ブリコルールの日々

キャッチし、発信するアンテナ。ANTENNE アンテーヌ 芦屋・宝塚・三田よりのレアで@な情報発信基地より

史上最大の作戦会議、リクルート部始動

2015-06-28 18:30:37 | ビューティ

流れる水は、一か所に溜まると淀んでしまう。フレッシュな水を必要としています。

 

合宿で新たに発足したリクルート部の会議に参加しました。メンバーは、左からイガ、フナ、アライガールの三人。

 

 

グラムール美容学園にて行われます、来春卒業予定の美容学校生を対象の就職セミナーへの対策を話し合うためです。

 

次世代を担う新鮮な風を、サロンに吹かせるため新卒の学生を獲得せねばなりません。この2年ほど男子学生が続いたので、来年度は女子に入社してもらいたい。「獲得」と書かせていただいたのですが、大げさではなくこの表現がピッタリします。

 

全国に、コンビニエンス・ストアが5万軒、歯科医院は7万軒あるといいます。美容院は何軒ぐらいあると思われますか?

 

 

 

 

なんと23万軒も存在します。

そして、年々、卒業生の数が減っている傾向と、どのサロンも全力で求人に力を入れている現状。ひとことで売り手市場といえます。

新卒の学生さんに我がサロンの良さを理解していただき、まずは、サロン見学に来てもらう必要があるわけです。

 

 

美容人生を左右するサロン選び。

 

学生さんたちの第一の希望は、自分自身の2本の腕、感性で創り出すヘアデザインで、たくさんのお客様に満足していただき、支持されること。それも、できるだけ温かい人間関係のなか、短期間に経験値を高めて、高度な技術を習得してスタイリストになること。

 

 

 

 

その環境を作り出すべく先輩たちががんばっていること。カリキュラムを作成し、日々のレッスン、ひと月に一度の全体の勉強会、一年に二回の合宿、地域のクリーン活動、チャリティカット、海外研修などサロンで行っていることを、学生さんたちにわかりやすく話す熱意と会話力が必要とされます。

そして同時に、他者に元気やエネルギーを与えられるスタッフがアピールしなければなりません。

陽の光のような笑顔のアライガール、人を楽しませることが大好きなイガ&フナ。君たちの課せられた任務の重要性は、よく理解してくれていると思います。とにかく全力で臨んでほしい!

彼らのパワーが炸裂して、たくさんの学生さんたちに見学会に参加していただけるように、私も参加して頑張ってきます。

  

 

いつも、お立ち寄りいただき感謝しています。

 


甘い!佐藤錦

2015-06-26 16:27:10 | 美味しいもの

 

思いがけず、お裾分けをいただいてルビー色の一粒を頬張ると、はじけだす果汁の甘いこと。山形県産の佐藤錦は、なかなか口に入らない貴重なサクランボ



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調べてみますと、品種改良を重ね、佐藤錦を苦労の末に作りだしたのが山形県、東根町(当時)の佐藤栄助翁。

果肉が固くて酸味のある「ナポレオン」と、甘いが保存の難しい「黄玉(きだま)」に着目し、交配を繰り返す。実を発芽させて苗木を作り、そのなかで良いものを移植して育成。その苦労たるや想像に難くない。改良に15年という、その年月に表れています。



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その間、苦闘する佐藤栄助翁を支えたのが年下の友人、岡田東作翁。ふたりは兄弟のような絆で結ばれ、研究熱心で植物全般、果樹に関する知識の豊富な東作翁の協力で佐藤錦は誕生したのだそうです。ちなみに「佐藤錦」の名付け親は東作翁。砂糖のように甘いと喜び合ったことに由来するそうです。いい話だ・・。


その美味しさ故、ポイポイとついつい口に投げ入れたくなる佐藤錦
そのありがたみを、いま一度噛み締めて、ゆっくり味わなければ・・。






いつもお立ち寄りいただき感謝しています。


夏至のタコ飯

2015-06-25 01:30:45 | おいしいレシピ

火曜日、市役所、法務局、銀行と東へ西へ走り回りました。
暑い。それもそのはず、2015年6月22日は、夏至。





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この日は日本を含めた北半球で、日照時間が1年で最も長い日。

地球は地軸を軸として1日に1回転する自転と、太陽の周りを1年で1周する公転をしています。地球儀を見てもわかる通り、北極と南極をつなぐ地軸は垂直ではなく斜めに傾いている。この傾きが、季節による日照時間の変化を生み出しているのです。

ちなみに同じ北半球でも、その緯度によって日照時間は大きく変わる。たとえば、緯度の高い北海道では夏至の日の日照時間は約15.5時間、逆に緯度の低い沖縄の日照時間は約14時間と、1.5時間ほどの差が。夏の北極圏では太陽が沈まない「白夜」が起こるのもこのためなのです。


日照時間が最も短い冬至に、かぼちゃを食べることは有名です。

それでは夏至の際に食べる料理は?と聞かれてもピンと来られる方は少ないでしょう。



地域差はありますが、関西ではタコを食べる習慣があるそうです。これは田に植えた稲が、たこの足のようにしっかりと根を張り、豊作になるようにと祈りを込めたもの。というわけで、夏至にタコ飯はいかがでしょう。




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タコは、煮すぎると固くなる傾向がありますので、別に味付け(三ツ矢サイダーなんかの炭酸で煮込むとさらに柔らかくなります)して、炊き上がったご飯に混ぜ込むという方法と、お米と一緒に炊き込んでしまう方法がありますね。


醤油2:酒2:みりん1の割合で、出汁と塩少々。磯臭さを消すために、三つ葉や柚子の皮なんかをトッピングするといいみたい。夏至のみと言わず、暑い夏だからこそ、タコのうまみと歯ごたえを堪能されませんか。





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「こうのとり、たちずさんで」鑑賞

2015-06-23 00:53:24 | MOVIE

境界線はどこにだって存在する。









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シネマ部で、ギリシャの巨匠、故テオ・アンゲロプロス監督の作品「こうのとり、たちずさんで」を鑑賞しました。

担当は、ジュリー部部長のF井さま。




数限りなく民族紛争の舞台になってきたであろうギリシャ北部。別名「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれているバルカン半島はアルバニアとギリシャの国境付近。国境近くの難民キャンプを取材に来たTVディレクター・アレクサンドロス(グレゴリー・カー)が、難民の中に、意味不明の「時には、雨音の背後に音楽を聞くために沈黙が必要なのです」との言葉を発して政界を去った、ある大物政治家に似た男に出会うことから物語は始まります。

 

 

『こうのとりたちずさんで』予告編 テオ・アンゲロプロス監督作品

 

 



失踪した政治家に似た、謎の男にマルチェロ・マストロヤンニ。その妻に、ジャンヌ・モロー。TVディレクター・アレクサンドロスは、この〈謎の男〉とその夫人(ジャンヌ・モロー)を対面させ、その様子をカメラに収めようとします。〈男〉の周辺を取材し続けるアレクサンドロスは、ある夜、ホテルのバーで身じろぎもせず自分を見つめている〈少女〉(ドーラ・クリシクー)に気づき、運命的に愛を感じるのです。彼は彼女と再びカフェで出会い、後を追って共同住宅の一室に入ると、仕事から帰ってきた〈少女〉の父が取材中のあの男だった。果たしてこの男が、行方不明になっている大物政治家なのか、移民による他人のそら似であるのか。サスペンス的な要素もありますが、謎は解かれぬままに映像は、命がけで故郷を捨て国境を越えてきても報われない移民の姿を描いていきます。



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国境の境目で、コウノトリのごとくに片足をあげた警備隊の大佐、人種争いの果てに殺され、クレーンに吊るされる移民の男、国境となっている川をはさんでの無言の哀しい結婚式(花嫁はカフェで出会った少女)、電柱の上で作業を続ける黄色の作業服の男たちなど、曇天の続く寒々しい映像とともに境界線を越えて生きることの過酷さを訴えかけてくる。

人は、国や人種、イデオロギーや宗教、学歴や身分や貧富などなど、様々に境界線を引き、比較することで自らの位置を確かめながら生きる。国境などの大げさなものでなくとも、隣近所の付き合いや職場やクラスなどの何人かの集まりの中でさえ、大なり小なり無意識のうちに線を引いているのだろう。その境界線を感じずにはおれない状況におかれたとしたら・・。


国境を越えること、越えてからの難しさをほぼ感じることのない島国・日本に住んでいることのありがたみを、思わずにはいられない。異国の地で暮らすこと、境界を感じて生きることの意味をあらためて考えさせられる作品でした。



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観賞後に、先日、ポーランド、ロシアへ旅行されたF井さまの手作りの東欧料理に舌鼓を打たせていただきました。特に本場のレシピによるピロシキやケーキが忘れ得ぬ味。練り上げ、自然醗酵で焼かれた素朴で、滋味溢れる味わいでした。




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黒い餡は、ケシの実、干しぶどうとクルミ ↑


F井様、おいしい手料理、そして貴重なアンゲロプロス作品をありがとうございました。







いつもお読みいただき感謝しています。



決意と集中力

2015-06-20 16:36:21 | ビューティ

月曜日の夕刻、南口のサロンはお休みのはずなのに照明が点いている。


誰かいるのかと扉を開けたらスタッフのタツオこと中前くんが、ひとり自主練習の最中でした。

 

 

 

 

 

 




先日、サブ・アシスタントの試験を受けて昇格したのです。おめでとう!彼の目標は3年でスタイリストになること。頼もしい限りだ。


休みに出てきて練習している姿に心打たれました。それも、その次の火曜日はアシスタント・レッスンの日なのですから。







強制されて嫌々、何時間も練習するより、短時間でも自ら集中して行う方が数倍価値がある。人に言われてやるでなく、自らを律してレッスンすることの意義をあらためて。


やり方、手順を学び、反復練習をして、壁に当たる。何故出来ないのかを自ら考えて、徐々にコツや要領を身体が覚える。


何故出来ないのか、なぜそうするのか…を自分で考えるプロセスがとても大切です。答えを誰かに聞いて分かった気になると、同じコースの同じ球しか撃てない。変化球がきたら、途端にスランプになって這い上がれなくなります。

 

 




自ら考えること。

手取り足取り、答えを先に知らせるより、自ら考える機会をつくる。


レッスンの在り方を徹底していきたいと思います。

 

 

最後に、サロンのみんなに宛てた彼の決意文を:

 



お疲れ様です。

 


本日サブテストの規定を終了し
面談も合格をいただきました。
ありがとうございます!

予定ではもう少し早くに上がれていたのですが長々と先延ばしにしてしまい時間がかかってしまいました。

目標である3年以内にスタイリストデビューするために日々レッスンをつんで周りに刺激を与えれたらと思います。

サロンワークでは常にお店が円滑に回るように予約帳を見ながら考えて、メインアシスタントを補佐できるようにしていき、スタイリストさんからの指示を的確にこなせれるようにもっと技量をつけていきます。

今年中に基礎カットを絶対に終わらすようにするのとお客様に満足していただいて、自分自身も仕事が楽しいと思えるようにやっていきたいです。

サブテストをうけさせていただくにあたりアドバイスを頂いたりコーチをしてくださった先輩方、いつも助けてもらっている同期、後輩には本当に感謝しています。

もっと周りに刺激を与え、影響力のある人間になり、
絶対に3年以内にスタイリストデビューするので今後ともご指導よろしくお願いします。


中前紳介






強い花「紫陽花」の季節

2015-06-19 19:53:50 | ひとりごと

この季節、いたるところで目に付く花、紫陽花。

 





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夙川公園にて ↑




代表的な花言葉は、花の色が変わることから「移り気」。



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自宅近くのガーデニングの庭で咲く純白のあじさい ↑



ちょっとマイナスなイメージですが、「辛抱強い愛情」、「元気な女性」といったプラスな花言葉もあります。


あじさいの原産は、実は日本なんです。ご存知でしたか?

調べてみますと、海外では、桜や椿と並んで代表的な日本の花として認識されているそうです。フランスでは「日本のバラ」とまで言われているらしい。知りませんでした。


酸性の土壌だと、青になり、アルカリですと赤になることは、広く知られていますが、日本古来のあじさいの花は、青い色をしていたそうです。



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美しい紫陽花の色に魅せられた西洋人が、欧米に持ち帰り、土壌の異なるヨーロッパで、あじさいは別の色の花を咲かせてしまいます。その後、さまざまな色の花を咲かせるために、あじさいの品種改良が進んだようです。

もともと、土の種類によって色の変わるあじさいですが、そのあじさいを更に「移り気」にしたのは、他ならぬ我々人間のようです。


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自宅の庭の紫陽花 ↑



本来の日本の紫陽花は、梅雨の中、謙虚に、辛抱強い愛情に満ち溢れてる。

静かにたたずみ、鮮やかな色を咲かせるステキな花。

その姿を見ていると、胸にキュンときます。







今日も、お立ち寄りいただき感謝しています。





旬が一番

2015-06-18 00:13:02 | 美味しいもの

蒸し暑い昼下がり。



冷たくしたたる果汁で、のどを潤したくなります。
最近のマイブームで、一番甘さを感じるフルーツは、ゴールドキーウィ。


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普通の緑のよりも、金色の果肉はジューシーで、おどろくほど甘い。ゴールドキウイフルーツは、ニュージーランドでキウイを栽培し、日本に輸出しているゼスプリ社が、様々な研究を重ねて日本人の味覚に合うよう作り上げた糖度の高い品種。


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半分に切り分けて、スプーンでいただくとまわりの皮が薄くなるまで削ぎ落として食べてしまう美味さ。日本人向けに改良されただけのことはあります。

ビタミンCは、グリーンキウイ(110mg/100g)よりもゴールドキウイ(130mg/100g)の方が多く、食物繊維はグリーンキウイ(2.4g/100g)の方がゴールドキウイ(1.7g/100g)よりも多く含まれているそうです。





糖度は、それほどでもないけれど、上品な甘さでお気に入りなのがビワ。


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種が少し大きくて、実は少なく感じますが。薄皮をむいて口に頬張ると、独特の香りとともにじんわりと舌にしみ込む果汁。

ビワはビワの味がするから不思議。



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「大薬王樹」と呼ばれ、民間療薬として使われているそうです。
葉はアミグダリンやクエン酸などを多く含み、乾燥させてビワ茶とされる他、直接患部に貼るなど生薬(枇杷葉(びわよう))として用いられるらしい。そういえば、煎じて飲むと良いと、たくさんびわの葉をいただいたことがあります。

 

桃栗三年柿八年というところまでは知っていますが、桃栗三年柿八年枇杷(は早くて)十三年」って言うのはご存知でしたか。実をつけるまで13年もかかる貴重な果物なんですね。





今の時期、ふたつともスーパーの果物売り場で山積みのはず。


旬のものを、いただけることの幸せ。






いつもお立ち寄りいただき、感謝しています。





ソース味だけじゃない

2015-06-15 21:32:19 | 美味しいもの

巷では、ペヤングソース焼きそばが復活したというニュースがTVで。
需要と供給のバランスは不思議で、品薄だと知ると欲しくなるのが人間の性らしい。関東ではそうでも、関西では大騒ぎするほどではない気がするんだけど。



日本固有のソース味の焼きそばも嫌いではないけれど、香港で多種な焼きそばに遭遇して、そのバリエーションの深さに少なからず驚かされました。


広東、北京、四川とそれぞれに特色はあれど、個人的には麺が固いのが好み。日本だと具材もキャベツって感じですが、組み合わせる具材で変わるんですね。

まずは、海鮮焼きそば。






白くて丸い固まりはイカ。このイカが素揚げしてあり、柔らかくてジューシー。エビや帆立も入っていて、野菜はタマネギ、ピーマン、もやし、ニンジンで甘辛く仕上げた一品。麺は細めで、やや平打ち。いくらでも口に運べそうなお味でした。




下は、ネギが中心で貝柱やイカが組み合わされています。



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麺もしっかりで、お味は中華固有のオイスターソースが効いたやや甘めのもの。ネギ特有の甘さがそそられる一品。




つぎは、四川のピリ辛をまとった肉とタケノコのコンビネーション。



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つけ汁に浸して口に運べば、ちじれ細麺に絡んだ旨味がじんわりと広がります。



最後が初めての食感でした。短く、太い巨大マカロニのような麺。ブルンとした弾力に溢れ、もちもち。


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ピリリと辛く、海老ともやしだけですが、旨味が舌の上にどっしり。でも、重くない。

「糖朝」というお店です。日本ではメニューにないようなので、香港に行かれた際にはお試しを。





イタリアのパスタの形状も多種多様でビックリですが、さらに世界は広く、麺の文化の広がりと深さは計り知れない。







いつも、お立ち寄りいただき感謝しています。






アドラー勇気づけ・自分軸のセミナー

2015-06-13 20:12:26 | ひとりごと

 

 

普段、ほとんど出ることない金曜日のJR大阪は、人で溢れかえっていた。
 
 
 
 
「嫌われる勇気」で、すっかりメジャーになったアドラー哲学を学びにハービスエントの隣のビルへ。

 

 

 

 


 

 同じように発した言葉が、人を元気にしたり、奈落の底へと落ち込ませたりする。

ひとことの言葉の選び方で、まわりの空気が一変してしまう。


すべての悩みは、人間関係から。
だとしたら、周りを元気に出来る言葉を選べさえすれば…。

 

 

 

 

 そんな勇気づけの方法を身につけたくて平本あきおさんの勉強会に。3日連続の講習ですが、私は2日間だけを受講。
会場は満席。


成果、結果だけみるではなく、過程、プロセスをみていく。

ネガティヴな表現は避けて、ポジティブに認める、肯定する。





 

でもね、改めて感じることは、自分自身への勇気づけが、一番難しいってこと。
 
日々、意識して身体に染み付くまでの習慣付けをしていこうと決意しました。
 
 
お世話になった平本さん、アシスタントのみなさま、ありがとうございました!

 


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スターフェリーな朝

2015-06-10 23:45:17 | 

スターフェリーのことを書かねばと考えながらも、5/28からすでに2週間。ようやく。

 

 

 

 










香港最終日の朝、早起きして朝食を済ませ、香港島に向うフェリーにひとりで乗船してきました。


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ペニンシュラホテルの前の交差点を渡り、海岸沿いに歩いてフェリー乗り場を探しながら進む。外国の知らない場所で、知らないことにトライする喜びとスリル。旅行の醍醐味は、現地の生活を肌で知ることですよね。



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ネットで見ていて、見覚えのある船体とターミナルを発見。


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乗船のためのトークンを販売機で購入。プラステック製の丸いコインです。遊園地にあるような自動改札にトークンを入れて乗り場に。



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待つこと3分ほど。ゲートが開いて30名くらいの乗客が降りてきて、逆サイドに出て行きます。下船が終わると同時に、船上へ。




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乗船する人は十数名。空いています。船内は、機関室からの重油の匂いがかすかに。

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3分ほど停泊してゆっくりの動き出す。波が静かで、ゆったりと進みました。片道7分ほどですから、しっかりとまわりを観察。海風が心地いい。


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これが操舵室。両方向に進む船体には、操舵室が前と後ろに二つある。


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向いにすれ違う別のスターフェリー。デザインがカラフルですね。私が乗船したのは、定番の緑。



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対岸に見えるビル群。夕暮れならば、さらに素晴らしいだろうなと。


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対岸に到着して、すぐに左に進んで下船してから、すぐにまた同じ船に乗船。とんぼ返りです。


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時間があれば、香港茶具館に行きたかったですが、みんながチャックアウトできているか心配になりました。


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朝から短い船旅気分。香港を訪れられた際には、ぜひ、貴重な7分間の船旅を体験なさってみてください。











いつも、お立ち寄りいただき感謝しています。


有馬富士公園へ合宿に

2015-06-08 23:25:23 | ビューティ

半期に一度の合宿がやって来た。

 

 

 




昨年11月に立てた計画がうまく達成出来たのかを検証しつつ、次の6カ月の目標を立てる。場所を変えて有馬富士公園の会議室をお借りしての合宿です。

 

 

 

 

 

 

 

 



これがなかなか計画通りにはいかない。

 

 

 

 

仕組みづくりからやり直すことを今回のテーマにしました。

司会進行をタノとウエミンに一任。

 

 

 

 


みんなで考え、計画し、みんなで挑戦する。

 

 

 

 



緑に囲まれた空間で頑張ってきます。


 



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山椒の実の香りに

2015-06-07 14:01:28 | おいしいレシピ

芦屋の茶屋の町筋や夙川沿いのクチナシの花が高貴な香りを放つと、山椒の実がスーパーに出回る季節。


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山椒の実の佃煮を作ろうと枝つきのフサを購入して、せっせと小枝を取り除く。去年も、やりました。



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これがなかなか、たいへんな作業。一つひとつ、指で枝を引っ張り、取り除いていく。鮮やかな緑の実が山盛りにボールにたまると、水洗いしてから、お鍋にお湯を沸かして塩茹します。10分前後。これで山椒独特の辛味を抜いて調節するわけです。個人的には、鼻にツンと抜けるくらいが好き。



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その後、
ザルにあけて乾燥タイム。適度に乾燥させることで味が染み込みやすくなるのですね。


山椒、100gに酒を1カップ、醤油2分の1カップ、味醂と砂糖を味をみながら適量。

焦がさないように弱火に火を落としてコトコト。汁が少なくなってきたら、
火を止めて冷ます。その時に出汁を吸って一気に味がしみ込む。






熱湯消毒した瓶に移せば完成。


アツアツのご飯にそのままでも良し、冷奴や白身の魚のお刺身にトッピングしてもいけますよ。私はもっぱら麻婆豆腐にたくさん入れていただいています。


小枝を取り除く作業が面倒ですが、それを除けば簡単なレシピ。

ぜひお試しを。




いつもお読みいただき感謝しています。


マカオへ

2015-06-05 18:01:37 | 

3日目は、終日自由行動の日。

ホテルのプールでのんびりする子たち、街にショッピングにでかける子たち。旅の楽しみ方は、それぞれ。


旅の1番の醍醐味は、知らない街を訪れ、その地を知り、現地の生活を体感すること。後から聞いて知ったことですが、アンテーヌ女子軍は、全員、自力でフェリーに乗りマカオに渡って観光。男子は、香港周辺でうろうろしていたみたい。女子の方が断然行動力がある。

 

 




私とディレクター年長組(タノ、ミート、ウエミン、ツージー)も自力でマカオへ。



まずは、地図を片手に、徒歩でフェリーターミナルを目指す。迷いながらも到着。親切な女性に助けられチケット購入。

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税関を通過し、なんとかフェリーに乗船。


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船内はほぼ満席。約一時間でマカオの港へ。

しつこいガイドの勧誘を振り切り、バス乗り場へ。でも、どのバスに乗ったら良いのかわからない。路線や事項表を見るも何本もの路線バスが行き交い、言葉も通じず。結局、タクシーで2台に分乗。セントポール天主堂で待ち合わせ。私の方のタクシーは、高齢の中国人のおじさんで、言葉も通じず、地図を見せても目が悪くて見えない様子。メーターは上がるし、生きた心地せず。



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それでも、セントポールと言い続けて、遅れて到着。
天主堂の階段の途中で、別れたミート、ウエミン、ツージー組と合流できたときには、ホッとしました。



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観光客で溢れる、聖ポール天主堂の階段を下り、


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日差しが強く、汗を拭きつつ移動。

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世界遺産の中心に位置するセナド広場に出て、


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聖ドミニコ教会へ。


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100年前から営業しているというイーションガウナイコーシーというミルクカフェで牛乳プリンを食べる。うまうま、スッキリでクリアな甘さを堪能。

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人だらけの福隆新街を抜け、

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盧家屋敷(ロウカウマンション)に、

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そこから聖ドミニコ教会を散策。

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当時のキリスト教が隆盛を極めた時代の名残(王冠や宝飾品)を鑑賞。

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お腹が空いて、裏通りのブラジル料理のレストランへ。ブラジルからの移民の肝っ玉母さんが作るランチを。

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再度、セントポール天主堂博物館からモンテの砦へ。

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ここから、急勾配の階段が続く。

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帰りのフェリーでは、みんな歩き過ぎでぐったり。

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とても世界遺産の30数カ所の全部は回れませんでしたが、それでもガイドを付けずに自力で回れたことは良かったです。別のグループで、女子全員がマカオへいっていたというから驚き。うちのサロンのメンバーは、海外旅行のエキスパートになりつつある。



いつも、お読みいただき感謝しています。


 

 

 






九龍(カオルーン)3

2015-06-03 20:53:37 | 

香港藝術館を後にして、向かった先は女人街(ノイヤンガイ)。九龍で最もにぎわう繁華街の旺角エリアにあるナイトマーケットです。



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幅20mの通りには、びっしりと露天が並んで、あたりは人でひしめき合っている感じ。女子向けのファッション、バッグ、アクセサリー、日用品や雑貨がメインになっているのです!


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その他にも、子供服やおもちゃ、キャラクターグッズなどから、おみやげにぴったりのコテコテチャイニーズ民芸品などなどジャンクなもので溢れています。


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ここでは価格が合ってないようなもの。定価の半額位から計算機片手に交渉して、ディスカウントしてもらうのが当たり前だとガイドのソウさん。


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偽物のブランド時計を売りに声をかけてくる外国人も多く、スリやひったくりも多発の地域。興味津々で若者たちは人込みをかき分けていました。



そこからバスで移動して、みんなで夕食を。潮州料理のお店へ。
旅行のイベントとして毎回、会食を入れています。


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円卓を囲んで、みんなワクワク。

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若者は、お腹が空くのだ。私のテーブルは、このメンバー!

 

 

香港 潮州料理



四川や広東や北京料理よりもあっさりしているとの「潮州城」。評判通り、食べやすい。日本の中華に近い感じ。

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お姉さんが、手際よく取り分けてくださる。


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イカの炒め物、肉とセロリの炒め物、蒸しパンにアヒルとマンゴーを挟んだ飲茶、魚の唐揚げ、白菜の炒め物、海老とアスパラの炒飯、小豆の団子まで堪能。

どれも美味しかったです。一番、印象に残ったものは、アヒルのローストにマンゴーを挟んだ一品。

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甘くてジューシーでした。





終わりがけにサプライズ。

この日、誕生日を迎えたスタッフ、ガッチャンこと中河さんにケーキのプレゼント。

シャイなガッチャン。いつも、みんなをそっと支えてくれてありがとう!!



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みんなでハッピィーバースデイの歌を合唱。

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お隣のテーブルのアメリカ人の方も、拍手と唄で参加。ありがとうございました!



表に出て、みんなで記念撮影。

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香港の夜はにぎやかに暮れていきます。


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香港最終回は特別編として、ツァーではなく自力でマカオに渡り、世界遺産を観てきました。税関を抜けてフェリーでポルトガル領マカオへの珍道中。






いつもお読みいただき、感謝しています。


カオルーン2

2015-06-01 02:10:07 | 

毎年、回を重ねて通算25回以上も社員研修旅行に行かせていただいていますが、これまで、いかに天候には恵まれてきたのかということに気づかされました。




2日目、アジア特有の気候、高温多湿なのはわかっていましたが、この日の空気感は特別。香港の街を見下せるビクトリアピークへの市内観光からスタートしました。


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海底トンネルを抜けて香港島の中環セントラルへ。バスに乗車するときには、パラパラと落ちる程度の雨だれが、標高500m弱の展望台に付く前から、濃いスモッグ(霧)が出始め、すぐ前も見えないほどの状態に。





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下界を見下ろすも、ただ白い世界。雨雲のラインがくっきりと・・。高層ビルの上部が、雲に覆われてみえない。


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天を仰ぐも、無情にも雲の切れ間さえ望めず。
雨は小雨でも、視界が閉ざされていては意味がありません。
とほほ。

予定を変更して早めに下山。

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ヒルサイドエスカレーター、「1881Hertage」や中央書院への訪問もキャンセルして、香港島最南端にあるスタンレーへ。







雨の中、スタンレー・マーケットにある古き良き時代の市場を探索。




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話題のドローンが売られていました。↑



本来ならば、雑貨(リネンやシルク製品やレース、ストールなど)やアクセサリーを見て回ったりという予定でした。


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雨のため開いているお店も少なく、テンション上がらず。
それでも、幸運を運んでくるという七色の染料で描く花文字のお店は人気で、スタッフで溢れてました。



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写真は、ディレクター田内が愛娘、心晴(こはる)ちゃんのために書いていただいた花文字。

 



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その後、近代的なショッピングモールのマレーハウスの右手奥にひっそりとたたずむように建っている天后廟へ。

ここで、記念撮影。




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そこから再度、九龍に戻り、飲茶で有名なお店で昼食。


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円卓に運ばれてくるのは、蒸し上げたばかりのシュウマイや小龍包。
プリプリの海老焼売やコリアンダーなどの香草の効いたものなど多数。

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青梗菜、青椒肉絲、炒飯、杏仁豆腐の上に小豆が載ったデザートなど、どれも旨い。

室内はどこもクーラーが効いているし、おまけに衣服が濡れて、冷え切った身体に、熱いウーロン茶が1番美味しくて、五臓六腑に染みる。



ガイドのソウさんと相談して、一度ホテルへ帰り、休んでから香港藝術館へ。



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映像、木工、書と水墨画の3人の作家の展示を鑑賞。

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https://youtu.be/i2dDIbDziak

https://youtu.be/SWf9YBRms3M


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騙し絵のようなパネルの前で、ポーズをとって協力してくれたのは、マンチェこと中山くん。不思議な映像に。



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各階ごとに、違った作家の展示。これは書と水墨画の作品群。


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そこから、ジャンクなもので溢れる女人街探索、お待ちかねの夕食は、潮州料理の夕食と続きます。





いつも、お立ち寄りいただき感謝しています。