有田芳生の『酔醒漫録』

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巨星逝くーー上田耕一郎の想い出

2008-10-31 06:18:40 | 人物

 10月30日(木)20081031k0000m010027000p_size4 人生には忘れることのできない1日というものがある。誰にも限りある一生。思いある人の逝去は重い。定例役員会を終え、信濃町で知人と打ち合わせをして駅のホームに立っているときのこと。上田耕一郎さんが亡くなったという知らせが届いた。衝撃だった。昨年からの病状は聞いていた。「そんなに早くということはないよ」とご自宅で会った知人からそう知らされていた。とはいえ気になったのでお手紙を書いたのは、まさに勝手な不肖の弟子だったという自覚があったから。想い出を書けば切りがない。

 ヘッドオフィスに戻り、「わが師・上田耕一郎さんご逝去の報に接し、衝撃を受けています」にはじまる弔電を書き、携帯電話でご自宅に送る。そもそも17歳の高校生時代から上田さんの人格、理論に魅かれてきた。上京して個人的な交流が深まった。関係が切断される道は小田実さんとの対談を担当したあとからのこと。査問されたとき「君はくよくよするタイプか」と聞かれたので「そうです。どうすればいいんですか」と聞くと「そういうときはほかのことを考えるんだよ」とアドバイスされたこともある。

 昨年の参議院選挙が終わったとき、わが共産党経験を新書で書こうと思ったことがある。私が20代から30代にときどき書いていた日記には上田さんとの会話内容が詳しく記録されている。私的精神史を掘り起こそうと考えたのだった。体調が悪化している上田さんの存命中に読んで欲しいと思った。しかし新党日本の副代表としての肩書きがあるいまはやめるべきと判断したのは昨秋のこと。いつかきっと書く。

 神保町で上田さんの最後の著作『人生の同行者』(新日本出版社)を入手。対談相手は小柴昌俊さん、鶴見俊輔さん、小田実さん。「萱」で焼酎を飲み、バーで赤ワイン、さらに「北京亭」でビールを飲み、上田さんを独りで偲ぶ。「アリタさん、このバーボンが美味しいんだな」と「ワイルドターキー」を教えてくれたのは、私が職場を追われたあとで誘われた国立のご自宅でのこと。二階の書斎の机上には「朝日ジャーナル」の巻頭に書いた私の記事が置いてあった。

 あるとき共産党幹部から「このままでは上田さんがミヤケン(宮本顕治氏のこと)に切られてしまう」と私の編集者時代の仕事をたしなめられたこともあった。小田実さんとの対談が問題とされたあとのこと。赤城宗徳元防衛庁長官との対談を企画したときの想い出である。ネットから削除していた「上田耕一郎という〈私の大学〉」をここに再録する。実は党を除籍されてからの後日談がある。いまは書かない。

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月から見る地球は親指に隠れる

2008-10-30 09:16:11 | 映画

 10月29日(水)081029_12520002 統一教会信者の福本修也弁護士が代理人となった訴訟の判決が10月31日に東京地裁で言い渡される。「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝氏が八木秀次氏を訴えた裁判だ。原告側が記者会見を行い、福本氏も出席する予定。日時は次の通り。10月31日(金)午後3時から文京区本郷4-37-20 ホテル機山館会議室。朝の訴えは西台駅。いつものスタッフに加えて、視覚に障害を持つKさんが参加してくれた。そのうち「板橋勝手連」のKさんも登場。若いボランティアに宣伝物配布の方法を教示してくださった。さらに大学教員のWさんも顔を出してくれる。うれしいかぎり。そんなエネルギーに影響されて、白地図を塗るように「辻説法」。ジムで泳ぎ、「ザ・ムーン」を見る。人類で月に立ったのはたった12人。はじめて月に行ったアポロ11号のドキュメントを中心にした映像は感動的。月から見た美しい地球は親指に隠れるほどの大きさ。宇宙のなかの地球。そこに生きる〈わたしたち〉は何と小さなものか。この身体も宇宙の一部かと思えば、人生の瑣事などくだらないこと。そう思わせる映画はすごい。アメリカにいる長女から電話。何と大雪で、しかも雷が構内に落ちたという。この日本も冬に向かいつつある。

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加藤登紀子の「ほろよい物語」を聴く

2008-10-29 06:13:11 | 人物

 10月28日(火)081028_11500001 加藤登紀子さんの「ほろよい物語」というアルバムを聴きながら。「第1話」は「それは〈サヨナラ〉からはじまった」。「美しき五月のパリ」「ゲバラ・アーミオ」が心に染みる。統一教会の弁護士話はとりあえず週刊誌に任せるとしても、書こうと思えばテーマはいくらでもある。たとえば文鮮明教祖の不時着にまつわること。統一教会は文教祖のヘリコブター事故にかこつけて「同死同苦実体復活特別摂理」という名目で献金集めを行なっていた。目標は一家庭120万円。もちろん達成出来ない信者が多く、期間を延長。相も変わらぬ金権体質で信者は苦労している。埼玉県に近い板橋区をくまなく回る。誰もいないなと思いながらマイクを持てば、路地から何人もの方々が顔を出してくれる。短い「取材」をそこで行う。そうした繰り返し。民主党小沢一郎代表からアドバイスされた方法はまさに有効だと日々実感。大山の事務所で支援者と会い「あおい珈琲店」で打ち合わせ。電車のなかで牛村圭さんと日暮吉延さんの『東京裁判を正しく読む』(文春新書)を読む。「戦後日本史のなかで考える」(第四章)で木村久夫さんに言及しているからだ。歴史の真実を明らかにする仕事はいつになれば書けるのか。ふと逡巡しつつも、いまは現実政治に没入する。夜は上板橋で支援者と懇談。

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法務省も困った福本修也〈統一教会信者〉弁護士

2008-10-28 09:17:30 | 新党日本

 10月27日(月)081027_15190001 さて福本修也〈統一教会信者〉弁護士である。検事時代に信者であることが発覚、法務省内部で大問題になったことがある。保岡興治前法務大臣との関係など詳細の公表は先送りする。なぜなら週刊誌が記事にする動きがあるからだ。ここでは一点だけ書いておく。稲見友之(保岡氏の同級生)弁護士が所長を務める平河総合法律事務所から福本弁護士が独立したのは、折り合いが悪くなったからだという。稲見氏が教団の顧問弁護士になったのは保岡氏に頼まれたからであって、非信者の稲見氏にとっては統一教会員の福本弁護士は好ましくない存在だったようだ。

 本蓮沼の駅でマイクを持っていると耳が痛くなるほど寒かった。ときどき身震いするほどだ。ついこの間まで汗が滴っていたのに、いまや季節は大きく回転してしまった。ところが昼前になれば話をしていても汗ばむほど。いくつかの新聞社から解散時期についての情報が寄せられた。選挙がいつになろうとも「信じられる日本」という目的実現のために奮闘するだけ。夜は表参道のジムで泳ぐ。電車で座っているといつしか居眠り。「ねずみ講」のような資本主義が破綻することは、もしかしたら近代の終焉を経験しているのかもしれない。

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霊感商法に御用心!

2008-10-27 05:40:27 | 統一教会

 10月26日(日)081026_11310002 第17回の高島平まつり。BS11「にっぽんサイコー!」の取材。老若男女に「不安」を聞いて歩いた。給料や年金は上がらない。ところが物価は上がるばかり。みなさん家族旅行や衣料品を我慢していることで共通。食品が高くなっていることへの不満がいちばん多かった。とくにお年寄りたちは50円、100円の値上げをした商品を買うことを我慢しているという。50年も営んでいる魚屋さんは「値上げしたのね」の一言でいつもの買い物をしないお年寄りの姿が哀しいと語った。「だから政治を変えなくてはなりません」と力強い言葉をいただく。ホスピスに携わる徳永進さんの言葉を味わう。「思いもかけないことに現場は出会える」。

 11月15日に東京・調布にある味の素スタジアムで午後2時から6時まで統一教会系の集会が開催される。文鮮明教祖の3男である顕進氏が主催するGPF(グローバル・ピース・フェスティバル)だ。動員目標は5万人。顕進氏は「あっと驚く様な人物を連れて来る」と豪語、信者以外の一般人から3億円の献金を集めることを日本統一教会に指示したという。ところが文教祖は5億円集めるように修正。もちろん一般社会から集まるはずもない。信者の負担といっても、それも困難。いまも続く霊感商法がさらに増えることに注意しなければならない。

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福本修也〈統一教会信者〉弁護士からの削除要請を嗤(わら)う

2008-10-26 09:20:42 | 新党日本

 10月25日(土)なかなか手ごわい神経治療のために歯科。アメリカなどには専門医もいるそうだ。しかし、1日に治療できるのは5人ほど。時間がかかるのだ。忙中閑あり。次女の学園祭へ。若い人たちには笑顔が似合う。ダンスを踊り歌うのを見てから池袋「おもろ」。店内には私と新党日本のポスター。ある詩人も自宅前にポスターを貼ってくれたという。神保町「家康」からも店内と店先に貼ったとの電話あり。

 NTTコミュニケーションズから配達記録が届いた。書類のタイトルは「侵害情報の通知書 兼 送信防止措置に関する照会書」。役所や法律も同じだが、どうしてこんな一般になじみない日本語を使うのだろうか。居丈高に「7日を経過してもあなたから送信防止措置を講じることに同意しない旨の申し出がない場合、当社はただちに送信防止措置として、下記情報を削除する場合がある」とある。到着した25日から7日だから10月31日を過ぎれば一方的に日記を削除しますよということなのだろう。「自主的に下記の情報を削除するなど」すれば「差し支えありません」ともある。

 ふーん。何が問題だというのか。「請求書が主張する、権利侵害されたという侵害情報の指摘箇所(マーカー部分)」と書いてある。はてさて、とそこを見る。このブログの9月27日付けは「〈絶対にガンガ治る〉という統一教会員」というタイトルだ。マーカー部分を引用する。「あちこちで暗躍する元検事の現役信者F弁護士がここでも動くのだろうか」。何だこれっ。イニシャルで配慮していたのになあ。さらにコメント欄にマーカー。

「〈あちこちで暗躍する元検事の現役信者F弁護士〉ですが、第二東京弁護士会のサイトに文鮮明の言葉を堂々と掲載しています。これは問題だと思います」。そこをたどればこの弁護士は「大義に立つ勇気の道は生涯の勝利を招く」を「座右の銘」(「いつも身辺に置いて日常の戒めとする言葉」のこと。『明鏡国語辞典』)としている。ちなみに文鮮明教祖の言葉は1978年12月1日のもの。事実だからまさに問題なのだ。

 はてさてこの依頼人とは誰か。「信仰上のプライバシー権 名誉棄損」だから削除せよというのだが、誰が依頼したのかは具体名としては明らかではない。書類下段には「発信者へ氏名を開示して差し支えない場合は、左欄に○を記入して下さい」とあるのに、○をしないから誰からの苦情かはわからないようになっている。では明らかにしよう。

 F弁護士こと福本修也(ふくもとのぶや)氏なのである。1988年に韓国で行われた合同結婚式に参加している。公表する文章をよく読めば「当職」とあるから削除依頼は御本人。まさしく「頭隠して尻隠さず」。荻窪で水面下で陰謀的に進んでいるある「事件」でも暗躍していることは、警視庁公安部、さらには荻窪署関係者からもすでに取材済みだ。実は法務省関係者からも「たれこみ」があった。霊感商法をいまでも行う反社会的集団である統一教会の文鮮明教祖の言葉を「座右の銘」とする弁護士は、一般信者とは異なり、「信仰上のプライバシー権」などを隠れみのにできない。

 ましてや紛れもない事実のどこが「名誉棄損」だというのか。「盗人猛々しい」とはこういうことをいう。もちろん福本修也氏が「盗人」だと言っているのではない。「それをとがめられても居直るさま」を比喩的に表現すればそうなる。というわけで削除要求はもちろん拒否する。さっそく統一教会問題で奮闘する山口貴士弁護士のブログでこんな文章が公表された。すでに少なくとも2つのブログ記事が削除され、さらにウィキペディアにも削除要請が出されている。私に来た 削除要請の書類をここに公表する(クリックすれば拡大される)。このままでは終わらせない。

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統一教会弁護士のあわてる顔が眼に浮かぶ

2008-10-25 08:11:00 | 統一教会

 10月24日(金)荻窪署などに圧力をかけている元検事のF弁護士が統一教会の現役信者であることを暴露したあるブログ記事が削除された(コメント欄参照)。統一教会問題に取り組む者にとっては周知の事実。法務省も困惑した周辺事情はいずれ明らかとなるだろう。雨の志村坂上駅。自宅を出たとき強い降りになってきた。迷ったが、駅頭訴えを実行。雨中でも握手を求めてきてくれる方々、車の窓を開けて声援を送ってくださる方々などがいて励まされる。板橋を走る。大山で地元有力者と懇談。

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雨の新宿を歩く

2008-10-24 05:46:33 | 随感

 10月23日(木)定例の役員会。都議会の民主党と都政クラブにご挨拶。新宿で竹村文近さんに鍼を打ってもらい心身回復。横澤彪さんとすれ違いの雑談。雨のゴールデン街を歩く。大山の事務所で実務、雑務。再び新宿に出て荻窪へ。各種打ち合わせ。

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「ララピポ」に意外な人物が……

2008-10-23 09:25:17 | 映画

 10月22日(水)志村3丁目駅。これまでで最長の2時間半の訴え。大山の事務所に寄ってから細かい「辻説法」。「ほら、お母さん、オウム教団のアリタさんよ」と八百屋前。近くで話す準備をしていたら、「ここでやって」と頼まれ、いささか長くマイクを持つ。その「お母さん」は91歳で店に出ている。店主がいちばん目立つところにポスターを貼ってくれた。こうして出会った「顔」と「声」が蓄積していく。眠たいにもかかわらず深夜に奥田英朗さん原作の「ララピポ」を見る。何だか見覚えある後ろ姿だなと思ったら、やはりそうだった。アダルトビデオショップの店長を演じているのは勝谷誠彦さんだった。チョイ役だが、雰囲気は適任。感想を留守電に入れておいた。

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板橋「勝手連」集会に出席した

2008-10-22 06:09:25 | 随感

 10月21日(火)終日いつものように板橋。西台、高島平1丁目を細かく「辻説法」。マンションの窓が開いたり、外まで出てくださる方々あり。夕方、大山の事務所に寄って、近くの「あおい珈琲店」で資料を読む。板橋区役所前から都営地下鉄で西台へ。女性たちの「勝手連」的集会で訴え。そのまま教育問題の現状を伺う。大山まで戻ると午後10時半。空腹を覚え参議院選挙の最終日に「すべて」が終わったときに立ち寄った「nanairo」で遅い夕食。

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