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お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

野口雨情資料館 (いわき湯本温泉)

2009年01月06日 |   ✑文学逍遥 紀行

 映像:いわき湯本温泉街、当地にゆかりのある野口雨情の資料館『童謡館』

 温泉神社のまん前にある施設。角地といい、造りといいどう見ても元は銀行
 の建物だ。中はハイカウンターの銀行そのものだ。施設はこの地にゆかりの
 野口雨情展示館として利用され、野口雨情の童謡がBGMとして流れていた。

 野口雨情は一時(2ヵ月)、新聞記者として、釧路で石川啄木と同僚だった。
 啄木が亡きあとに、彼の著書『石川啄木と小奴』で次のように述懐している。

 『…妻子がありながら、しかも相愛の妻がありながら、しかもその妻子まで
  も忘れて、
流れの女と恋をすることの出来たゆとりのある心こそ詩人の心
  であつて、石川の作品が常に単純でしかも熱情ゆたかなのも、皆恋する事
  の出来る焔が絶えず心の底に燃えてゐ
たから、それがその作品に現れてき
  てゐるので、もし石川にかうした心の焔がなかつた
ならば、その作品は死
  灰(しかい)の如くなつて、今日世人から尊重されるやうな作品
は生れて
  来なかつたかも知れない。』


 野口雨情も又文壇の人、貧困と富裕の差が啄木と雨情の作品の違いに現れた
 感がする。彼は当時としては長命の63歳で没す。啄木の倍を生きた事になる。

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いわき湯本温泉 スパホテルスミレ館(福島県)

2009年01月04日 |  ♨ 東北 推奨湯処.

映像:いわき湯本温泉のスミレ館の街中名湯は、2008年正月の装いだった。初湯!

小名浜で初日の出を取材し、冷え切った身体を温めるには温泉が一番。昨年訪問し、
気になっていた『スミレ館』で朝風呂。道を歩く早朝散歩の老人に朝風呂の営業を
問うたら迷わずスミレ館を紹介された。入浴料800円はチョット痛いが、看板の『
お湯は七色に変化、今日はどの色?』に魅かれた。最上階の浴室は普通だが、いわ
き湯本温泉特有の鉱物臭が漂い、今日は薄透いエメラルド色?だった。

【Data】含食塩ー硫化水素泉 59℃ PH8.1  源泉常磐湯本温泉源泉

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陽は又昇る(福島県 塩屋埼)

2009年01月03日 |  💖日本感動絶景紀行

         太陽が現れる地に立つ
         生まれて間もない赤陽
         ゆるりと確実にのぼる。

         目の高さに捉えたとき
         海も水平線も空も紅く
         新しい年に希望を繋ぐ。

         朝陽と夕陽の異なりは
         これから始まる歓びと
         去りゆく事象への哀惜。

         どちらも胸が熱くなり
         心がトキメキ涙が溢れ
         祈りの思いが込上げる。

         今日一日の感動を願い
         太陽から少し力を貰い
         終日の無事に努力する。  

         朝陽と夕陽はいのちの
         始まりと終りの象徴だ
         かく燃えかく尽きたい。 
               2009年1月1日 7時19分~砂上に記す。

感慨:この2年後、3.11東日本大震災の津波が塩谷岬の海岸も襲った。
   未曽有の災害は人の一生を大きく変える事にもなった。凡そ2万人
   の尊い命が失われた。本ブログを見る度命の始まりと終わりを想う

参照ブログカテゴリー「東日本大震災視察」

   

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初陽(福島県塩屋埼)

2009年01月01日 |  💖日本感動絶景紀行

      新年あけましておめでとうございます。(2009.0101 06:51)
映像:塩屋岬での撮影、天候晴、気温零下1℃、風が冷たく体感温度は-6℃

今年も良い年でありますように、と思いを込めて太平洋岸へ日の出を求める。
この映像を撮るため、暖冬とはいっても、冷たい風が吹く、小名浜豊間海岸
に明け方一時間、昨夜のスパリゾートハワイヤンズの温泉効果が耐えさせた。

皆さん、これが本当の初陽です。2009年初陽を拝めなかった皆さんどうぞ、
願を込めてご覧ください。  本ブログで初日の出を見た皆さんに、今年、
屹度良いことがあります様に。

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