そこは、温か味溢れる季節の部屋
僕は座って、縦横無尽にその欠片を拾い集めて歩く
気が付けば沁み渡って
青いのに暖かいその部屋からゆっくりと心が周遊し始めた
教えてもらったものは、僕の意識を通過して、原風景まで届くのだろう
僕の一日一日はそんな欠片たちで積みあげられて
時々、崩れそうになってもまた教えられて
昨日も今日も明日も
毎日毎日
沢山の感謝の気持ちを煉瓦の家のように積んでいくのだ
さあ今夜も、僕の風景のポストに届いたものに
感謝しながら眠りにつこう
あらゆる世界は、網の目のように縦横無尽に繋がっていて
それぞれがそれぞれの場所で
或る一点を目指して昇って行こうとしていると思うから