ここは隅田川土手に在る帝京科学大学千住キャンパスです。奥に東京電力の敷地です。
こちらが隅田川土手玄関です。このエントランス右に輪切りの円柱が横倒しにあります。
これです。円柱の上半分が「千住お化け煙突」の一部です。以前は小学校の校庭に半分だけ残されていた物を、廃校の後できた大学に保存しました。
円柱から覗くと、校舎の壁に写真が有ります。お化け煙突の写真です。右に立っているのはそのモニュメントです。
隅田川脇の壁に説明板が有ります。
さて、このモニュメントで、見る角度によって数が異なる「お化け煙突」を検証します。ここから見ると4本です。
ここからは3本です。
そして2本に見えて、
太い1本に見えるのです。
この煙突が、向こうの東京電力の敷地に立っていたのです。
目の前は「春のうららの」でお馴染み、春待ちの隅田川です。
改めて見上げる帝京科学大学とモニュメントと、もうこれだけしか残っていない「旧千住お化け煙突」の名残りです。
さて、再度元宿堰稲荷神社の狭い境内に戻ってお伝えしたい碑が有ります。
この界隈は、団塊の世代なら忘れられない、青春映画のストーリーのまちなのです。
すぐ近くには、葛飾北斎「富嶽三十六景」の現場が在ります。浮世絵と共に左の地図の昭和33年には、お化け煙突の場所が記載されています。
向こうに帝京科学大学千住キャンパスです。
こんな面白い街です。