荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

平山郁夫作品を存分に観る。

2018年06月26日 | 散文
美術館は数箇所の部屋に分かれて作品が展示されています。
彼の来歴を紹介する映像室もあります。
その部屋を巡ります。
この美術館は、全ての展示品が撮影可能です。

幸いなことに来場者が少ないです。
大作家の作品が多数ありますが、こんなアクセスの悪い島まで観に来る人は少ないようです。

彼はこの島で生まれました。
この島から対岸の広島原爆を見ています。


そんな子供時代の絵もありますが、紹介は割愛します。
当たり前ですが、子供の癖にめちゃめちゃ上手です。
「栴檀は双葉より芳し」を見る思いです。


故郷の風景もあります。




この水彩画の色合いが好きです。


彼のライフワークだと思っているシルクロードの絵も多くあります。


この作品は彼がよく使う色合いではないですが、私はこの絵、好きです。


思っていた以上に多くの作品があります。


感動しています。


自画像です。
好いです!


彼の故郷の原風景ならぬ、原光景だと思います。
私の祖父を思い出します。
年を経て実直さが滲んでいます。
来し方に誇りを持っている顔です。


何時までもここに居たい、眺めていたい、と心底思いました。


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2 コメント

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堪能できましたか (ろこ)
2018-06-27 01:40:09
こんにちは。
 平山郁夫の作品は好きです。
 我が家にも小さな絵が一つありますが、客人の中の一人が、「偽物よね。複製品よね」と決めつけて言ったのが印象に残っています。
 自画像いいですね。
 純朴な感じがよく出ています。
 
返信する
ろこさん (荒川三歩)
2018-06-27 07:32:44
さすがです。
平山作品をお持ちですか!
好いですよねえ。

この美術館は来訪者が少なくて、自分のペースで鑑賞できます。
一度ご訪問あれ。
返信する

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