今日は金曜日と言うこともあってSの店に行くか行くまいか迷ったが、午前中にタイトルにあるように高大で来年度の授業に使う市販のテキストを予約するために大手書店の本店に行くことにし、その後そのビルの近くにある別のビルの地下にあるトンカツの店に行きカツ丼を食べてからSの店に行くことにした。
昨年の8月に市販のFC2ブログテキストが全く新しく変ったのだが、昨年も今日と同じように4月からの授業に備えて手配に行った訳である。
去年の手配の時には近く新たなテキストが出ることになっていたので出版元には必要な冊数の在庫がなくて取り寄せられないということだった。
そこで今日行った同じ大手書店の各支店に問いかけて貰ってやっとなんとか揃うという状態であったが、結果それぞれの支店から直接高大の方に送るということで少ない冊数の支店の分は代引き料を払わなければならなくて本の定価より若干高くなったが、その点は受講生に状況説明をして納得して貰ったという経緯がある。
今年はその点その大手書店の本店から出版元に発注して貰えば事足りるのだが、昨年の担当者が受付にいないので新たに1から説明することになった。
上司と電話でやりとりをしていたが、なんとか了解して貰った訳だが、冊数が特定できるのは来年度の入学式が終わって最初の週にクラスオリエンテーションを行ない次の週から早速ブログの授業が始まるのでその時迄に受講生の数だけは揃えておく必要がある。
その為には最初の登校日のオリエンテーションの中で受講生に説明をして、その場で冊数を確定することになる。ただ受講生の中には既に書店で同じ師範テキストを購入している場合もあるので、若干数が減ることもあり得ることを書店に了解して貰うことになる。
しかし、去年は他の大手書店にも当たって見たがその時のやりとりでは数が確定しないと手配出来ないと言われたところもあった」が、去年世話になったこの書店では若干冊数が少なくても書店の在庫にするということだったので今年もこの書店で購入することにしたのである。
ということで予約が出来たので心置きなくSの店に行く前に近くのビルの地下にあるトンカツ店の前まで行くと店の前で3人程席の空くのを待っている状態だったのですぐに地下鉄に乗ってSの店がある商店街で昼食にすることにした。
地下鉄を2回路線を乗り継いでSの店最寄りの駅で降り、商店街にやって来て適当な店がないかいくつか見て回ったが結局、Sの店に一番近い食堂に入ったら男性客が1人だけ座って食べていた。
店の主人がやって来てメニューを見せて貰い、結果チャンポンを頼んだが、出て来たものが何とこれがチャンポンなのと言いたくなるような今までで最低のチャンポンである。
肉も殆んど入ってないし、エビも小さなムキエビが1尾だけ、それで580円だって、2度とこんな店には来ないと思ったが、やはり客が入ってないのが頷ける。
だけどこんな商売してて何時まで持つことか、マア悪循環のスパイラルに陥っているのでしょう。
客が来ないから材料をケチる。
すると客がますます入らないからさらに材料を落とすこんな悪循環で商売は最初が肝心で、味は悪くなかったから強気だったのかも知れないが今となってはもう何をしても手遅れと言うことだろう。
私みたいにヨソモン相手には1度だけ騙されて入ってくれるが地元の人はもう2度と来ないだろう。
場所は1等地であるだけに勿体ないということになる。食べ終えて直ぐにSの店に入ると今日は比較的店が空いている状態でカウンターにも奥と手前に空き席があったが、手前に座る。
今日はいきなり顔馴染みの男性からたまには「演歌を歌ってよ」と来たもんだ。
その言葉にエヘヘ…とごまかして、いつものポップス曲を3曲書いて出したが、今日は客も続けて歌わない人もあり、カウンターに並べている客からのリクエスト曲を順番に並べて管理しているが、思わずママが「新しい曲が出てないよ」なんて口に出したチケットを見ると全部歌い終わった曲ばかり並んでいる状態でこの店にしては非常に珍しい現象が起こってしまったようだ。
いつもだったら私が1時過ぎに店に入って5時前に出る頃までに3,4曲しか歌えないのが普通なのに見る間に3曲歌いこんでしまった。
で、4曲目は演歌、というより昔の歌謡曲を歌っていつものポップスとの落差を付けようと上原敏の「妻恋道中」をカラオケチケットに書いて最初に「演歌を…」と言った男性に「次はこれを歌うからね」と宣言。
すると「オオッー」と言いながら受け取り、カウンター内のE子さんに「次はこれだって…」と手渡す。私が歌う順番になって早速歌い出すと手拍子が盛んに出てくる。
私もこの曲を歌うのは初めてだが、昔聴きなれた曲だからマアマア歌えたようで拍手も出た。すると私の隣の常連の男性も上原敏の曲で「流転」を入れる。
この男性はこういう歌が大好きな人物だから私が歌った歌手の曲で導き出されたようである。
その後も2曲ほど入れて』結局今日は珍しく6曲も歌うことが出来た程である。
5時前に店を出ようとしたら帽子が見当たらないのでそこらじゅうを捜したが確か家を出る時には帽子を被っていたはずだと近くをカウンター席の人も一緒になって捜してくれたが見当たらない。諦めて店を出る時に、「そうだ昼食を食べた食堂に置いたままになっている」と送り出してくれたE子さんに言って別れ、食堂に言ったら案の定あった。
それにしても最近物忘れが多くなったようでこれも加齢のなせる業である。Sの店のドアを開け「帽子があった」ことを告げるためにカウンターの方に向けて帽子を振るとウンウンと頷いてくれた。
その足で北方面のスーパーに足を向けて歩いたが20分程かかって到着して買物をし両手にずっしりと買物袋を提げて自宅に戻って来て夕食の準備にかかる。