荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

樫谷棚田へ行く

2016年06月12日 | 散文
観光道路からひょいと脇道に入ったらそれはあると思っていました。
愛媛県長浜町の海岸沿いにある「ゆうやけこやけ道路」から、ナビが急に山に向って誘導します。
5~600mの山の中です。
廃村の脇を行きます。



ガードレールが無い場所が多い山道です。

初めて来る道なので道路標識とナビが頼りです。


二つ目の山の下りに掛かった頃、向こうに集落が見えて来ました。

山道に入ってから2時間を経過しています。
ここまで対向車も人にも出逢いませんでした。
マチュピチュを発見した人の気持ちが分かりました。

村にプレハブの建物がありました。

入ってみます。

棚田の写真やお手伝い隊員の名札がありました。




外は棚田です。


畔に咲いたコスモスの下に棚田が拡がっています。


棚田を観ます。


田植えを終えたばかりの棚田です。


息をのむ景色が拡がっています。


よくまあこんな所でここまでの努力を・・・


人間の凄さを感じます。


ただただ見とれるばかりです。








・・・改めて、人間って凄いですね。


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4 コメント

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Unknown (京都で定年後生活)
2016-06-12 07:06:42
おはようございます。
初めてコメントいたします。
きれいな棚田です。
秋の実りの季節はまた特別美しい景色になるのでしょうね。
もうコスモスが咲いているのにも驚きました。
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京都で定年生活さん (荒川三歩)
2016-06-12 09:38:18
いつも貴ブログを拝見し、綺麗な写真に感心しています。
初めて棚田なるものを見ました。
そうですね、秋の実りの時期に再訪したく考えています。
私の故郷では、今、所々でコスモスが咲いています。
種類が違うのでしょうか?
それとも異常気象のせいでしょうか?
素朴で好きな花です。
庭よりは畦道が似合う花です。
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初めまして (ろこ)
2016-06-12 15:14:01
こんにちは。
 人けのない道を通り抜けると、そこには棚田が広がっていた。
 そんな思いがけない美しい風景があったのですね。
 難しい地形を逆に利用する人間の知恵には敬意を表したくなります。
 豊穣の実りを秋にはいただけるのですね。
 農耕民族である日本人の原点を見るような思いです。ここまでして廃村の脇で棚田を作り保存する人たちの思いは何でしょうか?
だてや酔狂でここまではできないものですよね。
 
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ろこさん (荒川三歩)
2016-06-12 16:24:11
訪問とコメントをありがとうございます。
励みになります。

棚田は日本の原風景などと言われている郷愁を誘う美しい風景ですが、人手が無くなった現在、棚田を維持する事が困難になっています。
そもそも稲作に不向きな谷を拓いて、水を引いての作業です。
人間って凄いと思わせます。

四国の山間部には平家落人伝説が各所にあります。
全ての集落がそうではないにしても、それなりの理由があって、こんな土地に住まわざるを得なかった人達の悲しみも感じさせます。
怪我や病気になると死を覚悟させられる風景です。
平均寿命が短かった人々が住んでいた里だったと思います。
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