荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

頓田川へ注ぐ排水

2016年10月16日 | 散文
帰省すれば必ずここに来ます。
潮が引きかけています。


大きなボラが悠然と泳いでいます。
時々キラキラと秋の陽射しを反射します。


長閑な光景ですが、右の川からどす黒赤い排水が流れ込んでいます。


今時こんな排水を流していいのだろうか?
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故郷も秋らしくなりました。

2016年10月16日 | 散文
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休耕田の草刈り

2016年10月16日 | 散文
生家に休耕田があります。
休耕田とは名ばかりで、実態は耕作放棄地です。
線路ときれいに稲が刈り取られた田んぼの間の細長い土地がそうです。

バイパス道路と線路の向こうには四国山脈の名峰石鎚山が見える風光明媚な場所ではあります。

鉄道が敷かれた時に一部を買上げられて残った、非常に扱い辛い田んぼです。
鉄道が通ったのは明治です。
この時に処分しておけば良かったのでしょうが、時のご先祖様が子孫の為に寸土でもと残した土地です。
次代の当主である私にすれば迷惑この上ない田んぼです。

小さ過ぎてトラクターが入りません。
そもそも入って行くにしても道が無く、よそ様の田んぼを横断しなけれはなりません。
もっとも、この田んぼは水穿けが悪いので、入ったとしてもトラクターは車輪がにえ込んで(泥に沈み込んで)動けないと思います。

放っておくと雑草が生えてその種が近隣の田んぼに飛んで行って雑草を生やすために、定期的に草刈りをする必要があります。
放置していると苦情が来ます。
農業を棄てて東京暮らしを選択した私に草刈りはできません。
そこで登場するのが、老幼友達です。


彼所有の草刈り機を持って来ました。
機械の歯が古いとの事で、生家の納屋にあった新品の歯を付けて草刈り開始です。


草が長くて悪戦苦闘します。
私は熊手で刈り取った草を退かせて行きます。
そうしないと、機械の歯に草が絡み付いて刈り取れなくなります。

こんなに苦労しているのに、何も作っていないこの田んぼからは1円の収益もありません。
刈り取って暫くしたら除草剤を買って来て散布します。
無駄な時間と労力と出費が掛かる田んぼなのです。

作業中見つけたものです。

老幼友達曰く、茅鼠の巣との事。
子供は巣立っています。鼠の空き家です。

線路の土手の草も刈ります。


刈らないと種が田んぼに落ちて雑草を生やせてしまいます。

近隣の農家みんなが自分ちの田んぼの脇の土手の草刈りを行っています。

通過電車を見送りながらの作業です。

でもこれって、JRがやるべき事じゃないの?



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