根津教会からやって来ました。
唐門が艶やかです。正月に相応しい景色です。
空は冬のものですが、寒くはありません。
舞殿から唐門を見ます。
手水舎で清めてから拝殿へ行きます。
すぐに長蛇の列になりました。
奥に設置された賽銭箱が白布に覆われて、横木で補強されています。
絵馬の願掛け所です。
おみくじ結び所です。いずれも正月らしい風景です。
西門の参道を行きます。
柔らかな陽を浴びる乙女稲荷神社です。
透かし塀に陽が当たります。
根津神社の正月です。
今年の初訪問はいつもと違ってこちらからです。正月飾りを出さない家が増えましたね。｢正月は冥土への一里塚めでたくもありめでたくもなし｣と言いますが、先行きの不安が大きい世情を反映していると思います。それはさておき、好い雰囲気の長屋と教会です。
玄関にあったリースが外されています。それだけです。キリスト教会は特に新年を祝う儀式は無いようです。
振り返ります。
見上げます。空が青いです。
2020年の始まりの空です。
気になってやって来ました。お正月の呑んべ横丁です。
水商売だから正月飾りがあるだろうとの期待からやって来たのです。
一番流行ってそうなこの店にも無いです。
半分の広さになった狭い呑み屋街です。
あっ、ここにありました。
結局ここだけでした。
もう終点です。
振り返ります。
久しぶりに全体像を見ます。左手の丸い街灯と、右手の白く四角い看板のある所が呑み屋街です。手前の緑のフェンス部分も呑み屋街でした。
戻ります。この電気メーターの数しか営業していないのでしょうか？
京成電鉄の高架化工事が始まっています。
このアーケード街はこのまま残れるのでしょうか？
もう一つのアーケードを行きます。右上の張り出した部分は、床の間でしょうか？押し入れでしょうか？
アーケードを出ました。普段とちぃっとも変わらない風景です。
寂しいお正月です。
