今日は、いい天気だったので京都までブラリとパウル・クレー展を観に行ってきました
まぁ、cesc22さんに触発されて行ってきたのだけれどね
今回のクレー展では、「作品がどのようにして作られたか?」に観点が置かれており、クレーが独自に生み出した「油彩転写」や切って貼って作品を再構築するもの、あるいは1つの作品を切って分断し、それぞれの作品とするもの、表裏のある作品などが、完成作品とともに完成前作品と対比展示されていたのだ。
例えば「油彩転写」なんてのは、絵の具を使った版画みたいな感じで、素描と着彩した作品とを見比べるのがオモシロかったね
あと、切断・再構築、切断・分離の作品では、普通、絵を描くときはイメージとか風景とかを切り取って、それを描くものだと思っていたけど、クレーはその切り取って描いた絵をさらに切り取って張りかえて組み替えてという再構築をしたり、切り取って2つの作品にしたり、、、作品を切る勇気というか、発想というか、それがスゴイと感じたね
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