録音だけを対訳を頼りに聴いていたヘンデルのオペラ。
史劇を疑わせない格調の高さみたいものを感じた(リヒターのせい?)。
映像で観られるようになって印象はがらりとかわった。
余韻に浸るまもなくヘンデルに引導を渡した?乞食オペラを。
ガーディナー/ダルトリーと思っていたが先にブリテンを発掘。
デイム・ジャネット・ベイカーとヘザー・ハーパーの掛け合いが素晴らしい。
歌手陣に死角なし!
特筆は、チェーザレ、クレオパトラ、ニレーノ。
なかでもレニーノ!!!
一昨年だったか、某合唱団のソリストとして歌って頂いたときも素晴らしかったが数段レベルアップ。今後が楽しみ。
オケは折衷なのが残念。小屋が大きいので仕方がないか。
演出は・・・。
残念ながら笑いのツボが違ったようだ。
総じて7/16の1割引き?
女声が聴きごたえがあった。
パルジファルが重過ぎず、硬い好みの声質なのだが一本調子、何語なのかわからない。
オケはお疲れ気味?
宮本はドビュッシーのワーグナー批判に応えたということにしました。
いろいろ盛り込み過ぎということで。
NNTTでペレアス観ていなかったらこうは思わなかったと思う。
この日のメインはここから。
開演前に行ってきましょってなわけで、1幕長いし。
ちゃんと見なかったんだけど昨日もゴミ箱みたいのあったよなあって
よく見ると、「大人用 紙おむつ専用!!!」。
そういう状態になって、観たいかと自問。
いや、いや、観たいものは観たいだろうなあ。
若いもんに迷惑かけないようにしなきゃな。
トイレ事情はともかく、この先東京文化会館の桟敷へあとどれ位登れるんだろう?
まあなんとか、リングの新演出を2つは観たいもんですなあ(会場問わず)。