荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

晩秋の「墓参ら~」ー4

2017年11月26日 | 散文
護国寺に居ます。
「墓参ら~」は故人の生きた時代を思い、その時の故人の心情を思います。
本殿の裏に、三条実美の墓があります。

幕末明治の公卿で、有名な「七卿落ち」の一人で、正一位大勲位公爵です。


門扉があるので格子の間にガラケーを差し込んで撮りました。


これだけでは物足りないので、後ろに廻って撮りました。
勿論、よそのお墓の敷地からです。
向こうに、正面にある鳥居が見えます。


まだ物足りなくて、隣りのお墓の敷地の、墓石の脇から撮りました。


こうなったら、故人の心情に思いをはせる「墓参ら~」ではありません。
ただの出歯亀です。
一方で、静かに紅葉が映えます。


更に訪ねます。
ここの墓の敷地は他と比べて大きいです。
家柄が古くて裕福な一族が所有している墓地だと思います。


ここにも鳥居があって、西日に映えています。
この墓地は、他よりサービスが悪くて、説明板が三条実美以外ありません。


鳥居の裏にはこんな文字がありました。


やっぱり大隈重信の墓です。


従一位大勲位候爵です。


どうも、雑司ヶ谷墓地の文人達とは趣が違います。
故人と同時代に意識を移して、故人の心情を思いやる「墓参ら~」の相手としては、違和感があります。
・・・ただただ静かに紅葉が映えます。


この護国寺の話、続きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晩秋の護国寺

2017年11月26日 | 散文
護国寺にやって来ました。


仁王門を潜ります。


護国寺の晩秋です。


不老門が西日に映えます。




石段を上がって不老門を潜ります。


境内です。


本堂が西日の中です。


境内の紅葉を拾います。




今日は「墓参ら~」でやって来ました。
この後、故人を訪ねます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする