っだったかな。
ラフマニ2番2楽章がアンコール。
譜めくりのお姉さんも呼び出されて。
棒だけですべてを指示するといったことではなく、全身を使って要求を出していくといったところか。
このタイプは苦手なことがおおいのですが、日下がコンミスだったこともあってかこのオケにしては、マイルドな感覚も好感触。
個人的にはシュトラウスはよくわからないのが残念ですが。やっぱり、ピットに入ってほしい。
話題の南ア出身のソリストは、硬い声なのに、響くという不思議な印象。席にもよるのだろうが、ドイツ語には聴こえなかったなあ。
4つの歌のソリストとしては。。。
街中が騒がしく、昔からあまり好きではないです。
海外では悲惨なことになっていますし、去年は架線事故なんてのもありましたなあ。
マイスター/読響の「悲劇的」を書かなきゃと思っていたのだけれど、
あの、爽やかで青臭くなくメタリックな輝きに満ちた響きを表現する能力はなさそうなので。。。
フィンジ作品としては大規模な作品。繊細、内省的といったフィンジらしさのようなものとは少々異なる曲。流石の下野も手こずった感あり。オケ、合唱が飽和気味に響き、美声のソリスト(声量はかなりセーブしていたように思う。声量をあげると線が太くなりすぎるのかもしれない)をマスクすることが多い。合唱は、ア・カペラでの豊かな音量を基準にしたのだろうが。。。
小合唱+小さい伴奏で聴いてみたいものだ。
下野が今年度で読響のポストを去るのが残念。
帰宅すると、熊本で地震。被害が心配。
なんでツァグロゼクでこのプロなんだ!
というのが発表時の印象。しかし、演奏会後はベートーヴェンが聴けて本当によかった。
ベートーヴェンしかも3番でこれだけ刺激的だったことはない。
ベンジャミン作品では、その指揮ぶりに圧倒?され耳が留守になりがち。コダーイでは、やはり管が優勢だったが、後半では弦が俄然雄弁となる。といっても音量だけではなく冒頭の低弦など一気に引き付けられた。
現音楽監督は独・墺系では今一つと感じることが多かっただけに充足感が高い。
来週昨年演奏された「トリスタン」が放送されるようだが、2回にわけて抜粋というのはいただけない。