
きみまち坂 眺望 【七座(くら)山 トレッキング 能代市二ツ井 2021.4.26 】
映像:七座山の一番右端(米代川側)の松座から眺めたきみまち坂
きみまち坂は一級河川米代川沿に立地。またこの米代川は秋田北部内陸(大館)と
北部海岸部との中間地点の交通の要所・難所・景勝地。明治天皇が東北巡幸しこ
の地に休息された時皇后から送られた和歌から由来し、後に明治天皇が直に命名
皇后の和歌:大宮の うちにありても あつき日を いかなる山か 君はこゆらむ
解説:皇后はこの地で、明治天皇を待ったと伝えられ、後に明治天皇から正式に
『徯后(きみまち)阪』と命名され。宮内庁より伝えられたとされている。
記録:中世・江戸期、この地は交通の要所(難所)であった。米代川を渡河する
には危険を伴った。古くは菅江真澄、イザベラ・バード、参勤交代の津軽
藩主などが羽州街道を目指して渡河、明治天皇は橋の渡初めをしたという。
発展:きみまち坂という恋人に相応しいネーミングから明治天皇(皇后)にあやか
り自分の想い人(恋人、親、子など)に手紙を送るイベントで地域活性化を
はかり、恋文集を出版するなどでこの地は恋のパワースポットとして人気。
参照#①七座山トレッキング 紀行 ②山岳/溪谷トレッキング紀行2021