goo blog サービス終了のお知らせ 

お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

三途川の太鼓橋 (霊場恐山)

2018年10月31日 |  🐵下北半島物語 .

霊場恐山には地上の世界にない黄泉の国がある。黄泉の国とは死後の世界
は誰しも生命を感じながら常に「」を意識。だから人々は本州最北の霊地体験
にやってくる。そして、極楽浜から流れ出る三途川の太鼓橋を渡り現世に還る。

菅江真澄の歩いた道:江戸時代の紀行家・歌人である菅江真澄は恐山湯治が気
   にいり、五度も入山し、恐山の湯小屋に入って当時の温泉文化を観察す。
   『・・・「罪深いものがここまでくると、この橋は糸などが掛かっている
    ように細く思われ、鬼石は本当の鬼のすがたで睨み、岸辺に生えてい
    る楢も、二十尋の竜と化して恐ろしい様相・・・この橋を渡ることがで
    きず、みな引き返してゆく・・・」・・・湖水の面に夕陽が映えて・・・静か
    に暮れていった・・・御寺に入ると・・・食事をし、やがて寝床についた

参考:本日、10月31日から陸奥之国霊場恐山は閉山となり、来年の5月までの
   長い冬籠り 。一般の方はそれまで本BLOGで恐山を擬体験してください。

参照恐山(現世・地獄・天国)巡礼紀行


コメント    この記事についてブログを書く
« 恐山温泉 薬師の湯(下北半島) | トップ | 奥薬研温泉 かっぱの湯(下北... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

 🐵下北半島物語 .」カテゴリの最新記事