いけませんねぇ、あんなに客さんに
失礼な事を言って帰るなんて…」とボヤいてると、後ろの襖が
ガラリと開いて、ワイシャツ姿の談志師匠が!
※いかにも着替えてる途中の着崩した姿…
ニヤニヤ笑う談志師匠を「なにやってんですかアナタ!ダメで
しょ、もう!」と、たしなめる歌丸師匠…。
私は大喜びで拍手喝采、そのまま二人でトークぐらいやって
欲しいぐらいだったんですが、歌丸師匠は「もう、さっさと
お帰んなさい!」と続け、談志師匠は襖を閉めて去っちゃい
ました…。
まぁ、しかし滅多に見れないシーンにお目にかかれましたよ。
なによりあの襖が開くとは思わなかった!
あれも談志師匠との信頼関係あればこそ…だったんですよね。
※地方興業とかじゃ皆で相当ヤンチャやったという話だし…
歌丸師匠、ありがとうございました。
先に天国に行った笑点の皆さんと楽しくワイワイやって下さい。
そして、戦争体験者として「戦争を知らない政治家が戦争に
触れるな」と怒りを込めて語っておられた歌丸師匠。
高畑勲さん同様、歴史の証人が亡くなってしまわれましたが、
その意思は継いでいきたいと思います。
※正直、翌日の号外で「歌丸師匠、生き返る!」とか出ないか
ちょっと期待したもので御座います…
桂歌丸師匠が2018年7月2日お亡くなりになってしまった。
81歳だが、落語家としては現役の年代、その死を惜しむ声は多い。
歌丸師匠は、2016年に同番組の大喜利コーナーの司会者を退いた
後も高座には上がり、入退院を繰り返しながらも落語家として
活躍を続けていたのだが、遂にその歩みが潰えてしまった…。
先代の三遊亭圓楽師匠から笑点の司会者を引き継いだ歌丸師匠。
退いだ後も、終身名誉司会者として番組に顔は出されていた。
同業者コメントでは聞く喜久翁師匠の「奢ってもらったことが
ありません」みたいなものが噺家らしくて良かったが
公私ともにお世話になっている元の楽太郎さんが涙ながらに言う
「ジジイ、早すぎるんだよ」も染みた。
楽太郎→圓楽への襲名式には歌丸師匠は仮退院して出てきてくれ
たもんねぇ。
しかも体調不良が伝えられ、表舞台から遠ざかってた談志師匠も
現われて、放送禁止用語まみれの口上を語ってくれたという。
それを見た歌丸師匠は「談志さんが生きてたのが何より嬉しい。
ついでに圓楽さんおめでとう」って言ったってのが最高だった。
※「談志さんが…」は本音も本音だったろうが
楽太郎時代に談志師匠にもハマってたからある意味で凄く幸せな
襲名披露だったと思いますよ…。
歌丸×談志は若いころから認め合ってる部分もあったでしょうし
「二人会」みたいな落語会を見に行ったこともありますよ。
国立演芸場で、中トリが談志師匠。
「笑点好き」の善良なお客さんは談志師匠の毒あるクスグリに
反応せず、談志師匠は思いっきり「抜いて」帰っちゃいました。
トリに登場した歌丸師匠が「いけませんねぇ、あんなに客さんに
失礼な事を言って帰るなんて…」とボヤいてると、後ろの襖が
ガラリと開いて、ワイシャツ姿の談志師匠が!
※いかにも着替えてる途中の着崩した姿…
ニヤニヤ笑う談志師匠を「なにやってんですかアナタ!ダメで
しょ、もう!」と、たしなめる歌丸師匠…。
私は大喜びで拍手喝采、そのまま二人でトークぐらいやって
欲しいぐらいだったんですが、歌丸師匠は「もう、さっさと
お帰んなさい!」と続け、談志師匠は襖を閉めて去っちゃい
ました…。
まぁ、しかし滅多に見れないシーンにお目にかかれましたよ。
なによりあの襖が開くとは思わなかった!
あれも談志師匠との信頼関係あればこそ…だったんですよね。
※地方興業とかじゃ皆で相当ヤンチャやったという話だし…
歌丸師匠、ありがとうございました。
先に天国に行った笑点の皆さんと楽しくワイワイやって下さい。
そして、戦争体験者として「戦争を知らない政治家が戦争に
触れるな」と怒りを込めて語っておられた歌丸師匠。
高畑勲さん同様、歴史の証人が亡くなってしまわれましたが、
その意思は継いでいきたいと思います。
※正直、翌日の号外で「歌丸師匠、生き返る!」とか出ないか
ちょっと期待したもので御座います…