
リニューアル:現世のイタコ (下北半島 恐山霊場:2016.07.24)
下北半島恐山例大祭の日に境内に入域した。霊場恐山は菩提寺境内全体が
霊場である。その中に地獄、極楽、宇曽利湖、温泉が点在している。その
一角に例大祭時のみ、死者との対話を霊能とするイタコ小屋が開設される。
イタコ:死者と現世の願い人(亡くなった近親者との会話を希望する者) と
を結ぶ口寄せをする霊能者。元来盲目の老女が行って、恐山の一角
に常駐していたが、近年は恐山の例大祭の時だけテントを張り行う。
東日本大震災後、気のせいかイタコ小屋に多くの人が寄添っている。
所感:過去の人を口寄せするイタコ(巫女)は観音様の様な眼差しだった。
参照#恐山(現世・地獄・天国)巡礼紀行2024