
ここ湯河原温泉も自然景観が残されていた。日本中央部にありながらマイナス
イオンが降り注ぐ滝に多くの温泉観光客が訪れていた。温泉地にこうした散策
ルートが欠かせない。この滝の下流:千歳川沿に温泉旅館街が形成されている。
文学:湯河原温泉は多くの文人が立ち寄り、投宿、湯治をした温泉地。その中
朝日新聞の連載小説半ばで亡くなった夏目漱石が思い浮かぶ。漱石晩年
の作品「明暗」の一文の中の「・・・お午(ひる)から滝の方へ散歩においで
になりませんか・・・』の滝がこの「不動の滝」である、と言われている。
記録:落差15m、藤木川水系、滝左に身代わり不動尊、右に出世大黒尊が祀。
参照#多くの文人・墨客著名人が逗留した湯河原温泉の老舗旅館「上野屋」湯殿