荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

梅雨空のカヤック/扇橋閘門から隅田川へ

2020年06月27日 | 散文

梅雨空の小名木川です。雨が降ったり止んだりの天気です。カヤックは水遊びなので、少々の雨でもやります。扇橋閘門前に来ました。

 

閘門が開くのを整然と待ちます。

 

大方の水を右端の水路から排出して、最後の水を抜きます。旧中川の水位に合わせます。

 

観光船「ガレオン」が出て来ました。観光事業が復活しています。

 

閘室に入りました。現在の水位です。海抜-1m位です。江東地区を流れる小名木川はこの水位です。そして、小名木川界隈の多くの土地は更に低い位置にあります。

 

前後の扉が閉まって、水位が上がるのも待ちます。旧中川と隅田川の標高が違うので、この閘室でパナマ運河のようにして水位を調節します。

 

ワサワサと、ボサーと待ちます。狭い閘室ではすることがありません。転覆しないよう安全にして待つだけです。水が入ってくると結構流されます。慣れるまでは怖いです。

 

2m位水位が上がって、隅田川と同じ水位になりました。

 

水位が隅田川と同じになって水門が上がりました。扉の信号が青になって、ワサワサと出て行きます。

 

梅雨空の小名木川を、隅田川目指して漕いで行きます。

 

運河の街江東区には多くの橋が架かっています。

 

橋を潜ります。

 

その度に景色が変わります。この界隈にはお寺や相撲部屋が多く在ります。昔は大名屋敷も在って、町人や下級武士が住んでいた地域です。あやかしも住んだ宮部みゆきの世界です。

尚も行きます。

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梅雨空のタカラ湯

2020年06月27日 | 散文

鉛色の空を電線と煙突が遮ります。タカラ湯の裏口です。

 

表に回ります。

 

タカラ湯の玄関が開いています。

 

「ぬ」板です。まだ営業前です。

 

玄関には若者らしい靴があります。

 

このパターンには過去何度も遭遇しています。撮影の打ち合わせです。

 

やがて若者が洗面器にシャンプーハットとシャンプーとタオルを入れて出て来ました。タカラの塀沿いの道を行って、すぐ振り返って玄関へ入って行きました。若者の前にはハンディーカメラの女性がその姿を撮っています。あっという間に二人ともタカラ湯に入っていってしまいました。

多分主人公が銭湯へ通うシーンの試写映像です。またドラマに登場するようです。

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東十条の廃線跡

2020年06月27日 | 散文

こんな風景に行き当たりました。

 

踏切にフェンスが張られています。

 

踏み切りを渡った景色です。

 

これは、廃線になった線路のようです。

 

向こうは新幹線の高架です。行ってみます。

 

暫く走ったら、真上からの炎熱によろよろ歩くお母さんです。暑いねえ・・・ 新幹線の高架がすぐそこです。ここでUターンします。反対側の景色も気になります。

 

当初の踏み切りの反対側です。線路の先にはマンションが建っています。

 

マンションに向かって行ってみます。

 

フェンスの向こうは草原です。

 

すぐに踏み切りがありました。振り返るとずっと向こうに新幹線の高架が見えます。

 

この踏み切りで線路が終わっています。

 

この先はマンションに続く歩道です。

 

その歩道を見ると、線路の延長があったことを示すデザインになっています。この先にまだ続いていた線路跡です。おそらく、廃線後にあのマンションを含む界隈の住宅が建ったのでしょう。時の流れを留める廃線跡です。

 

踏み切り脇には公園がありました。

 

場所は東十条一丁目です。

こうして撮っておけばまた行くことができます。

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