ブリコルールの日々

キャッチし、発信するアンテナ。ANTENNE アンテーヌ 芦屋・宝塚・三田よりのレアで@な情報発信基地より

クリーンアップ作戦

2010-04-30 17:55:35 | NEWS
水曜日の早朝、わんこの鳴き声で目覚めた。

春の嵐。雷とすごい強風。朝にはうそのような快晴。



芦屋のサロンに向かう夙川沿いの道は、松の落ち葉で茶色になってます。
たまたま今日は、サロンのイベント部が企画した月に一度のクリーンアップ大作戦の日。この企画はスタッフ自ら発案。



スタッフが軍手でトングをもち、各サロン近くをローリング。たくさんとれた。くさい話と受け取る人もおられるかもしれませんが、我が町をみんなでキレイにしようと今期にはいって二回目。嵐の後で、あまりのタイミングのよさにびっくりでした。

ワンコ達と夙川沿いを散歩すると、今が一番の季節ですね。GWがこの辺りってうまくできています。北海道の知人の便りでは、今からようやく春。桜もこれかららしい。





日当たりが良い場所に、土手に見事にツツジが咲いておりました。
確実に、初夏に向かっています。



手作りに勝るものなし

2010-04-29 04:58:51 | NEWS

休みになると、朝からこれ食べたいとおもったものを食べようと決めています。あと何回美味しいご飯を頂けるかと考えるとねー。

というわけで火曜日は、自家製ナメタケを作って、先日、広告代理店のS本さまにいただいた竹ノ子をつかい竹ノ子ご飯と食べようと。



えのきだけを2パック、酒200㏄、水200㏄、醤油大さじ2、みりん大さじ2、砂糖小さじ1で煮込み、こまめにあく取りをしながら、煮立ったら醤油、みりん、砂糖を投入。最後にお酢を少々。煮沸消毒したガラスビンにいれて保存。




木の芽をたくさん載せたタケノコご飯、マグロの赤身、そしてナメタケ。




甘味が自然で、薄味。美味しいんですよ、これ。
簡単でおいしいし、楽しい。ぜひおためしを。

休みに森のフクロウと

2010-04-26 20:45:24 | NEWS
うーーん。週末には身体が曲がっている。昨夜の「エチカの鑑」で特集していた身体のゆがみ。
甲南山手の三宅接骨医院で、いつものようにまっすぐにしていただく。ありがたい。

税理士さんに出されし宿題を朝から解決。夕刻、宝塚の情報誌「ヴォイラ」の編集者と打ち合わせ。婚活の特集を組むそうで、いろいろとお話しました。なんとか宝塚がもっとおしゃれな街にならないかといろいろご意見申し上げる。

そのあと、南口のサロンのすぐ近くの「バー小林」でこばちゃん(幼稚園が同じ、本人はムーミンのつもりでいるが、どうみても外見は森の肥満のフクロウ)とお話。最近はなかなか南口に行けないので、街のローカル情報を教えていただく。らんすいえんさんの跡地に飲み屋さんができるとか、芸樹さんのCAFEでモーニングが8時から始まったとかね。

車でアルコールが飲めない私は、特製のグレープフルーツとカシスとグレープをカクテルしたジュースを。こばちゃんにはビールを飲んでいただく。



ピーナッツの乾き物の後に、漬物を出してくれた。なかなかうまい。「ごはんないの?」というとご飯も出してくれた。いいやつだ。とてもバーとは思えませんねー。裏メニューにするようご提案する。ちなみに目玉焼きを載せたドライカレーが私のイチオシです。



模様の入ったタイルが張ってあるカウンターも味がある。シングルモルトのウイスキーにはなかなか造詣が深いこばちゃん。そんな彼のお店には芸能人がやってくる。

だれかって?

相武紗希ちゃん。あのジャニーズのV6、長瀬くんと噂のあるCMの女王ですよー、奥さん。
これ以上は守秘義務ありでしゃべれません。興味のある方は、7席しかないカウンターに陣取って森のフクロウのウンチクと自慢話を聞き、わがままを思いっきり言うべし。お蕎麦やラーメンもあります(笑)



■ばぁこば・バーコバ バー小林
宝塚市南口1-16-5
Tel: 0797-77-7269
地図 http://homepage1.nifty.com/barkoba/


□■□ANTENNE SUR VOGUE

芦屋店 Au Bricoleur (オ・ブリコルール)

TEL 0797 35 1121

http://www.aubricoleur.jp
芦屋市大桝町2-12 クオリア三正1F

宝塚南口店

TEL 0797 71 7747

山本店   

0797 80 0030 (山本)
   
三田店

079 559 0500 (北神戸 三田)

楽しい時間には音速の翼がある

2010-04-26 10:15:07 | NEWS

肌寒い日が続きますねー。 ついついリビングでコタツに入る。たちまち睡魔が襲ってきて、ベッドに行かねばと思いつつ朝。身体の節々が痛い。早朝から三宅接骨医院で真っすぐにしていただく。

膝を曲げて歩く癖を直さねば。 金曜、昇格試験で合格を出した。太夫絵理(たゆうえり)と塚本あゆみの両名が新たにスタイリストに。ただ、あと口頭試問と決意文が残っている。最後まで気を抜かないでね。心配していたがようやく(泣き)。やっとこさだぜ、6回目。何が大切かさを確かめて、頭で整理できたかい?お客様にとって一番似合うスタイルとデザイン。そこから全てが始まる。頭を柔らかくね。

土曜日、師匠の内田先生のお宅にお邪魔して飯炊きをしてきました。甲南麻雀連盟の定例会にて土鍋を持参し、三田米を炊きたてで、かいやの焼きとおし蒲鉾やら函館朝漬けのいかの塩辛やら拙宅でつくりました煮物などをおかずに食べていただきました。得意のビゴのバケットハムサンドも作ったな。

「店できますやん」と元ミーツの江さんよりお言葉をいただくほど好評でした。 麻雀の方は、一局だけ140Bの青山さんや大迫さんたちと打たせていただき、大迫力氏の猛追をかわして、+46で勝ち逃げしてきました。次回が怖い。画家の山本画伯、ラグビーの平尾さんやら大学の先生方など濃いメンバーの仲間入りをさせていただいてたいへん楽しい時間が過ごせました。 これからは人脈をより広げて、楽しいコミュニティにたくさん参加していこうと思います。

 ■前日お電話して、芦屋までわざわざ焼きとおしを、もってきていただきました。この場をお借りして、ありがとうございました。かいやのK住様にはご無理を聞いていただき本当に感謝感謝です。

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スラムドッグ$ミリオネア

2010-04-25 01:34:10 | MOVIE
10年以上もご贔屓にしていただいているご夫婦が転勤でインドに行かれることが決まった。池田に本拠地を置く自動車会社に勤務しておられるご主人。聡明な奥様。仲のいいお二人にいつも元気をいただいていました。T森さま、さびしくなります。インドに行かれている間に、1度はインドに訪ねていこうと決めましたよ。



たまたま先日、インドが舞台の映画をDVDで借りてきていました。アカデミー賞を総なめにした「スラムドッグ$ミリオネア」。



■□■ネタバレ注意

カースト制度の1番下のまだ下、ストリートに生きる孤児の兄弟がたくましくも生き抜き、兄は破滅の道、弟はラティカという美しい伴侶を得て最後は大金を手にします。



別々の道を歩んでいくが、その厳しい生活の中で学んだことが、全インドで最高の視聴率を誇るTV番組で出題されて偶然が偶然をよび、最終問題までたどり着く。

兄弟の半生とクイズの回答をうまくからめてある構成や主人公の素人っぽい演技に好感が持てました。それにしてもインドという国はおもしろい。鼻が曲がりそうな匂いの漂ってきそうなライブ映像で、現実と回想を繰り返しながら物語りは進みます。国民性というか文化の特異性に驚きの連続。中国の次はインドと世界が認めるのもうなずけます。


自身の運命に不平不満を持っている人に、観ていただきたい。人生捨てたものではありません。そんな勇気を与えてくれる作品です。


T森夫妻、しっかりと現地に根を張られ、素晴らしいインドライフをおくられんことを心よりお祈りしております。うらやましいですー!!




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ダブル・ブッキング

2010-04-23 15:27:56 | NEWS
また、やっちまった。

疲れているからか、痴呆が始まっているためか?!

朝から税理士さんと先月のご報告を聞かせていただく会であったんだけど、途中に電話が。
南口のサロンから。

「情報誌ヴォイラの方がおみえになっておられますが」

あちゃー、ダブルブッキングやん。
すぐに電話して平謝りに、あやまって日を来週月曜日に変えていただく。
ごめんなさい。

今日は夕刻に師匠もお見えになるし、後半しっかりしなきゃ。
夜にはまたスタイリスト昇格試験がある。三田サロンの太夫さんが6度目のトライ。
気合いをいれてがんばります。



うれし泣き、やっぱりええもんです

2010-04-21 20:04:56 | NEWS
4回落ちて、5回目のトライ。

ようやく涙の合格となりました。

塚本あゆみ ことツカモ。
おめでとう!

ようやくスタートラインに立てたね。誰に1番に知らせているのだろう。



スタイリストになることがゴールでなく、あなたのその2本の腕で創り出したヘアーデザインや癒しで、お客様に今までと違う新たなご自身に感動していただくこと。

そして、その涙は、いままでやってきた努力の積み重ねや悔しい思いや、嬉しすぎる感動や気の遠くなるような時間の集積。

「塚本さんのカットが好き」「やっぱりツカモでなくちゃ」といっていただける仕事を積み重ねて、今以上の熱い涙を流してほしい。

この仕事についてよかった思える瞬間をたくさん、たくさん味わってください。

感動をありがとう。やったね!







のだめカンタービレ最終楽章 後篇

2010-04-20 00:32:51 | MOVIE
西宮ガーデンズにて、最終の1本前の回で鑑賞。それでもなかなか観客は入っていました。
人気の高さがうかがえる。



これって結局、クラッシック音楽を媒体とした夢を追いかける若者のサクセスストーリーなんですが、恋愛もテーマとしてありますよね。しかし、恋愛の物語には障害がなければ、ただのオノロケにしかすぎず、興味を引くことはないはず。「のだめ・・」においての障害ってなんであろう?!



才能や育ちの差。野田めぐみの性格の特異性。クラッシックの世界で生き抜くことの難しさ。物語の中では、そのどれもが障害として成立していないような。

ひとつの世界において認められ、成功をおさめたその先にあるもの。

自己実現?! 男を取るのか、夢を目指すのか?!


まあ、難しいことはさておき、「好きなことで飯が食える幸せ」っていいですね。そこには決して終わりが・・。

人生で何がしたいのか決めかねている若者には、よい映画かも。必ずしもアンサーにはなりえませんが。



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96時間

2010-04-19 23:42:50 | MOVIE
父親の娘に対する愛情は、これほどなのかと、あらためて子供のいない私はわかちゃいるけどあらためて感動しました。

            

物語の構造は単純で、誘拐された娘を、96時間以内に元凄腕諜報部員の父親が助け出しにパリへ向かうという典型的な筋。父親を演じるリーアム・ニーソンは、すごくクールで恐ろしく強い。それでもハラハラドキドキ、組織の強さは半端ではない。

何度か、もうあかんという場面に、「そこまでやるか」とつぶやきながら、親子の絆の結びつきをええもんやなーと。

原作、監督はリュック・ベッソン。息をもつかせぬサスペンス・アクション。カーチェイスもすごい。

最近、家族としっくりいかないなと感じているあなた、娘の考えていることが分からなくて困っているお父さん、父親の威厳を取り戻すチャンス。週末、家族みんなで観てください。まちがいなく絆が深まりますよ。



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紙がなくなる時代

2010-04-18 20:26:40 | NEWS


先日、ついにiPhone3GSを手に入れたばかりというのに、新しいOSを装備したiTouchや画像の解像度が増したiPhoneが出るそうである。

いつ線を引くか、いつから始めるかだけの問題かなとも思うんだけど、やっぱり少し悔しい。今度の夏に上陸のいiPadやiTouchは、少し大きな画面で本が読める。本屋雑誌などの紙媒体でなく、本を読ますのが目的の大きな柱であるという。



これが事実なら、近い将来にミニPCの末端から世界中の書物が、オンデマンドで読みたいときに読めるということ?!読みたいときに、読みたいものが、どんな場所でも読めるということ。 学生の教科書は1冊だけで、音声で発音や会話も瞬時に。宿題の提出や確認も簡素化。実際にDSで授業を行っている学校をNEWSで見たことがあります。あれが全世界で。

全世界の人が、手の中に図書館をもつということ?!

出版社はどうなる?!新聞や雑誌は? 併用され、それぞれに存在はするでしょうが。

すごい時代が、確実に近くにまで来ているんですね。

撮影の顛末

2010-04-17 19:26:46 | NEWS
木曜日、金曜日、北神戸の情報誌「シフォン」の撮影に三田のサロンに行ってきました。

もちろん、前々日に仕込みや衣装の選択と借り出しをすませてのことなんです。それ以前にも写真による選考や、テーマのプレゼンを行っているんですね。

JR三田の駅前のブティック「リディア」さんに土曜日に一度足を運び、再度、新しい春物が入るということで火曜日にリトライ。なんとか流行の春物をゲットして当日は曇り空。参ったな。

     

それでも、ヘアーの竹谷、メイクの太夫が頑張ってくれ、カメラマンの中西さんの気合いで良い作品にしていただけたと思います。私がドジをして写真のファイルを紛失。結局、PCの中に見つかったんですが、シフォンの奥野さんには大変なご迷惑をおかけしてしまいました。ごめんなさい!!


「変身」のシリーズもかなり回を重ね、何回させていただいたのかわからないくらい。前回より良い作品をと頑張っていきます。


◆カメラマンの中西俊介さんが、丹波篠山にて写真展「祭典の記録」を開かれます。
会期 2010 5/20(木)~23(日)
  10:00AM~5:00PM 入場無料

中西さんはまちなみアートフェスティバル総合ディレクター。
とても素敵な作品多数。ぜひ、行ってみてくださいね。



食事会 皿は違えど 同じメニューで ならねばならぬ

2010-04-16 06:46:05 | NEWS
4年生対象の食事会。今期に入って2回目です。




前回と同じメインのサーロインステーキ、アスパラ、ししとう、モヤシいため、スパゲティとレタスのサラダ添えにマリネと汁物、コーヒーとデザート(焼きプリン)



毎回できるだけ同じようにしないと不公平感が出るのでたいへんなんですね。ホストはちと辛い。サーロインも同じお店から、同じグラム数の肉を仕入れるわけです。焼き方もご伝授。薄く切ったにんにくをフランベ、片面をもういいでしょぐらいにしっかりと焼きます。レアなら裏返してからは30秒くらい。

今回もテキパキお手伝いをしてくれて、いい感じでしたよ。左からムラ、フナ、イガ、ササ、マンチェ、ありがとう。みんなの課題や各サロンでの悩みを聞いたり、はやくスタイリストにとはっぱをかける。

元気に、楽しくおしゃべりしながら食べる若者を眺めてほっこりする。そんな歳になったんだなあとしみじみ思う今日この頃です。

今回は写真うまく撮れたでしょうと思ったら、左が湯気で曇っているし、また松岡さんが映っていない。原稿の段階ではしっかり映ってるんですが、ブログのプログラムで写真が小さくなるようです。ごめんねー!



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時間と速度と密度の関係

2010-04-15 01:47:35 | NEWS
あれほどあふれていた人の群れも今はなく、普段の静けさが戻った夙川の土手を、わんこ達と散歩です。

花びらの絨毯は、もののあわれを誘いますね。来年の今頃まで、桜は注目されずに時間を過ごす。彼らの生涯もまた、山あり谷ありなのでしょう。



人もまたみな、同じ時間を与えられ1年間は同じ時間ですが、その速度や密度はそれぞれに違う。歳年で、価値観も変わるし、感じ方も。

                                               

登山で、行きはとてもゆっくり時間が過ぎるけれど、帰りは一瞬に過ぎていく。30代半ばが頂点で、どんどん時間の経過が速くなるのはそのせいだろうか。
のんびりやれよと、耳元でささやく声が聞こえる。いや、小高い丘でもつねに、頂上を目指したい。踏みしめて一歩前に。

   

先日の、かも南蛮そば。汁に甘みがあるのに、黒胡椒(山椒と唐辛子)でピリリとのどに来ます。カモのまったりとした脂が、白ねぎの甘みを惹きたてる。うまいですね。ついているお蕎麦は普通でしたが。汁は絶品。味覚と料理の関係もまた面白いです。



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ちりめん山椒を手作りで

2010-04-12 22:55:39 | NEWS
冷蔵庫をのぞくと、釜あげのシラスが残っていたので、ちりめん山椒を作ってみました。



酒、味醂、醤油を5対1対1の割合で、タレを製作。シラスをフライパンでカリッとさせたら、タレを足して煮詰めます。ひと煮立ちしたら、山椒を。



山椒が好きな私は、結構たくさん入れました。山椒の香ばしい香りは、食欲をそそります。



五穀米を土鍋で炊き、豆腐と三ツ葉のみそ汁、明太子、タマネギとケッパーとサーモンのマリネ。ごちそうさまでした。

写真左上は、安かったので誘惑に負けてカゴにいれました「鴨なんば蕎麦」

明日、食べてご報告します。(笑)




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おもしろいです

2010-04-11 14:37:21 | NEWS
鳩山内閣率いる日本政府は、何故アメリカ合衆国に対して毅然とした態度が取れないのか?イライラしておられる方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。
「いやや」と何故に言えないのか。

この疑問に名回答した文章を読んで、うーーんと思わずうなった。

これが正しいのか、果たして間違っているのかの私自身の答えをまだ出せていません。

が、かなりの衝撃でした。

少し長いですが、読んでいただく価値ありです。

以下は、師匠の内田先生のブログからの抜粋です。(http://blog.tatsuru.com/)



「従者の復讐」

取材で鳩山政権の迷走について訊かれる。
どうして日本政府はアメリカに対して毅然とした態度が取れないのかというお訊ねである。
メディアは単純に「それは総理が無能だから」という属人的な説明でケリをつけようとしている。
もちろん統治者の資質が外交の成否に深く関与するのは事実である。
だが、現在の日本のメディアの、すべての政治的できごとの成否を属人的な能力によって説明するスキームの定型性に私はいい加減うんざりしている。
たしかに、外交がうまくいっていないという事実に為政者の個人的能力はふかく関与している。
けれども、それが「外交の失敗のすべての理由である」としてそれ以上の吟味を放棄するのは、思考停止に等しい。
歴代の統治者たちが組織的にある外交に失敗するとしたら、それは属人的な要素によっては説明できない構造的な問題があるのではないか、と考えるのが科学的な考え方である。
日本のジャーナリストには、この「構造的な問題」を「科学的に考える」という構えが致命的に不足しているように思われる。
日米間には権力的な非対称関係がある。
端的に言えば、日本はアメリカの軍事的属国である。
これは歴史的事実である。
日本人は全員その事実を知っているが、「知らないふり」をしている。
だから、改めて「どうして日本はアメリカに対して毅然とした態度が取れないのか」などと凄んでみても始まらない。
話は「そこから」始まっているわけで、「そこ」に話を戻しても私たちは日米関係について何ら新たな知見を得ることができない。
問題は「どうして日米の権力的非対称関係を熟知していながら、知らないふりをする」という佯狂的な戦略を日本人が国民的規模で採用しているのかということである。
さらに言えば、それは「どのような外交的得点を日本にもたらすのか」ということである。
基本的なことを確認しておこう。
人間は「自分の得になる」と思うことしかしない。
日本がアメリカの下風に立って、外から見るとどうにも醜悪な「従者」のふるまいをしているのは、それが「自分の得になる」と思っているからである。
日本の「得」とは何か。
アメリカの従僕として、その「獲物の分け前」に与ることか。
多少はそれもあるだろう。
けれど、そのようなふるまいはただ日本人の国民的誇りを傷つけるだけで、得たよりも多くを奪い去る。
「アメリカに諂って、余沢に浴する」のは差し引き勘定では「赤字」になる。
人間は「赤字になるとわかっていること」はしない。
ということは、論理的に答えは一つしかない。
私たち日本人は「『赤字になるとわかっていること』をすることを通じて、黒字を出そうとしている」ということである。
わかりにくい書き方ですまない。
国民国家にとっての「黒字」というのは一つしかない。
それは国民的統合を達成し、国民的矜恃を高く保つことである。
それ以外の、貿易赤字だの、不況だの、格差だの、仮想敵国の脅威だのということはそれが国民的統合と国民的矜恃を傷つけない限り、副次的な「解決可能」なトラブルにすぎない。
しかし、国民がばらばらに分裂し、その国の国民であることを恥じるようになったら、外貨準備があっても、景気がよくても、平等でも、平和でも(などということはありえないが)、その国は終わりである。
国民国家である日本に課せられた課題は一つだけである。
それは、日本人が国民的に統合され、日本人であることに誇りをもつことである。
それが達成されれば、ボロを着てようが、粗食に甘んじようが、敵に取り囲まれていようと、国民国家的には「黒字」なのである。
それはもちろん国民ひとりひとりの個人生活における「幸福」とは関係がない。
個人的には「きれいな服着て、うまいもん食って」いれば、国なんて滅んでもアイドンケアーという人はたくさんいる。
私は「国家」の話をしているのである。個人の話をしているのではない。
そして、普天間基地は「国家の問題」なのである。
だから、これについての国民的な構えは「国民国家としての黒字」をどうやって出すか、という問いに絞り込まれる。
まず原理的なことを確認しておこう。
外交はゼロサムゲームである。
一方が失った分が他方の得点になる。
基地問題で、日本の「得点」になるのは「米軍基地の国外移転と用地返還」である。
それはおそらくアメリカが許さない。
その理路についてはすでに何度も書いた。
それは別にアメリカの西太平洋における軍事的に実証的な根拠があってのこだわりではなく、幻想的な「西漸圧力」にアメリカ国民が抗しきれないからである。
となると、日本に残された選択肢は論理的には一つしかない。
それは「アメリカの失点」である。
基地問題をめぐる外交交渉をめぐって、手札の限られた日本に許される「勝ち」は、「この交渉を通じてアメリカの国力を殺ぐこと」である。
アメリカ政府高官たちを悪代官的な「憎々しげ」な対応に追い込み、日本人の反米感情に心理的エネルギーを備給し、アメリカとは「軍事力だけで属国を恫喝しているあくどい超大国」であるというイメージを広く国際社会に印象づけ、国際社会における威信を低下させ、覇権を脅かし、ついには「帝国の瓦解」を達成することである。
基地交渉の過程でもし、日本政府がアメリカの植民地主義的本質を露呈させることに「成功」するならば、沖縄の基地問題が「解決しない」ということそれ自体が日本のアメリカに対する「得点」にカウントできる。
この理路にご同意いただけない方もいるかも知れないから、もう少し説明しよう。
日本がほんとうに「親米的」であり、かの国の行く末を真剣に気づかっているとする。
だとしたら、日本がまずなずべきことは、アメリカとその「仮想敵国」たちのあいだの和解を周旋し、アメリカが「世界から敬愛され、その繁栄を世界中の人が望むような国」になるように一臂の力を貸すことであろう。
そのために短期的にはアメリカ政府をきびしく叱正したり、怒鳴りつけたり、その協力要請を断ったり、という「教育的指導」があって然るべきである。
ところが、戦後65年間日本人は「そんなこと」を一度もしたことがない。
日本は「アメリカが世界中の人々から敬愛され、その繁栄を世界中の人々が望むようになるため」には指一本動かさなかった。
これはほんとうである。
その代わりに、朝鮮戦争のときも、ベトナム戦争のときも、アフガン侵攻のときも、イラク戦争のときも、「それをするとアメリカの敵が増える政策」については日本政府はきわめて熱心な支持者であった。
イラク戦争開始時、ヨーロッパの多くの国がその政治的大義についても軍事的見通しにも、つよい疑念を投げかけていたときに、小泉純一郎はこれを世界に先駆けて断固支持し、ジョージ・ブッシュの背中を押して、アメリカを「出口のない戦争」に導き入れた。
私の判断では、小泉純一郎は「アメリカ帝国の没落」に最も大きな貢献を果たした外国人政治家の一人である。
それゆえ、私は小泉の対米戦略をもっぱら「悪意」という動機によって説明できると考えている。
彼はA級戦犯の祀られている靖国神社に公式参拝して、アメリカ主導の東京裁判の歴史的意義を全否定してみせた。
また「規制緩和・構造改革」と称して、あきらかに日本の風土になじまないアメリカ的モデルを強権的に導入し、日本国民全員が痛みのうちに「だから、アメリカの制度はダメなんだ」という合意に達するところまで社会制度を破壊してみせた。
彼がその政策のすべてに失敗したにもかかわらず、いまだに根強い国民的人気を誇っているのは、彼がたぶん歴代の総理大臣のうちでいちばん「アメリカに対してひどいことをした」からである。
日本の「口にされない国是」は「アメリカと戦って、次は勝つこと」である。
敗戦の日に日本人は「次は勝つぞ」と言うべきであったのに、言わなかった。
言えなかった。
圧倒的な彼我の軍事力の差がその言葉を言わせなかった。
大日本帝国戦争指導部のあまりの無能ぶりがその言葉を凍りつかせた。
その言葉は日本人の「無意識の部屋」に閉じ込められた。
それから65年間ずっと、その言葉は門番の眼を騙して、その部屋から「外」へ出ようともがいている。
抑圧されたものは症状として回帰する。フロイトの言う通りである。
日本人の「アメリカと戦って、次は勝つ」という抑圧された欲望はさまざまなかたちをとって回帰してきた。
その中で、もっとも成功したのは「アメリカが愚かな、自滅的な外交政策を採るときにはそれを全力で支援する」というものであった。
別に珍しい話ではない。
侵略者に滅ぼされた旧家の王族が、父母を殺した王位簒奪者の従者に採用された。
屈辱的な仕事だ。
非力な彼に残された復讐の方途は一つしかない。
それは王に迎合し、おもねり、へつらうことである。
王の愚劣な意見をほめそやし、奸佞なもの忠臣だと持ち上げ、諫言するものを讒言によって陥れ、酒色に溺れるように誘い、豪奢な宮廷を建て、無用な外征を全面的に支持してみせる。
そのような阿諛によって「王を没落に導くこと」が従者に零落したものに許された、おそらくもっとも効果的な復讐なのである。
私は日本人は戦後65年かけて「従者の復讐」を試みてているのだと思っている。
それがはっきりわかったのは、何年か前にハリケーンがアメリカ南部を襲ったときの現地レポーターの顔を見たときだった。
スラムの黒人たちが電器屋を襲い、窓ガラスを破って、オーディオを盗み出している資料映像をはさみながら、レポーターは濁流に呑まれた街を指さし、連邦政府の救援活動が遅遅として進まないこと、移動手段をもたない貧しい黒人たちが取り残されて被害者となったこと、街では略奪やレイプが日常茶飯事化していることを「ほとんどうれしげに」報じていた。
私はそのときに「主人の館」が焼け落ちるさまを薄笑いを浮かべながら見つめている「従者」のニヒリズムを見た思いがした。
なるほど、私たちはアメリカの滅亡を心底願っているのだ。
もちろんアメリカが没落するとき、日本もその余波で無事ではいられない。
主人の館が焼け落ちれば、従者もまた寝る場所を失うのである。
けれども、自国の没落を代償に差し出しても、アメリカの滅亡を達成することは日本人の歴史的悲願なのである。
私はさきに日本人は「アメリカの軍事的属国であることを知っていながら、知らないふりをしている」と書いた。
これにはもう少し追加説明が必要だ。
日本人がほんとうに知らないふりをしているのは「日本が従者として主人におもねることを通じて、その没落を念じている」ということそれ自体なのである。
私は沖縄の基地問題はこのような分析的な文脈で考察すべきことだろうと思う。
この交渉における、日本政府の真の勝利はむろん「米軍の沖縄からの撤退と基地の全面返還」である。
次善の策は、米軍が「ごねて」、理不尽な要求を日本政府と沖縄県民に突き付け、その植民地主義的本質を露呈し、世界中の人々から「厭な国だ」と思わせることである。
その妥協の「おとしどころ」は極端な話、どうでもいいのである。
沖縄県民が「私たちはいつまで犠牲にされるのでしょう」と絶望的な訴えをする映像がこの交渉の「本質」を伝えるものとして世界中のメディアに宣布されるなら、この政策は部分的には「成功」と言えるのである。
日本のメディアはこの交渉の不首尾について、もっぱら「日本政府の腰の弱さ、定見のなさ」ばかりを批判するが、欧米のメディアは、総じて「アメリカ政府の首尾一貫した横暴ぶり」の方を優先的に批判している。
当然である。
ワルモノが弱々しい市民をいたぶって理不尽な要求をしているときに、市民に向かって「堂々と戦え」と言うより先に、ワルモノに向かって「理不尽なことを止めろ」と言うのがことの筋目だからである。
そして、実際にそうなっている。
私たちは沖縄基地問題を「それだけ」で見ているが、それはこれからも続く長い物語の一節にすぎない。



ねっ、すごいでしょ!


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