コナン・ドイル『バスカヴィル家の犬』新潮文庫、1954.
爛々と光る眼、火を吐く口、全身が青い炎で包まれているという魔の犬―恐怖に彩られた伝説の謎を追うホームズ物語中の最高傑作。(出版社HPより)
事件の舞台であるダートムアにある沼沢地の描写。その沼沢地から聞こえてくる犬の泣き声にも聞こえる不気味な音、、、バスカヴィル卿に迫る恐怖がヒシヒシと伝わってくるね
ワトスン君をダートムアに派遣しつつ、ホームズ自身はロンドンにいると見せかけて水面下でパスカヴィル卿に迫る危機を探っていくのだ
少しずつ犯人に近づいていく道筋が面白いね