ブリコルールの日々

キャッチし、発信するアンテナ。ANTENNE アンテーヌ 芦屋・宝塚・三田よりのレアで@な情報発信基地より

レッツ、アンチョビ!

2015-10-31 17:59:20 | おいしいレシピ

カルディで買って、置いていたアンチョビの缶詰が、「そろそろ食べてよ!」と訴えかけてきた。


そのまま食べても美味しいアンチョビ。あまり食べる機会がないかもしれませんが、料理の調味料として重宝しますよ。





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アンチョビ缶は、ごま油とお醤油を少したらすか、マヨネーズと七味を添えてオーブンで焼いて食べると、香ばしくてお酒やワインのお供に最適なんです。

が、この日はプッタネスカ(イタリア・ナポリ発祥のパスタ。別名・娼婦風パスタ・・https://ja.wikipedia.org/wiki/プッタネスカ)を作ってみました。

オリーブオイルを少し多めにフライパンで熱して、みじん切りのニンニクひと掛けと鷹の爪を一本ちぎって投入。香りが立ったら、潰したアンチョビフィレ二切れ、乱切りの生トマトかホールトマト、輪切りにしたオリーブの塩漬けを輪切りにしたものを(できればケッパーも)適量足して、塩(アンチョビが塩辛いので入れ過ぎに注意)こしょうして味を整え、ソースは出来上がり。茹で上げたパスタの絡めて完成。



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この日は、オリーブもケッパーもなくて、セロリとオニオンを炒め、バジル、粉チーズを足し、魚臭さを消していただきました。ニンニクとオリーブオイル、粉チーズが食欲をそそり、まさにイタリアなお味。ケッパーを入れるとグッと味が引立ちます。



残ったアンチョビは、二切れずつラップで包んで、ジップロックに入れて冷凍保存。結構、保ちますが、早めにいただきましょう。



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調べてみますと、他にもこんなレシピが。


・アンチョビ丼 
  アンチョビをガーリックオイルで炒めて、醤油で香りづけをします。 
  ご飯に乗っけてレモン汁をかければ、アンチョビ丼の出来上がり。 

・アンチョビの混ぜごはん 
  細切りにし、千切りにしたみょうが、大葉、白ゴマと一緒に白いご飯に混まぜます。

・アンチョビディップ 
  梅と叩いてマヨネーズと和えます。 
  キュウリ、にんじん、大根など野菜スティックをつけていただきましょう。


どれも簡単で美味しいそう。レモン、ミョウガと大根、マヨネーズなどアンチョビと相性が良い。

次回、試してみたいです。レッツ・アンチョビ!

 

 

 



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逆境こそチャンスと

2015-10-29 17:43:05 | ひとりごと

朝から体操男子の団体戦や、夜の日本シリーズのギリギリの攻防を拝見して、極限状態におかれた選手たちの想いに胸が熱くなる。









日本体操男子、そしてソフトバンクの選手のみなさん、ほんとうにおめでとうございます。



このままいけば、中国、アメリカを押さえて優勝が確定するという演技の最中。得意のはずの鉄棒で落下。再度、演技に戻り安全な技で流すのか、難易度の高い技で挽回を狙うのか。すなわち、もうダメだと思うか、諦めずに最後までやり切るのか。

最終回、一打サヨナラの打席で追い込まれ、この一振りでシーズンすべてが決まる場面。全国のファンの期待が、そのバットに重く重くのしかかるとき、脳裏を掠める想いは・・・。



どんな人にも人生のなかで、何度か逆境といえるときが訪れるでしょう。与えられた時間、生の中で人は1秒1秒、死にに向っています。

・・とすれば、迷うことなどないはず。逆境こそが生まれ変わるチャンスだと捉え、前を向いて生きたいものです。


言うは易し、行うは難しです・・が。




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初物三種、秋本番

2015-10-27 20:32:24 | 美味しいもの

火曜日、早朝5時に目覚める。窓の外は、まだ暗い。日が昇るのが遅くなりました。朝稽古から芦屋のサロンへ。


銀行の方とネットバンキングの講習を受ける。その後、メーカーさんと打ち合わせ。休みの日の方が仕事が続く。

芦屋の茶屋之町の桜並木も色づいて、落ち葉が気になりだす季節。これからが秋本番。







通りのお店にはハロウィンの飾り付けが。ハロウィンがこれほどメジャーになるのも、宗教観の薄い日本ならではかもしれませんね。この時期だけオレンジ色の装飾カボチャが、珍重されるのだ。

 



今年初めて松茸を味わわせていただいた。船坂の「すじかま」でうどんと松茸ご飯をオーダー。炭水化物好きがやめられないな。



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あっさり、上品。旬の香りを楽しませていただきました。


ひき肉にショウガをたっぷり足して肉そぼろを作る。


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酒とみりんを足した卵を、ひたすらフライパンでかき混ぜて炒り卵。どんぶりご飯に載せて完成。

久々に食べる懐かしい味。

 




夜になり、冷え込んで駆け込んだ西宮のうどん屋「空海」でぐらぐらに煮え立つ鍋焼きうどんをいただいた。



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利尻昆布やウルメイワシなど、天然素材を使ったお出汁はクリアで滋味溢れる深みあり。みるみる額に浮き立つ汗。

喉を通過する熱い出汁で身も心も温まりました。





近づく年末と重なるスケジュール。ほっこりする時間をいれつつ、しっかり努めていきます。


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熱いやつらに感動

2015-10-26 23:03:07 | ビューティ

足先に肌寒さを感じる朝。日が昇につれ気温は上がるけれど。





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野焼きの煙が望める山里を、一路北へ。スタイリストのフナ主催、サロン・コンクールが、三田のジロで開催されるからです。

事前に与えられたテーマは、「宇宙人」。45分でカットをして仕上げまで。参加者全員、普段と違う真剣な面持ち。オーラがでてる。




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アシスタントの子たちにとって、カラーなどの仕込みをしたワンレングスの状態から、時間内に目的のスタイルに仕上げることだけでもプレッシャーを感じるはず。




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形になっていくプロセスをみていると、それぞれの個性が垣間みれますし、デザインに性格が表れる。もちろん、逆にこの子にこんな一面があったのかと驚かされる場面も。




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スタイリスト(ウッチャン、オマツ、マツオカ、フナ、ニッシャン、イガが採点表をつけ、総評を。テーマがテーマだけに解釈は分かれるでしょうが、やはり根底に美的センスや仕上がりの美しさ、そして、よい意味で予想を越えた発想力が基準になると。



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集計して上位二名を発表。準グランプリは、ガッチャンの作品。 




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普段は控えめで、物静かなガッチャンが、大胆に切り込んだカットと変化に富んだカラーリングで堂々の二位。

そして栄えある第一位グランプリは、ウキョウの作品でした。



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繊細なカラーリングとアシンメトリーなカールの仕上げとスペーシーなデコレーションが施されたウィッグが目立っていました。


若者たちの情熱に、美容の楽しさと奥深さを思い出させていただきました。アイデアを思考して、形にする練習をし、仕込みをして当日。そのプロセスと苦労は、きっと成熟の糧となり返ってきます。最後にみんなで記念撮影。




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参加者全員に感動。そして、企画運営のフナに感謝。ほんとうにありがとう!






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バリエーションアップは、ヴァーションアップか

2015-10-24 00:43:22 | 美味しいもの

食欲の秋。

お客さまに、食べ物のお話を聞かせていただくのが楽しみな季節。先日も、カットをさせていただきながら大学で教鞭をとっておられるMさまから、お蕎麦のお話をうかがいました。




その日、芦屋の奥池にあります芦屋川「むら玄」というお蕎麦屋に電話をしたら、いっぱいで断られたそうで。
いつの世も、需要と供給のバランスで、この世はなりたっていて、なかなか手に入らないものほど欲しくなる法則は普遍。



近隣のお蕎麦屋の話しで盛り上がり、最後は、案の定、三立て「挽きたて」、「打ち立て」、「茹で立て」が最高ですねという結論に落ち着く。



最近は、セルフうどん屋の成功をまねて、セルフそば屋を街で見かけるようになりました。夜遅くに蕎麦が食べたくなって暖簾、いや自動ドアを開けて入ってみました。
機械で大量生産された蕎麦は、香りや食感など職人さんが手打ちしたものとは相当開きがあると感じます。それでも、鴨汁ならぬ鶏汁蕎麦はこんな感じ。



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山芋をお好みで。白ごまと海苔が美しい盛りつけ。食器にもこだわりありで、お味もそれなりに美味しい。


ピントきりの間は、ますますその差を広げ。良きにつけ悪しきにつけ、本来の様式美は形を少しずつ変えていく。



TPPの影響で、食材の価格が下がり、食の多様さというかバリエーションにはさらに拍車がかかりそう。素直に喜ぶべきなのでしょうか・・。

加えて、鮓やラーメンなど、日本の食文化の世界への波及は留まることを知らず。
それ自体は喜ばしくもありますが、オリジナルの持つ様式や伝統美みたいなものは、形を変えず受け継がれて欲しいものだと思いますね。





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脳科学セミナー 「他喜力」の奨め

2015-10-21 22:37:06 | ひとりごと

火曜日、アシスタントのレッスンを山本でさせていただき、そこから一路、三宮へ。

 




三宮を訪れるのは本当に久しぶり。懐かしい感じがするくらい。以前は、毎週のように三宮に来ていた時代もありましたから。

この日の目的は、東急ホテルの3回で行われる経営者セミナーに参加するためです。

 




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参加費を支払い、席に着くと満員の会場。ところどころに高校生の姿が。聞けば大学受験を控えた高校生にもためになるセミナーであると・・。脳科学、脳のメンタル・トレーニングのセミナーでもあるという内容です。


半信半疑のうちにメイン講師の臼井博文氏の話しが始まると、ぐいぐいとその話しに引き込まれました。

臼井博文氏はスポーツメンタルを担当、プロスポーツ選手やアスリートのメンタルトレーニングを指導されています。北京オリンピックにて金メダルを獲得したソフトボール女子日本代表チームも臼井博文のメンタルトレーニング指導を受けていました。

その他にも野球やサッカー、水泳選手など多数の指導実績がおありです。


その実例がたくさん出てきたんですが、話しの中で一番鮮明に記憶に残ったのは、北海道の駒大付属苫小牧の甲子園優勝の話し。



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1年の半分は雪に覆われる北海道。対戦相手として北海道のチームが当たると、他の地方のチームはみな同様に喜ぶそうです。絶対に勝てると思うからだそうです。



それほど練習量もとれず、もともと弱小チームであった駒大苫小牧。そのチームのメンタルコーチを引き受けて、プラス思考の大切さを伝え、04~06年、2連覇と準優勝を果たした駒大苫小牧。あの田中将大(左)という大エースを擁しながら、チーム一丸とした戦いぶりが特徴のチームの影に、臼井氏の指導があったのです。



そのほかにも、上野投手を擁して北京オリンピック女子ソフトボールで金メダルや、サッカー日本代表の長谷部選手、川島選手を影で支えてきた裏話しには感動しました。




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人もまわりの人々も喜ばせる「他喜力」の大切さ。自分を信じてプラスの言葉しか吐かないことの重要性を身にしみて感じました。脳は、自分が発した言葉通りに行動を始める。


「奇跡は起こる」、その確かなプロセスを学ばせていただきました。素晴らしい出会いに感謝。臼井先生ありがとうございました。


 

 



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水で代謝をよくしたい

2015-10-19 20:17:50 | ひとりごと

宅配のお兄さんがやってきて、箱を手渡される。注文していた日本トリムの整水器の詰め替えカートリッジでした。






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早速、交換。これで、活性水素の入ったお水が飲めます。








ご存知のように、われわれ人間の脳や血液などほとんどは、水分で出来ています。70%以上が水分。生まれたての赤ちゃんのときは、実に80%以上が水分だそうです。まるまるプニプニしているのはそのせいですね。


しかし、二十歳を超える暗いまでにその量は減少し、人によっては60%くらいまで落ちてしまう。さらに年を重ねるごとに、約50%を下回ることもあるそうなんです。身体に水分を保てなくなるということ。つまり、老化と水分には密接な関係があるのですね。


新陳代謝の根源は水分。それも、良い水分を摂らねば意味がありません。新鮮な野菜や果物から。自然界から摂った水が一番身体に良い。



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そして、活性水素水。これも、いまでは常識になりつつあるのかな。老化の一因である活性酸素が遺伝子を傷つけることを減らす目的で、水素分子のひとつ多い水、H3Oが、一つ多い酸素、O3と結合し、普通の酸素と水になるという仕組み。

「ドラゴの水」とか「飛騨の天昇水」などの世界の奇跡の水と呼ばれるものはほとんどが活性水素水なのです。最近は、すごい数の商品が出回るようになっています。びっくり。私は、長年、家で日本トリムの浄水器を使用し、飲み水はできるだけ活性水素水を飲むようにしています。


あとは、炭水化物の量を減らしたいのですが、この話しは後日。

タンパク質や脂質でエネルギーに変える体質改善。お米好きの私には、いささか辛いですね。






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黄昏に上がる三日月

2015-10-17 19:52:26 | ビューティ

黄昏時にみつけた三日月。




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芦屋のサロンにて、ウキョウのスタイリスト昇格試験でした。
担当は、私とツージーとジマ。



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かなり細く、柔らかな髪のモデルの方でした。20cm以上はカットさせていただいていましたが、カウンセリングがやや浅く、クセも読み切れていなかったのです。



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「スタイルはお任せします」との最高のモデルさんでしたが、思い切ったスタイルチェンジができずで・・残念。

以前は、カットに時間がかかり、時間配分に苦しんでいたウキョウが、きっちりと時間に入れてきていたことに感動でした。がんばれ、ウキョウ。
次回に期待しています。



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モデルさんとお話させていただきますと、京大大学院卒の才女で、外資系企業P&Gにお勤めだそう。昨今は、聡明で優秀な女性がたくさんおられるものだと。遅くまでありがとうございました。

振り返りの会のあと、終了したのが10時半。

ツージーは、自宅が宝塚の山奥なので・・帰宅は12時近くかと。ほんとうにお疲れさまでした。



黄昏に、ピッタリなMIX。DJは、Uさん。お友達であり、お客さまでもあり。ステキな曲をありがとうございます。


 

日本のポップ・ミックス  


https://www.mixcloud.com/yutafukuyama/japanese-pop-mix/?utm_campaign=notification_new_upload&utm_medium=email&utm_source=notification&utm_content=html




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秋、いとをかし

2015-10-16 01:05:06 | ひとりごと

9月に入ると時間の流れが早く感じます。そして10月はさらに加速度が増す…。



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金木犀の甘い香りが、そこかしこの通りを彩る。

秋の実り、空の高さと反比例するように、秋の気配は少し物悲しい。




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美容学校に行かせていただき、O山先生にご挨拶とお願いごと。





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大量に玉ねぎを切ってキツネ色になるまでフライパンで炒める。ニンジンやリンゴを擦り下ろし、フルーティなカレーを作ってサロンに持っていく。


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母の車椅子を押し、芦屋のサロンで髪をカットする。スッキリしたね。



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営業後、モデルさんにお越しいただきウキョウが、ディレクターのカットテスト中。頑張れと後ろからエールを送る。


さらに日没の時間が早くなり、夜の帳がおりる。
秋の日は、いとをかし。

 







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ぐるり秋空

2015-10-13 17:44:26 | ひとりごと

 





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空が高い。



光線の角度が低くなる秋の日差しは、柔らかいけれど、少し物悲しく感じてしまう。屋内では、足下に寒さを感じつつも、外では名も知らぬ木々に実りの秋を感じます。





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サロンでは、アップや着付けのお客さまが増えてくる季節。お着物のあでやかさにうっとり。




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ワンコにとってはお散歩日和。足取りも軽く、リードをグイグイと引っ張っていく。




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連休中、各地で地車などの祭りが行われて、すっかり秋のムード。コンチキチンの囃子と歓声。





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地元の文化を守り続ける人々の営みに、豊穣を祈る太古の人々の願いを想う。






高槻や宝塚など、すっかり定着した音楽のイベントもこれから。









友人の出演するライブで、ビッグバンドのジャズに耳を傾け、思わず足でビートを刻んでしまう。




人間は、「自然や人とつながっている」、「なぜか嬉しい」、「これが好き」と感じることで心は満たされる。元気をもらえる。


秋はそんな気持ちになれる季節。普段、何気に通り慣れている街を、ぐるり見渡してみたい。幸せの種で溢れているはずだから・・。





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温まりたい、味覚の秋に

2015-10-11 00:07:27 | おいしいレシピ

身も心も温まりたい。そんな季節になりました。

 

 




「最近、食べ物の話題が少ないですね」とのご意見をお客さまよりいただく。



「ちゃんと食べてます?』と質問されることもたびたび。お腹は出てきても、痩せているので疑われるのでしょう。ちゃんと食べていますよとお答えするのですが・・。


たとえば、昨日の晩ご飯。苦楽園駅前の定食屋さん「へちま」で日替わり定食。




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中央、鶏と野菜の天ぷら、上段右から、レンコンの炒め物、オクラのお浸し、子芋としめじの煮物、エノキのお味噌汁。これで760円はお値打ちでしょう。天ぷらは揚げ具合がサクサクで、トマトのソースに浸けていただくとご飯がすすみます。みそ汁の味噌とお出汁がクリア。

 

 

 


以下の写真は、自分で調理したものばかりですが、キーマカレー(擂り下ろしたリンゴとトマトとニンジンたっぷり)。これはスタッフにも食べてもらうために大量に作ります。




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トマト、エリンギ、セロリのポトフをベースのスープ・スパ。


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舞茸、ブナしめじ、エリンギをしっかり炒めてから投入した炊き込みご飯。キノコ自体の水分がたくさん入っていて味がダルになりがち。フライパンでから煎りしてから炊き込むと味を吸い込んで美味しく出来ます。





 

 


最後は、これからの季節定番のおでん。

村上春樹さんの言葉通り、コンビニなんかじゃなく、家で作るのが一番。




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和辛子を利かせてゴボウ天を頬張れば、身も心も温まる。大根やジャガイモや卵は、一度煮立てて冷めたときに出汁をギュと吸い込みます。出汁に、臭みを消す意味で柑橘系のゆずや酢橘、なければポン酢を少量たらすとクリアになります。お試しあれ。


美味しいものは、旬の食材を使い、出来立てをいただくのが一番。そして、ひとりじゃなく、ワイワイ楽しい会話と溢れる笑顔でいただく食事が最高。


実りの秋はこれから・・。

 

 

 




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ハルキストの悲願

2015-10-08 19:22:56 | ひとりごと



村上春樹氏の最新エッセイ「職業としての小説家」を読み進むと、小説家という仕事を続けていく難しさをヒシヒシと感じます。(表紙のお写真を拝見すると、ヘアスタイルをオールフロントからサイドパートに変えられましたね・・)

 





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1日10枚程度原稿を書くと月に300枚。単純計算で半年で1800枚。「海辺のカフカ」でおよそ1800枚の作品だそうですが、たいへんさはそこから。

思うがままに書いた原稿を筋の通ったものにするため、登場人物の性格を変更したり、時間の設定を前後させたり、かなりの分量を削除したり、あるいは膨らませたりの作業を繰り返す。

1回目の書き直しに1~2ヶ月。細部の修正の2回目の書き直しに、やはり1~2ヶ月。そこから「養生」と呼んでおられる「寝かせる」作業に1ヶ月。そこから第三者の意見を聞いて、また書き直す。たいへんな作業を経て、小説を書き下ろすそうです。(~P142)

 




そして、今日8日は、ノーベル文学賞の発表の日。

医学・生理学賞に続いて物理学賞でも日本人がノーベル賞を受賞。すごいぞ日本!



そんな追い風に乗って、受賞の期待は膨らむばかり。ノーベル文学賞の発表は8日午後8時(日本時間)。このところ3年連続トップにつけていたけれど、今年は2位に転落。首位をベラルーシのスベトラーナ・アレクシエービッチ氏(67)に奪われたそうです。戦禍を被った人々にジャーナリスト目線で迫る作家だ。植民地支配をマイノリティー視点で描くケニアのグギ・ワ・ジオンゴ氏(77)やユダヤ人社会などをテーマにする米国のフィリップ・ロス氏(82)、レバノン内戦から逃れてフランスに亡命したシリア出身詩人のアドニス氏(85)らも有力視されている・・と。

 



なんとか悲願達成の大団円を迎えたいものです。
受賞ならば、大騒ぎは必然。


どうなる?!発表は8時!


 



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「KHA2015・ファイナル」と1日勉強会

2015-10-06 22:20:18 | ファッション

夜になり、冷え込む京都。独特のフォルム、京都タワーが美しい。




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5日、ホテル・グランビア京都で行われました「KHA」(KANSAI HAIR DRESSING AWRDS)のファイナルへ行かせていただきました。


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メイン会場は、人で溢れ、年々規模の大きくなるコンテストの結果発表です。




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うちのサロンからも8名(ジマ、イガ、フナ、ニッシャン、ガッキー、オスキー、ムラッセ、ガッチャン)がエントリー。モデルをヘアメイクして写真での審査。





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展示された写真の数々を見ての感想は、回を重ねるごとに、応募も増加、水準が上がり狭き門になっているということ。




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モデル選び、ヘアメイク・テクニックと衣装のスタイリング、そしてアイデア、モチーフや発想。平凡なメジャーの域では埋もれてしまう。スタンダードを脱して、エッジギリギリのところでの勝負。エッジからはみ出し、キワモノや非常識の域になるとNGに・・。

「ローマは一日にして成らず」。

美容師に「これで終わり」は存在しない。時代を追いかけ、常に審美眼を自ら養っていく意識が求められる仕事だと。




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受賞作品は、それぞれに個性的でメッセージがある。やはり、先に伝えたいイメージありきで、初めて人の心を捉える。今回、選には漏れたけれど、そのプロセスや努力は貴重な経験となり、裏付けとなるにちがいない。8名のメンバー、がんばったね!ほんとうにお疲れさまでした。






明けて6日、月に一度、全店集合しての勉強会。

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午前中は、映画鑑賞。選んだのは「ファッションが教えてくれること」。実在のアメリカン・ヴォーグの編集長アナ・ウインターの日常をドキュメンタリーとしてフィルムに収めたもの。


1年のシーズンで最も力を入れる9月号の制作過程を追った内容で、アナの右腕グレースと対立しながらも、互いを尊敬し、切磋琢磨しつつ作り上げていくプロセスに妥協は一切ない。編集長のアナの審美眼を基準に、何度もボツにされてもプロとしての誇りを失うことなく、期限ある仕事を完成させていく。




ファッションが教えてくれること
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世界の流行は、ミラノやパリのコレクションでショーをするデザイナーが作ると思われがちだが、ヴォーグの編集長アナ・ウインターも多大な影響力を持っている。有名ブランドのデザイナーが、アナの意見を聴きに自らやってくるのだから。ここでも審美眼の構築の重要性を再確認できました。





午後からは、スタッフによる似合わせのテクニックの研究発表とレッスン。サブファのメンバーが、がんばってくれました




最後は、メーカーさんのシビアな内容の講習。




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盛りだくさんな内容の勉強会となりました。ガモウさま、デミさま、ありがとうございま
した。







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「村上さんのところ」

2015-10-03 16:29:58 | 書籍紹介

14年ぶりにヤクルト・スワローズが優勝して、熱烈なファンのひとりである村上春樹さんは驚喜のごとく喜んでおられるちがいない。

 






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「村上さんのところ」という本のなかに、スワローズへの熱い想いがたくさん出てくる。もちろん野球のこと以外に、読者やファンからよせられた多岐にわたる質問に、村上春樹氏ご自身が丁寧に答えておられます。



それこそ、書くこと、生きるための指針、悩みの相談やら、食にまつわるテーマまで。
印象に残ったコメント:


小説家にとっていちばん大事なのは一人ひとりの人の心です。もしそれを
踏みにじるもの、踏みにじろうと
するものがいれば、それを防ごうとするのは
ほとんど本能的な行為です。



悪夢を乗り越えることによって、人はそれぞれに
成長していきます。抱えている荷物が重ければ重いだけ、
いったんそれを乗り越えれば、人は大きくなれます。
しっかり乗り越えてください。







コンビニでおでんなんて買うものじゃありません。
そんな怠け者たちはたとえ天国に行けても、
いい席には着かせてもらえません。



バーを以前は経営されていた村上さんですから、こんなコメントも:


(かんたんなビールのおつまみ)れんこんを
薄切りにして、それを酢を加えた水にしばらく
つけておきます。あくを抜くんです。
それからペーパータオルでその水気をきれいにとります。
塩こしょうをします。
そしてフライパンにひたひたに油を入れて熱し、
そこで軽く揚げます。
好みによってたかのつめを入れます。
簡単な料理ですが、ビールに合うと思いますよ。


これは、一度トライしてみたいおつまみです。


こんな感じで気軽に読める内容。イラストもかわいい。

著書は読んでおられなくても、村上春樹さんのウイットに富んだコメントをぜひ。きわどい質問をさらりとかわすセンスはさすがです。


最新作「職業としての小説家」をAmazonでポチりました。未読ですが、こちらも楽しみです。





◾️「村上さんのところ

期間限定サイト「村上さんのところ」上で、村上春樹が3か月半にわたって続けた回答は、じつに3765問! その中から、笑って泣いて考えさせる「名問答」を473問を村上さんご自身がセレクトし、可愛くてちょっとシュールなフジモトマサルのイラストマンガ約51点を加えた待望の書籍




いつもお立ち寄りいただき感謝しています。





言葉を越えるもの

2015-10-01 23:20:49 | ひとりごと

「見えないものを見えると信じて疑わないと、ひとは限界を超え、信じられない力を発揮できる」とは、師匠の内田樹先生のお言葉。




これは、ある小学生の女の子がガラスのドアがあるのに気づかず、走って抜けたら人の形にガラスが割れて飛び散ったという実話から。
一歩踏み込み、相手よりも先を取る合気道・片手取り入り身投げの解説よりです。

 

 










新卒の一年生が入社してくると、まず最初に「マズローの五段階の欲求」の話しをさせていただく。信じて疑わず、まずは自ら行動すること。そして、生きることの意味を理解して欲しいからです。

 



マズローの欲求・5番目の生理的欲求(食べる、寝る、排泄する、SEXするなど)から始まって、4番目の安心安全の欲求(地震や台風や放射能だとなれば、安心して生きれない)、3番目の所属と愛情の欲求(人と同じでいたい。コミュニティに所属していたい)、2番目の認証の欲求(自分はここにいて、家族や社会のためになっている。生きていてよいのだ)、1番目の自己実現(自己が本来もっている真の絶対的な 自我を完全に実現すること)まで。




美味しい食事を、家族と分かち合って食べることの喜び・・。温かい布団に身体を沈めて、うつらうつら、まどろむ時間の幸せ・・。朝、トイレに入り必要ないものが身体から出ていく快感・・。あとは割愛させていただこう。




生き抜くための基本的な営みから、人それぞれに個体差のある幸せの形まで。これらを生きる喜びとして、糧として、人は生きる。そして、その先に、他者との関わりの中で、人は生かされる。

 



太古の昔、言語も存在しない時代に、人は身振り手振り、鼻歌や踊りで感情を表現し、互いに共感し、コミュニケーションの初期段階を経て、進化発達して現在に至っていると。コミュニケーションが苦手な若者の増える現代。言葉を超越し、自ら行動し、人とかかわることでしかえられない喜びがある。

 



他者からの尊敬や敬愛を含めた「愛」なくして人は生きられないのだから。

 






いつも、お立ち寄りいただき感謝しています。



 

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