1778年のお正月映画です。
<今も「園田神仏具店」は健在です>
ゲストの中村雅俊さんはとらやの下宿人です。職業は電気工事技師で、あだ名は「ワット」君。帝釈天表参道商店街をとらやに帰って来ます。
<「神明會」の看板は今も変わりません>
<映画の映像の右手「清酒大関 高木屋酒店」は、10数年前からくず餅の「船橋屋」に代わっています>
<今日は「だるまや」は休みです。老舗のおもちゃ屋です>
「高木屋老舗」が見えます。
<老舗店は現在も健在です。当時は、船橋屋の場所で酒屋も営んでいたのでしょうか?それとも、高木さんと同姓でしょうか?親戚かも?>
おばちゃんの食事に飽きたと、寅次郎は町のご飯屋に出掛けます。「えびす家」の前を通ります。
<現在の「えびす家」です>
<今も現役です>
<こちらが表でしょうか?>
寅次郎は道路を渡った店に入ります。そこはゲストの大竹しのぶさんが働いていました。ワット君が通っている店です。
<場所から推察すると、現在在るのはこの軽食と喫茶の店です。あれから商売替えをしたのでしょうか?それとも、映画の台本上、ご飯屋に設定したのでしょうか?何れにせよ、建て替わっています。好い感じのレトロな店頭です>
さくらが御前様に相談しています。
<現在本堂脇の石灯篭は有りません>
右端の黄色いランドセルが気になります。
<千社札がだいぶん撤去されて綺麗になりました>
その頃、商店街で飼っていた猿が逃げていました。
<現在の「高木屋」です。 そうそう、この日は「寅さんの日」でした。黄色い提灯が出ています>
帝釈天の門前で、満男と源ちゃんが、猿を捕獲する遊びをしています。満男はランドセルの奥に居ます。
<現在の門前です。ここは変わっていません。でも、奥には入れません>
帝釈天の境内、鐘楼の下です。
<鐘楼は変わっていませんが、背景は変わってしまいました。面影もありません>
<現在ここは木戸が閉じられて入れません>
木戸の向こうの境内が騒がしいです。
境内で猿の捕り物が展開されています。米倉斉加年さんは、この頃警察官の端役でチョイチョイ出演しています。後に、マドンナ大原麗子さんの夫で、「蒸発」する証券マン役を演じます。上野の呑み屋で寅次郎と意気投合します。
<今も変わらない景色です>
・・・この話、続きます。