ブリコルールの日々

キャッチし、発信するアンテナ。ANTENNE アンテーヌ 芦屋・宝塚・三田よりのレアで@な情報発信基地より

タイペイ・グルメ旅  その3

2013-01-30 21:13:49 | 

早朝に目が覚める。今夜は、大切なイベントがあるせいだろうか。

 

 

 

タクシーで、移動して問屋街散策へ。ここも、入り口近くは、穏やかな感じ。しかし・・。

 

 

タクシーが初乗り二百円くらいでありがたい。旧正月の準備のため、人で溢れかえってました。ソウルの南大門みたい。

 

これは、お菓子です。一袋、100元で詰め放題。

 

アワビ、フカヒレ、ナマコや各種乾物、豚足や腸詰めの匂いが混在、ううっ、苦しい。人ごみに揉まれながらの移動。

 

 

 

 

名物の「からすみ」。タラコではございません。ボラの卵巣の珍味です。お土産に最高。

 

きらびやかな金や赤の飾り、お香、そして、料理を買い求める人で真っすぐにはとても歩けません。途中、神社でお参りしたり、土産物を購入しながら、商店街を抜けた頃には、フラフラに。

 

 ←訳もわからず、お供え物と線香を購入。

 

 ここは、老舗みたい。朝鮮人参を買いました。

ブタの肝臓です。 ↓

 

この野菜と果物のチップス、たくさん買っちゃいました。おいしいんですもの。

 

ここのお兄さんが、ポーズをとってくれました。 ↑ これ全部、干し柿。

 

 

 

次に、初日の夜、お邪魔した101タワーの近く、信義イーストへ。モダンとレトロが混在するエリアです。緑が多くて、美しい。質素で素朴な建物が息をひそめて、佇んでいます。

 

 

雑誌の撮影現場に遭遇。

 

 

 

その昔、中国本土から渡って来た軍人の外省人が暮らしていた眷村が残る四四南村(シーシーナンソン)あたりは、オシャレな若者が集う地域。空を見上げると、近未来的な101タワーが、すぐそばにそびえ立つというのに。

 

 

「好、丘」(ハオ、チュウ)は、ベーグルで有名なカフェ。満席で、断念しました。残念。台湾にも、日本と同じようにお洒落な若者文化がしっかりと育っていることに、なぜかうれしくなりました。

 

 

 

ミニチュアのインテリア。上のギターは、「Lee Guitar 」のもの。よく鳴ってました。台湾の作家の作品。

 

 

 

 

 

 

夜に、みんなで大飯店へ。名前は、忘れてしまいました・・。

 

三田サロン・ジロのタケこと竹谷のお別れ会を、旅の最後に。八年間、頑張り続けて、トップスタイリストに。後輩への熱い指導でサロンを引っ張ってくれました。たくさんの想い出が走馬灯のように駆け巡ります。手が荒れて、一度は辞めたいと相談をされたこともあった。

タケの笑顔は、ANTENNEの宝です。よくぞここまで頑張り、成長してくれました。私だけでなく、みんなの目からも涙が…。

 

 

料理は、カラスミの前菜から始まり、アワビ、肉の旨煮、蟹の揚げ物、海老の炒め物、白菜の煮物、名物の焼きビーフン、鶏とクコの実のスープ、果物と餅と杏仁豆腐まで。胸がいっぱいで、味ははっきり覚えていませんが・・。

 

 

  

 

 

 挨拶する佐竹。みんな、神妙な面持ち。有志の出し物。1年生からも、感謝の言葉が。

故宮で見たような・・。↑

 

 

 

 

タケ、ほんとうにお疲れさま。ありがとう‼

結婚式は、素晴らしいお式になること間違いなしだ。喜んで、出席させていただきます。中学校の先生の優しい旦那様とお会いできる日を、楽しみにしています。

しあわせになるんだよ!

岐阜は、少し遠いけれど、いつでも遊びにおいで。みんな、待っています。

 

 

 

 

 


タイペイ ・グルメ旅  その2

2013-01-29 22:59:02 | 

タイペイの二日目です。

 

 

 

朝から、ホテルライフの一番の楽しみの朝食を。シェラトンは、天井がおそろしく高い。

 

 

かなりの種類があり、やはり中華がベースの料理が多いかな。初日なのでBLTに、珈琲、フレッシュなフルーツを。果物が、不明の南国フルーツあり。種がプルンで、とっても酸っぱい。マンゴーも、なかなか。ドライフルーツと木の実は、大好き。下の写真は3日目だな。あれ、2日目が見当たらないぞ。

順不同で、掲載させていただきます。

 

 

 

 ←最後はやはり、和食に戻るのだなあ。

 

 

まずは、国立故宮博物院へ。

 

 

大英、ルーブル、メトロポリタン美術館と並ぶ世界四大博物館のひとつ。いまだに、中国が返還を求める67万点を超える至宝は、はずせません。本館は、四階建で、一階は宗教美術、戸籍、特別展を。二階は、磁器常設、書画特別展、三階は銅器常設、玉器常設なんですが、ため息がでそうなお宝のオンパレード。館内での撮影は禁止ですので、 写真はございません。ごめんなさい。webからのものを、転載させていただきます。

 

 

 

 

ガイドのライさんが教えてくださったように、中国からの観光客でいっぱい。人気のある「肉形石」や「翼玉白菜」にはすごい人だかり。人ごみに揉まれて、ぐったりとなりながらも3時間。中国の歴史の厚みと、日本の文化のルーツが中国にあることをしっかり再確認してきましたよ。

展示物につきましては、こちらのサイトをご覧ください。 http://www.npm.gov.tw/ja/Article.aspx

 

 

 

 

 

最後に、四階のカフェレストラン「三希堂」で、肉の麺、杏仁豆腐、タピオカ入り珈琲をいただき、エネルギー再充てん。眺望も、素晴らしく、乾隆帝の書斎を再現したインテリアがお洒落。ここの麺が、すごく美味しくてびっくり。手打ちの平たい、フォーみたいな米の麺。牛肉もホロホロに柔らかいし、スープも甘辛くて、コクがある。大満足でした。

 

 

 

 

 

 

タクシーで、行天宮へ。門のところでは、人もまばらで、それほどでもないなと、思ってたんですが。

 

 

中に入ってびっくり。

 

 

1967年創立。三国志で知られる「関羽」を本尊とする廊。ソロバンや簿記の発明者といわれる関羽は、商売の神様として崇められているそうで、お参りしたかったんですが、手を合わせただけ。日本の今宮戎さんみたいなものでしょうか。ここもスゴイ人だかりでした。

 

 

 

 

その行天宮の駅の地下にある占い横丁で、占いをしていただきました。

 

 

手相や面相はもちろんのこと、米粒占い、亀占い、鳥占いなど面白いものがありましたが、やっぱり定番の支柱推命を選択。呉慧珍(ウーフェツン)という先生に、名前、生年月日をお知らせして占っていただき、たいへんよいお言葉をいただきました。先生、ありがとうございました。

 

 

新たな挑戦は、非常に良いそうで、2016年までは幸運が続くらしいです。やったあ。

 

 

ホテルに戻ってから、マッサージと足つぼへ。台湾の相場からするとかなり高額なお店で、耳そうじまでやっていただき、疲れも少し癒されました。志村けんさんが、CMをされているみたい。

 

シェラトンの近くにある「50嵐」というお店で、タピオカ入りの飲み物を購入。人気のお店だそうで、すごい種類がありました。これは、ヒット。

 

 

その後、小腹が空いてきたので、地元のワンタン麺専門店にて、海老入りワンタン麺を。まずまずのお味。

 

 

こんな感じの二日目。いつも、お読みいただき感謝しています。

 

 

 

国立故宮博物院

 

 

<fieldset style="margin: 16px 0px 0px; border: 0px; padding: 0px;"><fieldset style="margin: 16px 0px 0px; border: 0px; padding: 0px;">
Address: No. 221號, Section 2, Zhìshàn Rd, Shilin District, Taipei City, Taiwan 111
Phone:+886 2 2881 2021
 
</fieldset></fieldset><fieldset style="margin: 16px 0px 0px; border: 0px; padding: 0px;">
Hours:
 
Friday hours 8:30 am–6:30 pm  -  See all
Sunday 8:30 am – 6:30 pm
Monday 8:30 am – 6:30 pm
Tuesday 8:30 am – 6:30 pm
Wednesday 8:30 am – 8:30 pm
Thursday 8:30 am – 6:30 pm
Friday 8:30 am – 6:30 pm
Saturday 8:30 am – 8:30 pm
</fieldset>

 

 


タイペイ・グルメの旅  その1

2013-01-28 22:11:00 | 

毎年、恒例の社員研修旅行で、台湾、タイペイへ。 早朝の関空国際線団体前で集合です。2名、遅れて到着。とほほ。

 

 

 

空港から、バスにて一路、九份へ。営業の疲れか、全員お疲れモード。

 

 

途中、両替のために、お茶の専門店でお茶の講義を受講。まずは、お茶がらで手を清めてから。

 

  ←整然とした店内

 

講師は、台湾のお茶の会会長の方。日本のTV、NHKに何度も出演された経験をお持ちだそうで、流れるような解説と実技。プアール茶や東方美人茶を煎れていただき、美味しくいただきました。

 

 

 

 

 

 

さらに、バスで移動。九份は、その昔、日本人が開いた町だそう。思っていたより肌寒い。

 

 

通りに並ぶ家屋には、窓という窓に鉄格子。大陸主義の国民性を感じました。

 

 

 

 

昔なつかしい、昭和レトロな床屋さん。待っている人がいる。流行ってるなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

宮崎駿さんが「千と千尋の神隠し」の舞台のイメージをここからみつけられたと、ガイドのライさんから。「阿妹茶楼」は、急な階段を登ると左側の斜面に張り出すように佇んでいました。ここのテーブル席で、半日ほど宮崎駿さんは手前に電車、その奥に広がる海を眺めて過ごされたとか。確かに美しい。あいにくの曇り空でしたが。

 

 

この海の向こうは、石垣島などの沖縄離島。

 

 

海草を使った飲み物や、台湾シルクのお店を回りました。

 

 

お嫁さんが日本人の一番古いカフェで、茶わんとお茶を購入。雰囲気がステキです。

 

プアール茶が、おいしかった。古ければ、古いほど価値が増すそうです。

 

 

市内へ戻り、小龍包の有名なレストランで、夕食。

 

 

 

 

クラゲの和え物、蒸し鶏からはじまり、次々に小龍包が。

 

 

蟹味噌、海老、野菜など様々な種類が。セイロのふたが開けられると、白い湯気が立ちあがります。酢と醤油を2対1のタレにつけて、口の中へ。ジュワと広がる熱いスープは、小龍包の醍醐味。

 

 

 

 

 私は、もっぱらグァバジュースです。甘さ、あっさり。

 

 

その他にも、豚の角煮の飲茶、桜海老のチャー飯、鶏が丸ごと入ったスープ、椎茸とエリンギとほうれん草の炒め物など盛りだくさん。最後にグァバとスイカ、餅のデザートまで。満腹です。

 

 

 

 

101タワーへバスにて移動。夜景を観光してから、シェラトンタイペイで、荷をほどき、iPadでこれを書いています。明日から、どんな旅になりますか、いまから想像を巡らせています。

 

 

 

ハイライトの九份あたりは、降水量が台湾でも、とても多い地域だそうで、あいにくの曇り空でしたが、広島の尾道や香川の金比羅山の参道を彷彿とさせる坂の途中に、カフェやお茶屋、屋台の食べ物屋や土産物を売るお店がびっしり。屋号を記した看板も、日本と違った雰囲気。その商品構成も独特の台湾の文化を表してますね。ノラでしょうか。ワンコがたくさん。おとなしくて、かわいい。

 

 

 

市内は、日本かと見まごうほどの近代的な大都会。活気も日本よりある感じがしました。高層のビルや、御堂筋や表参道のような大通りが、いっぱいある。

 

 

しかし、やはり少子化の波はここにも。国土面積は、日本の九州くらいですが、人口は二倍。おまけに、3分の2は山間部で、都市部に集中。土地の値段は上がる一方だそう。共働きで、ほとんどお家で料理はしないそうで、料理が苦手な女子は台湾に嫁ぐとよいかも。

 

全般的に、日本をしっかり追いかける傾向にあるようです。


では、また明日。

 


美味しいもの特集 アラカルト編

2013-01-27 18:10:27 | 美味しいもの

新しくオープン予定のお店「オートレ AUTRES」へ、電気工事の打ち合わせに行った帰り、親友のH川さんのお寺で、いただいた煎餅が強烈でした。

 

 

「おっ、おばん焼き」、いや、ちがう。もとい。「おおばん焼き」。

 

 

 

何が強烈って、写真では分かりづらいかもしれませんが、これがかなりでかくて、一味が浮き出るように表面にびっしり粉を噴いてるんです。ガリッと一口やったら、額に汗が。舌の上に、火の粉を載せられたごとくに。急いで、ヒーヒーいいながら、お茶をゴクリ。それでも、火事は治まる様子を見せません。こりゃ、反則だよ。

 

 

 

最近は、濡れ煎餅なんかも出回って、柔らかな独特の食感と、あの甘辛い味が好きなんですが、おばさん焼き、いや、この「おおばん焼き」もいいなあ。

くれぐれも、飲み物をお近くに。

 

 ◆研修旅行のお知らせ 

明日より、31日木曜日まで、社員研修旅行へ旅立たせていただきます。今回は、台湾です。

「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルとなったキュウフンという街を訪問し、一流ホテルのサービスを体験して参ります。もちろん、ショウロンポウをはじめとする台湾グルメを堪能予定です。その模様は、ブログにて、アップさせていただくつもり。

乞うご期待です。

 

 

 


ヤング≒アダルト 鑑賞 

2013-01-26 18:52:23 | MOVIE

映画評論家 町山 智浩氏、ご推薦の映画を鑑賞しました。

ロードショーのキャッチコピーは、「あなたは、ワタシを、笑えない」 

 

 

  http://youtu.be/xub79NpXmtE

 

 

見えてくるのは、主人公の精神的な未熟さゆえのわががままさ。自分勝手な物言いに、観ていてだんだん腹立たしくなってきますが、悲しいことに、誰にでもこういうイタイ時期は経験があるものではないでしょうか。 

 

 

 

 

キティちゃんのTシャツにグラサン、寝起きに、はずすヌーブラ、むだ毛処理、37歳を30歳に蘇らせるメイクアップ。仕上げに、別人に生まれ変わらせる絶妙な金髪のウイッグ。横目でにらんで見下すような目。思いこみのすごさには、言葉を失います。大人になりきれない女性にありがちな、未熟さ、イタサ。彼女は、相手より常に上に立っていないと気が済まない。上から見下すことで、常に自分が主導権を握る余裕を保ちたい女性。そして、憧れの存在として常に羨望の眼差しで、相手から見上げられたい欲望を制御できないのです。それなりの成功をおさめ、女性としても魅力的なはずなのに、心のどこかに空虚感をかかえ、ハイスクールの頃から成長できないでいる。

 

 

 

 

幸せの形や、充実した人生にきまった物差しはないけれど、それゆえ他者との比較や自分に欠落したものを、追い求めることでしか「幸せ」を実感できない生き物なのだろうか、人間というやつは。イタイふたりが時間と性別を超えて、一方は「はけ口」、一方は「羨望」のクロスする感情のもとで寄り添う様は不可思議。

 

 

 

 

 

 

なんといっても、シャーリーズ・セロンにつきます。キャスティングがすばらしい。「プロメテウス」なんかとは違ったアカデミー賞女優の実力を見せつけられた気がします。「最低」だから最高であり、生き様は不細工だが、どこか憎めない、かわいらしさと滑稽さがある。まさに、GAPを具現化して、ジャストにはまり役。

 

 

 

 

サントラも一聴の価値あり。監督のジェイソン・ライトマンはバンドマンでもあるそうで、90年代グランジを中心に選曲のセンスがいいんです。オープニングクレジットに流れる曲や、いささかショッキングなオズワルドとのラブシーンも見もの。彼女の愛車、赤いMINIの車内に流れる音楽が、CDでなくテープなところも、ストーリーを象徴しています。

 

忘れられない過去の思い出や、トラウマを引きずっている方には、とくにおススメです。


彼女を、笑えないのは私だけだろうか。

まったくもって、ハッピーエンドでもなんでもない、余韻を残した突き放した終わり方が・・。

 

 

ヤング アダルト  

「JUNO/ジュノ」のジェイソン・ライトマン監督&ディアブロ・コディ脚本コンビが、シャーリーズ・セロンを主演に迎え、いつまでも大人になれない身勝手なヒロインを描くコメディ・ドラマ。高校時代の栄光を引きずる自称作家の30代後半バツイチ女性が、久々に戻った故郷で容赦のない現実を突きつけられるさまを、ユーモラスかつ辛らつに綴る。共演はパトリック・ウィルソン、パットン・オズワルト。
 ヤングアダルト小説のゴーストライターをしている37歳のバツイチ女性、メイビス・ゲイリー。都会でそれなりに華やかな一人暮らしをする彼女は、かつての光り輝いていた高校時代の気持ちを卒業できず、いつしか大きくなってしまった周囲とのギャップにも未だ無自覚なまま。そんなある日、高校時代の恋人バディから、赤ちゃんの誕生祝いパーティへの招待状が届く。それを見て衝動的に帰郷するメイビス。なんと彼女は、バディはいまでも運命の相手であり、再会すれば必ず自分のほうを向いてくれると信じていたのだった。

 


SHE LOOKS SO HAPPY WITH VERY SHORT HAIR!

2013-01-25 19:33:49 | ビューティ

朝から、税理士さんの月次報告会。

 

うちのサロンは、2月決算なので、おこなうべきことは、期間中に済まさねばなりません。来季に向けての展望を含め、しっかりディスカッション。

 

 

 

その後、大阪の大手サロンオーナーが、ご挨拶に芦屋まで。

 

最近の景気動向を含めて、美容界の先の話を。美容師のなり手の減少や、増税、社員の福利厚生の話など盛りだくさんでした。芦屋オブリコルールの向いの、「8/2分の1」さんへお邪魔して、ランチをさせていただきながら。サラダとスープ、そしてナムルが、格段に美味しい。ご飯も、しっかりともちもち。焼肉と自家製のキムチで、ご飯がもっと食べたくなっちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方から、インスピレーションを駆使して、オリジナルの楽曲で舞踊のピアノ伴奏をなさっておられます、F井さまのカットを。川久保怜さんデザイン、コムデ・ギャルソンのコスチュームに身をつつみ、颯爽とご来店。笑顔がすばらしく、音楽に対するパワフルな情熱で、いつも元気をいただいています。

 

 

 

以前は、結構長いヘアスタイルでしたが、ある日、鏡の前で、突然に、思いっきりショートにしたいと。女性らしさ、似合うということを、考えると・・。

何度か、ディスカッションを繰り返し、カットしてはやり直して、最終的に3回、切り直したかな。

私のゲストのなかでも、女性では1番の超ベリーショート。いさぎよいったら、ありゃしない!

 

 

 

お嬢さんの入試も、うまくいかれたようで、幸せ一杯、菩薩のような笑顔で、またパワーをいただきました。

 

F井さま、いつもありがとうございます!

 

 


4回目のトライ

2013-01-24 21:44:19 | ビューティ

先日、書かせていただきましたフナダイくんのスタイリスト昇格試験の4回目です。

 

 

 

1月中に合格したいという目標を掲げての再トライです。その気持ちには、共感を覚えますね。その根性は、認めたい。

 

 

 

今回のモデルさんは、毛先にパーマの残る軟毛で、生え方のクセが左から右にしっかりとおありでした。直感で、生え癖の処理が難しいと。髪には、カールのクセと、生え方のクセが存在します。よって、クセを読み、どこに毛が納まりたがっているのか、的確に判断せねばなりません。

そして、前回に1番の課題として挙げたのは、「笑顔」を出すことでした。う~ん。また、表情が固い。そして、怖い。

 

 

 

服装をソフトにまとめ、ヘアスタイルもかわいくアレンジしてのトライなのに。辛いところです。緊張するのは仕方ないとしても、何が自分に必要かの自覚は不可欠です。進化の片りんを見せないとね。普段出来ていても、肝心な時にできないでは・・。笑顔がでないと、お客様に心を開いていただけないよ。

 

 

結果、5回目のトライを、お願いすることになりました。社員研修旅行後だね。気を抜かないでやりきってほしい。

頑張れ!フナ。

 

 


美味しいスィーツ  DEBAILLEUL(ドゥバイヨル)編

2013-01-23 21:05:11 | 美味しいもの
去年の話をすると、だれが笑うのだろう?
 
 
 
 
去年の暮れに、食べたジェラードの味が忘れられないです。甲南合気会のI田さまに、賜ったアイスクリームの味。
 
 
 
 
 
 
おおきく2種類。バニラ、チョコ、カフェがジェラート(グラス)。マンゴ、フランボワーズがソルベ。スタッフで、いただきましたので、抽選じゃんけんで私にはチョコが当たりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
これが、濃厚なんですが、スッキリの後味。後で調べてみてビックリ。ドゥバイヨルは、ゴディヴァと並ぶ、ベルギーのチョコブランドなんですね。そこのジェラード。どうりで美味しいはずですね。

ドゥバイヨルならではのショコラの味わいを楽しめるアイスクリーム。甘いだけではない、チョコレートの奥深さが感じられました。他のお味も試してみたかったです。全員、美味しいの連発でしたよ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
I田さま、ほんとうにステキな味のプレゼント。ありがとうございました!
 
 
 
 
 

 

 

「SOMEWHERE」 をDVDにて鑑賞

2013-01-22 21:35:02 | MOVIE
絵がキレイな映画は好きな方で、この「SOMEWHERE」もそんな映画。
 
http://youtu.be/1-mZIhBTuFE (←予告編)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ストーリーだけ見ると、「富豪が、お金で買えない“真の幸せ”に気付く」という手垢のついたテーマの作品です。その昔、ナパにあるコッポラのワイナリーを訪れたことがありまして、その広大な敷地とクラシカルな建物を思い出しながら、有名俳優の父と娘、という構造はソフィア・コッポラ自身の人生を投影しているに違いないなと。
 
豪華スイートに泊まり歩き、学校のキャンプにヘリで送っていくという驚きのセレブぶりは、さすがにちょっと。溺れる贅沢三昧な退廃的生活と、合間に見せるどうしようもない空虚感。しかし、この作品中での父親は、カリスマ性は薄く、退廃的な感じ。スティーブン・ドーフを見て「さすが超有名俳優!」という風には思えないかな。
 
 
 
 
 
それに反して、娘役のエル・ファニングの神々しいまでの透明感、キュートさは驚愕のレベル。さすがこの監督は女性(特に少女)の描き方が巧いですね。とっても可愛くて、泣き顔や無言でパパを責めるあの目つきはすごく良かった。今後が楽しみな女優さんです。


いつも「アンニュイな金持ち」を描くソフィア・コッポラですが、有名で、金があって、モテててるけど、『オレは空っぽだ』と言い出す男に共感を抱くことは、ちょっと難しいですよ。でも、こんな娘がいたらいいだろうなと、ちょっとうらやましくなっちゃいました。娘のクレオの出現と共に、父ジョニーにとって生き方が変わっていき、生活にあらたな輝きをもたらすというありがちな展開なんですがね。
 
ソフィア・コッポラの演出自体はなかなか秀逸であり、第67回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞したこと(タランティーノのえこひいき疑惑を考慮しても)も納得できるのですが・・。
 
 
ゆっくりとした時間のある休日にどうぞ。音楽も、なかなか、いいですよ。
 
 
 
エル・ファニング
 
 
エル・ファニング(Elle Fanning, 本名: Mary Elle Fanning, 1998年4月9日 - )は、アメリカ合衆国の女優。身長170cm(5フィート7インチ)。姉のダコタ・ファニングも女優。 Wikipedia
 
 
 
 

 

男ふたりに、女ひとり

2013-01-21 18:01:00 | MOVIE

昔から、男ふたりに、女ひとりという組み合わせの映画は、たくさんありますね。

「冒険者たち」「明日に向かって撃て」「グラン・ブルー」など。おそらく、思いつかないだけで、他にもたくさんあるはず。おおよそにおいて、うまくいかずに悲しい結末が多いようですが。観ている観客の方は、大概、どちらかの男性に肩入れして、ドキがムネムネする、いや、ハラハラドキドキするんですよね。

 

 


そんな組み合わせのすごい映画が、3月にやってきますよ。小説「野蛮なやつら」の映画化「野蛮なやつら/SAVAGES」です。まずは、以下のURLをクリック。

http://youtu.be/JbQ4fAo1FcM

 

ねっ、期待できそうでしょう?
久しぶりに前売り券を買いたくなる映画です。楽しみ!

 

 

◆イントロダクション
 原作は、ドン・ウィンズロウのベストセラー小説「野蛮なやつら」。2010年に発表されるや、詩的な描写と映画脚本の手法を取り入れた斬新な構成が、読者と批評家に高く評価され、スティーブン・キングからは「セミオート版『明日に向かって撃て』だ!」と激賞された作品です。メガホンをとるのは、3度のアカデミー賞に輝く監督・脚本家オリバー・ストーン。近年は、政治的なメッセージ性の高い作品や娯楽性に富む大作を多く作っている彼ですが、本作では疾走感あふれる語り口、大胆なバイオレンス描写、オフビートなユーモア、そして驚きに満ちたエンディングと、ストーン本来のパワフルでダイナミックな作風を堪能させてくれます。キャストには豪華な顔ぶれが勢ぞろい。優しいインテリのベンを演じるのは、『キック・アス』の主演で注目を集めたアーロン・テイラー・ジョンソン。クールで屈強な元傭兵のチョンを演じるのは、『バトルシップ』『ジョン・カーター』と大作への主演が相次ぐテイラー・キッチュ。2人の「帰る場所」であるオフィーリア役は、TV「ゴシップガール」のヒロインで、若い女性のファッション・アイコンのひとりであるブレイク・ライブリー。この今が旬な3人を、『トラフィック』でアカデミー賞を受賞したベニチオ・デル・トロ、『フリーダ』のサルマ・ハエック、『パルプ・フィクション』のジョン・トラボルタなど、オスカーノミネーションの実力と華を備えたベテラン・スターたちがサポートしています。
 
ストーリー
 ラグーナ・ビーチを拠点とする2人の若き実業家、平和主義のベン(ジョンソン)と親友の傭兵経験のあるチョン(キッチュ)。彼らが始めた事業=高品質を誇るマリファナ栽培は大成功を収める。二人は幼馴染の美女オフィーリア(ライブリー)との一種独特な恋愛関係まで共有する仲だ。しかし、メキシコの麻薬組織が、この三人を支配下に治めようと進出、オフィーリアを拉致、脅迫してきたことから一変する。彼らは愛するオフィーリアを取り戻すべく、麻薬組織バハ・カルテルに勝ち目のない戦いを挑む。イチかバチかの野蛮な闘争の中、次々に繰り出される作戦は次第にエスカレートしていく―。
 
キャスト・スタッフ
 出演:テイラー・キッチュ、アーロン・テイラー・ジョンソン、ブレイク・ライブリー、ジョン・トラボルタ、サルマ・ハエック、ベニチオ・デル・トロ
 監督:オリバー・ストーン 原作:ドン・ウィンズロウ 「野蛮なやつら」 (角川文庫)
R15+ 配給:東宝東和 ©Universal Pictures 公式HP
 2013年3月8日公開
 


決まった場所に

2013-01-20 20:22:01 | ひとりごと

繁華街をうろうろすることがなくなりました。

実をいいますと、ルクアや新しい阪急百貨店へも行けてません。人ごみに足が向かないせいかしら。大阪に出ても、いつも決まったお店を覗いたら、すぐに退散。秋に、ヨドバシカメラに行ったきりかな。少し前まで、ヨドバシのビルが大きく、立派に感じたものですが、まわりにすごい建物が次々に建って、逆に小さく見えてしまうようになりましたね。クルマで、横だけは走るんです。

ウメキタの街の完成はいつごろなのでしょう。すごいことになってますね。これはこれで、楽しみです。

 

セールの赤い文字が、ブティックのウインドウに踊ってますが、あまり興味がなくなっちゃいました。歳ですかね。自分なりのセオリーが出来上がって、いらないものを買わないでおこうとする習慣がついています。でも、つい先日、出張用の手提げかばんを買ったんですがね。ネットで、吟味して、実際のお店へ行かせてもらい、確かめてから購入。

洋服も、下着や靴下みたいなインナーはユニクロとかH&Mとかで買って、上着やコートみたいなアウターだけは、行きつけのお店で。サイズが合うものがあるお店に、ついつい。

1~2年したら、捨てるか、人に譲って、シンプルに生活したいんですが、やはりたまりますね。

 

先日、阪急山本の山手のお店を内山君が片づけてくれました。感謝。昔、山本で初めて出したお店を、3月あたりにリニューアルオープンさせますので。

サロン名は、「AUTRES」。 他者という意味です。「利他」という言葉を、内田樹先生にお聞きしましたら、「オートレでいいんじゃないかな」と名付けていただきました。

自分以外の、誰かのことを考える。 

 

グランドオープンは、3月1日を予定。ご期待ください。

 

 

 

 

 

 


混乱する世界

2013-01-19 21:49:51 | NEWS

北西アフリカがたいへんなことになっていますね。

マリからアルジェリアへも、イスラム原理主義の触手が伸びていることは、おそろしい。イスラム勢力に、断固闘う姿勢のアルジェリア政府もすごい。過去にたくさんの犠牲を払ってきた歴史が、対イスラム強硬策の原因でしょうか。

それにしても、山間部の難民を、タバコが吸い放題で、食べ物が自由に食べれるといっては、イスラム教に勧誘しているそうだ。花より団子は、世界共通なのか。心底、お腹が空いているときに、食べ物で誘われたら・・ねぇ。

救出された方々のご家族は、ほっとされておられることでしょう。それでも、心配は続く。まだ拘束されている方がたくさんおられるようですね。

 

 

 

 

インドネシアの洪水もすごい。最近、よく読んでいますインドネシア在住の日本人ブログで、写真を見ました。

 

 

http://chikyu-ko.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-a0a7.html 

大統領宮殿(イスタナ)も水に浸かったようで、膝までズボンをめくり挙げて対策を語り合うユドヨノ大統領とマルティ・ナタレガワ外相って写真が。

 

 

いくつかのテーマで書かれています。とくに、鉄道マニアの方は、必見かも。このブロガー「落花生」さんは、世界中あちらこちらへ仕事で転勤しておられる。現地の様子が、伝わる内容です。日々の生活で、どんなものを食べ、どんな娯楽で毎日を送っているのか。すごく、たくましい方です。興味のある方は、ぜひ。

 

 

阿部首相が、アセアン諸国を歴訪しておられる矢先、アルジェリアの人質問題の対策で、早めに切り上げて帰国。

 

できる限り、犠牲者を出さずに、うまく解決されることを祈ります。

 


年初のスタリスト試験と熱い幹部会

2013-01-18 21:04:57 | ビューティ

雪がちらついてました。寒いですね。


いま、幹部会の真っ最中。これからの計画、現実の問題の解決に向けて話し合いの真っただなかです。ディレクターは夕方4時から、結局11時過ぎまで。

 

 

たまに、爆笑させてくれるジマやセトのギャグも炸裂しますが、今夜はいつになく真剣な、顔、顔。熱いディスカッションが飛び交っています。

 

 

昨日は、フナこと船台くんのスタリスト試験でした。




カットモデルさんに来ていただき、カウンセリングから、シャンプー、カット、ブローまでを時間内に完成させねばなりません。ディレクターふたりと私、3名で審査をさせていただきました。

まわりでは、自身の課題の自主レッスンをしながらも、ほかのスタッフが心配そうに見守ってくれていました。

 



フナは、今回で三回目。技術も必要なのは当然ですが、スタリストとしてお客様に全責任を負い、アシスタントを励まし、教育していける人であるかどうかを問われるのです。1年生のころから、掃除から始まり、サロンのシステムを覚え、シャンプーを学び、カラー、ワインディング、ブロー、セットアップと技術を進めて、ようやくカットに。

 

カットも、ウイッグ(人形)から、既定のすべてのスタイルをこなし、自由創作を経て、人頭モデルへ。これもすべて、先輩たちが指導し、修正し、試験まで。その苦労は、言葉ではいい表せません。順番に、それは繰り返され、伝統みたいなものになっていきます。体罰など決してありませんし、レッスンしろとも一切言いません。すべては、自分のためですから。

 





すでに、70名以上カットモデルさんをこなしているフナですが、最終試験において一番は人間力やコミュニケーション能力、場の空気を読んで自分を変化させる能力が求められているように思います。

 

技術は、方法を学び、自己でレッスンを繰り返し、そのうえで客観的な視点から必要なコツのようなものを学んでいき、場数をこなせば形になってきます。しかし、内面の人間力やセンスみたいなものは、教えようとしても、なかなか伝わりません。技術なら、その場である程度の段階へは、伸びが短時間で期待できても、センス・人間力は長い時間を要するのです。上の先輩たちも、そのあたり、自分の経験を踏まえて、懸命に指導してくれています。学ぶ方は、教えてもらって当たり前と考えがちですが、同じ時間残って後輩の面倒を見てくれている先輩たちの愛情は、なかなか伝わりにくいようです。

 

 

フナは、見た目は日本人離れした、ホリの深い2枚目で、やや強面ですが、すごく優しい子で、いまも後輩のレッスンを含めて、面倒をよくみてくれています。後輩の悩みの相談にのったり、率先して昨年末の忘年会でも、司会をかって出ていました。三田に行ったとき、夜のレッスンの際に、後輩にマクドナルドのハンバーガーを買ってきて、食べさせてあげている場面を1度といわず見ています。

若いころは、無条件に差し出された愛を、当然のごとく受け取り、意に介せずというのは、誰にもあることとはいえ、その苦労は先輩になり、自分も教える立場になって初めて痛感するのです。その小さな人間関係がいくつも重なり、集まって大きなコミュニティに。それらが無数に集合して社会や世の中が成り立っていると確信します。

 

 

そんな彼をよく知っているだけに、早く合格させてあげたい。

たくさんのお客様に支持されるスタイリストに育ってほしいと日夜、切に願っているのです。

 

 

 


最近食べて、美味しかったもの特集

2013-01-17 16:00:26 | おいしいレシピ

外に出るとブルッときちゃいますね。ますます、温かいものが恋しい季節です。

 

 

ここ最近に食べて美味しかったもの特集、家ご飯編です。

 

最初は、タコ飯から。女性の好きなもので、「いか・たこ・なんきん」ってあれですね。

 

 

タコは、煮すぎると固くなる傾向がありますので、別に味付け(三ツ矢サイダーなんかの炭酸で煮込むとさらに柔らかくなります)して、炊き上がったご飯に混ぜ込むという方法と、お米と一緒に炊き込んでしまう方法がありますね。醤油2:酒2:みりん1の割合で、出汁と塩少々。磯臭さを消すために、三つ葉や柚子の皮なんかをトッピングするといいみたい。タコのうまみと歯ごたえを堪能しました。

 

お次は、ハヤシ。

 

 

たまねぎが、たくさん余っていたので、使いきってしまおうと。バターでしっかり狐色まで炒めて甘みを出しておきます。フライパンで、お肉をニンニクと生姜で炒めて、少し小麦粉を。ブイヨンを溶かした出汁に、ホールトマト一缶、先ほどの玉ねぎとお肉をあわせて煮込み、ケチャップ、ウスターソース、クミンやターメリック、黒胡椒、赤ワインを味見しながら、加減して加えて、弱火で煮込んで出来上がり。フランスパンとチーズでいただくとウマウマ。ワインもすすみます。

 

最後は、以前もご紹介しました白菜と豚のお鍋。

 

 

干し椎茸を3カップの水で、一晩浸けて出汁をとっておきます。酒2分の1カップ、塩を小さじ1加えて、沸騰しましたら豚肉を投入。しばらく煮込んで、白菜を半分丸ごと、そっと入れます。岩塩と黒胡椒を2:1で混ぜておき、小鉢に具と出汁をいれて、味を加減しながらアツアツをいただくのです。湯気がすごい。ハフハフものです。

 

 

〆は、もちろんラーメン。細めの縮れ麵ならいうことなし。スープが、スッキリしながら独特のコクがある。ドンコの出汁のおかげかな。ウーウェンさんのレシピです。白髪ネギやパクチー、ザーサイなんかを加えると最高ですよ。

 

寒い夜に、ぜひお試しを。

 

 

 

 

 

 

 


「~ねばならない」と「諦める」の狭間で

2013-01-16 17:09:11 | ひとりごと

またまた、TVの番組でやってた話題で申し訳ないけれど、夕食を食べてるときに流れていた番組で、いろいろ考えさせられました。

 

 

婚活中の結婚したい女性芸能人やスポーツ選手に、どうすれば結婚できるのかを、様々な分野でのオーソリティの先生の方々が指南し、解決するという番組。

 

その先生方の中には、評論家、セラピスト、心理カウンセラー、人生相談の専門家などに交じって、元ヤンキーの親玉、元NO.1ホストとか、新宿のオカマの相談役、ギャルママのモデル、そして、なんと15歳の子供電話相談員、11歳の子役タレントまでが登場。最後のふたりが、おそろしく聡明で、大人顔負けの素晴らしい回答を連発されてました。最近の子供はすごいね。

 

その番組の中で、婚活中のあるスポーツタレントに、女性の心理カウンセラーが「あなたは、長女で幼いころから、こうしなさい、こうでなきゃダメって育ってきて、ずっと頑張り過ぎているのよ。ゆえに、男性にも高いハードルを突き付けて、男性を自ら遠避けているの。こうでなきゃ、頑張らなきゃっていう固定観念に縛りつけられているの」という解答をしていたんです。

 

このシーンを見ていて、まさに、いまの日本と同じだと。

 

「将来への閉塞感」の根本の原因のひとつがそこだなと。

 

 

 

長引くインフレ不況、物事の均一化(コモディティ化)により、厳しさを増す仕事。

 

ますます複雑化する、世知辛い人間関係。厳しい入試や就職試験を突破して、やっとの思いで入った企業も、10年後に存続できているかの保証もない。

 

婚期が遅れて、一生独身を選択する若者が増え、子育てに莫大な費用と時間が強いられることによる少子化や自殺が止められない。年金制度を含めて失墜の一途をたどる国や政治への信頼。

 

ふうっー。

 

昭和の高度成長時代から、1991年湾岸戦争あたりまで日本の経済は成長し続けてきました。「1億総中流」という言葉に酔い、国民全員が中流階級だという固定観念という病に感染してしまった。経済大国日本、GDP世界第二位の幻想は、すでに崩れてしまったというのに。国土も、資源も人口も比ではない中国やロシアやインドに、勝ち続けるのが、当たり前なんだろうか。

 

これって、アメリカも同じかな。

 

世界の警察であり、自由主義世界の秩序を守るためなら、多少の犠牲には目をつむって、戦争しても解決するのがアメリカの使命みたいな・・。

 

 

「~ねばならない」という病から脱して、ある意味、少し「諦める」って時期に来ているのではないでしょうか。国や会社に、身を預けていれば安心という時代は、すでに終焉を迎えているのかもしれません。

 

諦めるものはあきらめて「好きなことを追求して生きること」が、大切な時代になっている気がします。

 

生きること自体が困難な時代だけれど。それゆえに、これからは農業でも、林業、漁業でも、調理でも裁縫でも、大工でもなんでもいいんだけど、フリーランスで、結婚しても、幾つになっても、どこの国でもできる技術を身につける、手に職をつけるって、素晴らしいと思います。

 

 

 

 

最低限生きていける技術。でも、好きなことでなければ続きません。これってほんとうに重要なポイント。

 

これからの時代を生き抜くためにも、うちのスタッフには、美容をもっと好きになって、生きるためのベースとなる技術をしっかりと身につけて欲しいと切に願っています。