タイトルにもあるように猛暑日が今日まで連続して9日目ということであるが、昨日より今日は少しだけ気温も下がったようだが、それでも37℃はあったということである。
今日も昨日同様どこへも行かずに自宅に籠ることになったが、今日は食料品の中で品切れになりつつあるものがあるために午後から買物に出かける必要がある。
猛暑日に買物に出かけなければならないなんて出来たら避けたいのはやまやまだがこれだけはどうにも仕方がない。
午前中には洗濯をしておいたが、この猛暑日では直ぐの間に乾いてくれるのはいいが、この炎天下を歩くのは地獄である。
今日は西方面のスーパーに行くことにした。というのも還りはバスで帰ってくる予定にしたためだが、同じ系列店でも品物によって仕入値が違う関係なのか野菜などは西方面のスーパーで買った方が比較的安いためである。
ただ鮮魚の種類によって安く感じる時もあるが逆に高く感じる時もある為、その時々によって購入するものを考えてどちらの店に行くかも考えて行く場合がある。
往路の日差しをまともに受けた頬が痛く感じるほどの直射日光である。
従って出来るだけ日陰を選んで歩いて行くことにしたが、20分程かけて西方面のスーパーまでやって来た。
店に入ると中くらいの大根が1本100円を切って88円、小松菜も同値なので即購入する。
今まで猛暑日が続いていて3,4日前の北方面の店では100円をはるかに超していたのにたまたまなのかそれとも客が暑さで余り来ないからなのか、一時的に市場にドッと出回ったためなのかどちらにせよ消費者にとってはありがたいものである。
そんな調子で「安い!」と思ったら在庫が少々あっても即買いである。
「人生はバクチ」と言うことを聞いたことがあるかと思うが、世の中すべて需給関係で決まって来る。
学生時代の終りに就職した先によってその人の人生が変わるし、結婚した相手によっても、又生活していく街によってもいろんな人との出会いが決まって来る。
これ全てバクチである。
競馬競輪だけがバクチじゃなく、その日その日の市場の入荷によって同じものでも値段が違ってくるからいつ買うかによって値段の違胃が出てくるが、こうした何でもない日常だって日々バクチの連続なのである。
買物を済ませて通常ならまた歩いて戻ってくるのだが、今日に限ってはバスで帰ることにした。
バス停に近づいたところでバスが通って行くのが見えたが、これもバクチでもう少しスーパーを出るのが早ければバス待ち時間が殆んどなくて済んだのに,丸々バス待ちをしなきゃならない。
ただ、この時間帯は比較的バスの本数が多く1時間に5本出ているので次のバスまで10分少々待ちであった。
バス待ちの時間は長く感じたがバスがやって来て冷房の利いた車内に入ってホッとする。
自宅に戻って直ぐに汗で濡れた上着とシャツを脱いで冷たいジュースで喉を潤し、ヤレヤレである。