ついにフランスリーグアンが開幕
そして、前人未到のリーグ6連覇と悲願の欧州制覇を狙うリヨンは2006-07シーズンの開幕戦で、ナントを3-1で下して幸先の良いスタートを切った
リヨンはジュニ-ニョやティアゴ、クリスなど主力の多くを欠く布陣で試合に望み、前半開始早々、ナントの新加入選手であるFWブハリに直接FKを決められ先制を許すが、直後に縦への速いパス交換からカリュウのクロスをベンゼマが左足で合わせてすぐさま同点
その後、リヨンはベンアルファのクロスに新加入のシェルストレムが頭で合わせるが、これはGKにセーブされる。
しかし、徐々にナントがスウェーデン代表のウィルヘルムションなどを中心にリヨンゴールに迫り、リヨンからはリヨンらしいパス回しが見られなくなる。
それでも63分に勝ち越しゴールを決める。右サイドからのベンアルファのコーナーキックをファーサイドのディアラがヘディングでニアポストのカサッパに。これをカサッパが頭で中央に戻し、最後はスキラッチがヘディングでゴール。ナントDFは左右に振られすぎて完全にボールウォッチャーになってたねぇ
この勝ち越しゴールで余裕が生まれたのかリヨンが再びリズムに乗り、88分にはナントのクリアミスしたボールをシェルストレムがサイドからゴール前に持ちこみ、途中出場のFWフレッジにラストパス。これを難なく決めて駄目押しの3点目
そしてこのまま3-1のスコアで試合終了
GKクぺ、DFクリス、アビダル、MFティアゴ、ジュニ-ニョ、FWマルダ、ヴィルトールを欠き、ほぼ2軍のような陣容で戦ったリヨン。
試合内容も決して良いものとは言えなかったが、それでも勝つトコはさすがだね若手ではベンアルファやベンゼマ、クレルクなどが育ち、トゥラランやシェルストレム、スキラッチを補強し、昨シーズンよりも層がカナリ厚くなったね
あとはケガなく、若手や新加入選手をうまくチームにフィットさせていくことが出来れば、ここ数年間ずっと言っている「今年こそは欧州制覇」がホントに実現できるかもね