ブログ日記 日々のうつろい 

退職後パソコンとガイドのボランティアをし、カラオケ(ポップス)やダンス等で生活を楽しむオジサンのブログ。

資料の打ち込み、そして旧家見学

2012-05-26 21:25:07 | 日記
 ここ数日ずっといい天気だが今日も、その状態が続いている。

 明日はいよいよ、リレーウォーク⑤の本番だけど、明日もいい天気であることを期待したいが、天気予報によるとどうやら大丈夫の様である。

 今日もいつもと同様にメールとカレンダーの確認から入るが、余りいい天気だから洗濯もしておこうと準備を始める。

 そして、そこにはコーヒーが付きもので、ゲームもしながらしばし洗濯と同時進行である。

 洗い終って竿に干して一休みしてから、図書館から借りて来た絵本に付属の説明書きをキーボードで打ち込んで行く作業の開始である。

 通常の本とは違って絵で昔の風俗なども描かれ、それらの中には今は既に無くなったものも多いが、こうやって昔のことを描いて、説明をしてくれている本なので貴重な存在である。

 ややもすると学術的な面だけの側面になってしまいがちな中で一般庶民として子供の頃の思い出やなつかしい遊びなども紹介してあるから昔の暮らしも垣間見える。

 そして私も知らなかったエピソードなどをこの地区を観光で訪れる参加者にも話が伝えられるのではないかと思える。

 単なる説明だけに終わらないように色々と昔のことを知らせたりするのもガイドとしての大きな役目である。

 PCにずっと打ち込んでばかりいると目も疲れてくるので適当に休憩を取りながら進めて行く。

 当区では今日と明日の土、日の日間、当区の北部にある大きな池の周りのヶ所にステージを設け音楽祭が行なわれる。

 今年で回目ということであるから年々規模も大きくなって今では当区を代表する大きなイベントになっている。

 最初の頃は出演する人達もわりと自由に参加できたが、この頃は出演を希望するグループも多くなって最近ではオーディションを行なってパスしたグループのみ参加出来るということの様である。

 今日はせめて音楽祭を覗きに行ってみようかななんて気もあったが、昼から当区ガイドの会の有志が旧家を見せて貰う約束になっているのでダブって外出すると時間を費やしてしまうため資料を少しでも早く打ち込んでおきたいということで断念した。

 昼食をとった後も同様に作業を続けていたが、時折気分転換でゲームをしたりコーヒーブレークしたりしながらも時近くまで作業を行なう。

 そしておもむろに着替えて外出し、ギャラリーまで歩いて行く。

 分に集合だということだったが、参加予定者の未だ半分ぐらいの人達だけだったが、部屋に入るなり、これとこれのどちらのケーキがいいか食べ比べて教えてほしいということである。

 その内続々とやって来たが同じように入って来たメンバーにも同様に聞いている。

 「あそ歩」に参加するお客さんにこの地区の土産を渡すようにしているが、いつも頼んでいるところは本番当日休みだというので、別の店のケーキを試してみんなの意見を聞いてそれで決めようと思っているとのことである。

 分前になって先方に連絡していたが未だ主人が戻ってきてないということで時頃になりそうだということでしばらく待機する。

 その間、先日メールを予めしておいたが、日ガイドの予定だった「あそ歩」の案内を代って貰うことになっているので改めてよろしくお願いした。

 時になったのでもうご主人が帰ってきてるかどうか分からないが、取りあえず、その旧家の前迄行こうということで全員(数名)が連れだって歩いて行く。

 ご主人も帰って来ていた様ですぐに中に入れて貰ったが、中に入るとヒンヤリしている。

 やはり昔作られた家は違うものだと改めて思ったが、見せて貰えるのは玄関とその続きの昔は台所だったと思われる所だけである。

 今は玄関になっているが入った玄関の部分は昔は店先だったということで、この家が作られて年程経っているそうで大塩平八郎の乱があった頃だと聞いているいうことであったが、柱や梁はすごく太いものが使われている。

 玄関の横は帳場だったとかで今は客間として使っているようだ。

 玄関から奥に入った元台所の上を見上げると非常に天井が高くて吹きぬけになっており、煙り出しが設けられている。

 玄関の上は中二階になっていて昔は明かりもない暗い部屋だったようだが、ここに雇い人を住まわせていたという。

 雇い人がいなくなった後、この部屋も殆んど使われなくなって、ご主人も子供の頃は暗くて明かりが無いから全く見えないし、とても恐ろしくて出入りさえしなかったということであった。

 因みにここの昔の商売は綿屋さんで代々清兵衛と名乗っていたそうである。

 ご主人はこの家を登録文化財の指定を受ける考えはないということであったが、折角の家なのにそこに住んでる人にとっては今となっては掃除一つとっても大変だということだし、瓦も古くなって雨漏りがするようになってきたとか、いつまでこの家があるか分からない状態である。

 出来たらこういう家は文化財として残して欲しいものだが、年々こういった古い家が無くなって行くのはさびしい限りである。