映像:十勝が丘公園の花時計「ハナック」その大きさはギネスブックにも登録。
画面中央右寄りに親子が遊んでいる。その姿から花時計の大きさが分かる。
十勝平野を体感できるのがこの公園。音更町は十勝平野の中央部に
位置し、十勝平野、十勝川、彼方の日高山脈が遠望できる。青い空、
蒼い山脈、碧い川面がどこまででも続く緑の大地に映える。北海道❢
映像:十勝が丘公園の花時計「ハナック」その大きさはギネスブックにも登録。
画面中央右寄りに親子が遊んでいる。その姿から花時計の大きさが分かる。
十勝平野を体感できるのがこの公園。音更町は十勝平野の中央部に
位置し、十勝平野、十勝川、彼方の日高山脈が遠望できる。青い空、
蒼い山脈、碧い川面がどこまででも続く緑の大地に映える。北海道❢
映像:15施設の中で唯一、気楽に入れる掛け流しの宿(サイクリングターミナルはにゅうの宿)
十勝川温泉はモール泉で売り出している温泉郷。温泉は腐葉土層の独特の褐色、黒い湯でも著名。しかし、日本には東京の関東ローム層などから湧く蒲田温泉、秋田県大潟村の潟の湯、お隣青森県でも南部東北温泉、津軽浪岡駅前温泉など、より黒い湯が存在する。
評価:温泉郷としての黒い温泉は十勝川温泉だけなので、名湯と認定するが、専門的立場から言えば、モール泉という泉質は存在しない。一種の温泉ブランドとしてのモール泉呼称としては認知されよう。しかし、モール泉を北海道遺産とはやや大げさ。
【DATA】含重曹ー食塩泉 53.9℃ PH8.1 源泉:笠井ホテル、共同一号井、町営3号混合泉
映像:北海道JR旧新内駅に設置された白樺をモチーフの啄木歌碑
『忘れ来し 煙草思ふ
ゆけどゆけど 山なほ遠き 雪の野の汽車』
『遠くより 笛ながながと
ひびかせて 汽車今とある 森林に入る』
解説:石川啄木は小樽から釧路へ向いこの地を車窓から眺めている。当時の汽車はゆっくり、
狩勝トンネルを抜けやっと車窓が明るくなった時、眼前に十勝の大地が開ける。途方もない
人生の疲労感、重苦しい喪失感を背負いながらの漂白の旅は詩人石川啄木を更に研ぎ澄ます。
そして、その思いをこのように書き留める
『何事も 思うことなく
日一日 汽車のひびきに 心まかせぬ』 (一握の砂:石川啄木より)
映像:十勝連峰美瑛岳中腹から見た美瑛方面の夕景
美瑛の丘を楽しみ上富良野市街で携帯電話の紛失処理をして、美瑛岳を
上ったらスッカリ日暮れだ。十勝連峰から眺めた美瑛は黄金色に染まり
明日の晴天を予感。北海道に抱かれて眠れる。そんな安らぎが心地よい。
この建物も筆者には懐かしい物件。中学時代富田町をうろついた時にこの洋館を観たものだ。
今は弘前大学の敷地内に移築保存されている。当初、見学だけだったが、最近は地元の珈琲
店がカフェを営業して訪れる人に美味しい珈琲を提供する。弘前には洋館があちこちあった。
記録:設計川元重次郎(堀江佐吉門下)、施工堀江組 指定:登録有形文化財
空がある、大地がある。そこで生活する人が居る。空間が空と大地に二分
し、その間で農地を耕す。どれだけの石を除きどれだけの木を切った事か。
太陽の温もりを浴び、地球の滋養を得て作物は実る。毎日毎日、毎月毎月、
毎年毎年、恵みは尽きない。北の大地に今立っている幸せを全身で感じる。
(感動体験時間:2009.8.26 15:05)
青い空にはポッカリ白い綿雲が浮かぶ。
大地にはトラクターが描く幾何学模様…
丘陵の町美瑛の何気無い日常が息づく。
いつしか旅人は印象画家になっていた。
いつしか旅人は心象詩人になっていた…
いつしか旅人は大地の民になっていた。
そして、旅人の魂は少年になっていた。
平原を駆ける駿馬に、大空を飛ぶ鳥に…
心も身体も美瑛の風を捉え自由になる。
映像:十勝岳連峰を望む丘が何時しか、マイルドセブンの丘と呼ばれる様になった。
携帯電話を無くしやや傷心気味だが、気を取り直して探査を続行。旅をしていると
携帯電話が重要な情報源かつ発信手段、命の次に大事?なかなか立ち直れない。そ
んな気分を一新してくれたのがこの素晴らしい風景だ。この景観を遠望していると
無粋なレンタカーがカラマツの根元!に停車、観光客のマナーアップが望まれる。
マイルドセブンの丘:1978年、タバコのパッケージやCMに登場。美田地区の丘の
上に、カラマツの防風林が一際目立つ。空と農地と防風林がそれぞれの役割
分担をし、それが美しい。
映像:あつみ川沿いに設置された与謝野晶子の歌碑
『さみだれの
出羽の谷間の朝市に
傘して売るはおほむね女』
あつみ温泉は今から 1000年以上前の開湯、庄内藩公の湯
役所が設けられて、近郊の湯治場として栄えた温泉地。松
尾芭蕉、与謝野晶子、横光利一等多くの文人が訪れている
参照#与謝野晶子(情熱の歌人)探訪紀行
映像:タバコのパッケージに使用されてからセブンスターの木といわれるようになった
道端に1本ぽつんと立つカシワの木。この感動を写メにも取ろうと携帯電話を探したら
・・・携帯がない!この木を見る度に想い出すだろう。この日半日、携帯電話紛失の手
続きで美瑛~富良野を走り回った。結果的に旅が終わってから旭川空港近辺の農場主が
発見、雨にも負けず無事、手元に帰ったのだが。・・・お礼は、当然、青森りんご一箱。
映像:観光客が展望デッキから大空に向かってシャボン玉を飛ばしている
美瑛の景観は造られたものではない。なだらかな丘陵を耕し、作物を作る
・・・生活空間が北海道の大自然に溶け込んだ芸術景観となる。自然は24
時間アートだ。この木は大正12年、農場の境界目印に植えられたとのこと。
ケン&メリーの木:美瑛町で一番有名なポプラの木。昭和47年頃に日産自
動車の ケンとメリーのスカイライン のCMに使用された事から命名。
「愛のスカイライン」は当時のベストカー。因みにトヨタはマークⅡだ。
映像:美瑛町周辺で採掘されていた美瑛軟石が眩しい綺麗な駅舎。
JR富良野線の美瑛駅駅舎には旭川から一時間おきに列車がやってくる。
小奇麗な駅舎自体が観光地施設ともなり、「いい日旅立ちキャンペーン」
、「カムリ」のCMなどにも使われた。今日はジックリ美瑛~富良野見物。