有田芳生の『酔醒漫録』

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高島平でホタルを観賞

2009-06-22 06:06:54 | 東京・板橋

 6月21日(日)090621_18410001 大山の事務所で雑務。高島平図書館で「ピースアクション板橋」主催の講演会に出席。講師は高田健さんでテーマは「憲法と自衛隊の海外派兵問題」。参加者は地元を中心とした中高年。憲法や安保の問題を若い世代に継承する経路はどこにあるのだろうか。選挙の課題でもある。新高島平へ。板橋区ホタル飼育施設でBS11「にっぽんサイコー!」の取材。板橋区職員で理学博士でもある阿部宣男さんが、21年にわたってホタルの飼育をここで行ってきた。夜間特別公開のこの3日間。土曜日の来訪者は2888人。ホタルはなぜ消えていったのか。コンクリートによる護岸や外来動植物の輸入などにより、戦後日本がいかに自然を破壊してきたかに愕然とさせられる。子供のころに嗅いだ自然の臭いに涙腺が緩む。幼児から大人までがつかの間のホタル観賞。日本全国にホタルを復活させることは可能。それもまた行政や政治の課題なのだ。117億円の「アニメの殿堂」よりも、もはや手遅れに近い自然復興こそをと熱望する。ホタルを皮膚感覚で経験した人たちの感嘆の声を聞けば、そう願うのはしごく当り前のことだ。今回の公開はゲンジボタル。7月18日から20日にはヘイケボタルが公開される。