ブリコルールの日々

キャッチし、発信するアンテナ。ANTENNE アンテーヌ 芦屋・宝塚・三田よりのレアで@な情報発信基地より

大がかりなトリック

2013-10-30 23:59:24 | NEWS

海外のCMには、日本ではみかけない切り口のものが、存在します。

 

完成されたものを見せられる我々は、見事に騙される。

 

 

綿密な、計算され尽くした計画と、撮影技術。目の錯覚を利用した「錯視」、つまり騙し絵には、赤子の手をひねるがごとくに、そのトリックの虜になってしまう。友人のT田さんのFacebookにあったCMが、なかなかう~んと唸る内容でした。。

 

錯視を利用したホンダのCM映像が、海外のインターネットユーザーの間で話題を呼んでいるみたい。「面白い!」や「素敵」など高評価を得ているそうです。

まずはご覧ください。

 

http://youtu.be/UelJZG_bF98

 

映像はHONDAのミドルサイズSUV車「CR-V」の新CM。「不可能を可能にする」をテーマに制作されたもの。

映像の冒頭から不思議な演出が仕掛けられていて楽しい。ミニカーのように見える車が実は本物の車両だったり、あるはずの石柱が実際は絵だったり。たった1分のCMのなかには、驚くべき仕掛けがいくつも仕込まれています。

 

こちらが、メイキング ↓

 

http://youtu.be/ejXgE480R1I

 

種を明かされると、なあんだという感じですが、費用も相当かかっていることだと・・

 

これを考え、綿密に計画実行したホンダと製作チームに拍手を送りたい。

でも、これって製作スタッフの秀逸さは感じるけど、クルマのセールスにつながるのだろうか・・。

 

よその国の人々の価値観は、やはり日本人とはずれを感じてしまうのは私だけでしょうか。

 

 

 

 

 


プリミティヴな美

2013-10-29 15:37:35 | ファッション

仕事柄、VOGUEをはじめとするファッション誌には、よく目を通します。

 

世界の流行の大きな流れを創りだすのは、ミラノやパリのコレクションで活躍する有名デザイナーですが、人間が美しいと感じるものは、文化的背景、人種や宗教観を超越し、共通するものがあると実感しています。

 

最近、よく行かせていただいています「チャイカフェ バガヴァッド」さんで、素敵な本を見つけました。

「Natural Fashion: Tribal Decoration from Africa」という題名です。

 

 

 

 

 

おそらく、アフリカの奥地で出会った部族のファッションに魅了されたカメラマンが、夢中でシャッターを押し続けた姿が目に浮かぶようです。

 

一部しかご紹介できませんが、個性的で、それぞれに独特の趣があり、花や草木や果実をアレンジして装飾しています。身につけている装飾品も素晴らしい。ファッションの原点は、不変ですね。

 

 

 

 

 

メイクというか、顔に塗った染料の発色や、組み合わせで、各人の人となりまで、覗い知れる気がします。象牙のまわりの輪は、耳たぶだと思われるのですが・・

 

 

 

 

 

祭りの儀式や宗教ともリンクするのかもしれませんが、ハレの日に装うという衝動は、人をこれほどまでに輝かせる。補色、同系色を巧みに組み合わせる。華道にも通じるものがあると。

 

 

 

 

 

 

’美’や”ART”というものの原点を、考えずにはおれない写真集でした。

 

◆ Natural Fashion: Tribal Decoration from Africa

 
 
 

リベルタから、神戸住吉「ビストロ ヒマワリ」へ

2013-10-28 16:03:19 | 美味しいお店

散歩に行こうよと、リズにベッドで起こされた。

 

 

 

 

外人の奥さんがいるわけでなく、ワンコのリズムが顔をペロペロと催促に来るのだ。

 

外に出ると、台風一過の日本晴れ。ワンコの足取りは速く、リードをグイグイ引っ張っていく。

 

 

 

 

昨夜、肌寒かったので、ワンコに服を着せたが、おそらく本人たちは迷惑がっているに違いない、気持ちよしの陽気。

メールで、湯川女子からランチのお誘いあり。先週の土曜日にも、ご主人の湯川真さんと半日、ご一緒したばかり。

 

 

 

神戸での事務処理を終え、神戸住吉のリベルタ学舎へ。

リベルタ学舎は、以前もご紹介しました学童保育を通じて、親子参加教室として、子供たちにアート、狂言、オペラ、ダンスなどを体験、体感してもらい、伸びやかに人間性豊かな子供たちを育てていくというコンセプト。 東日本の復興のためにイベントをされたり、みなさんから寄付された筆記用具を、フィリピンの子供たちに無償で送るなど、社会貢献にも力を入れられています。

 

 http://www.libertad-school.com/

 

2号線を15mほど下がった場所に、そのビストロは咲いていた。

 

 

 

 

後で書かせていただきますが、「ヒマワリ」とはピッタリなネーミングだと・・。

オープンキッチンで、カウンターとテーブル席が4つ。

 

 

 

 

 

フレンチといっても、ビストロなので、ランチはA・B・C¥1000から、¥2000、¥2800のコース。Aを選択。この日のメインは、沖縄産ポークロースト・マスタードソースか、里芋と岩津葱の蒸煮のいずれか。ポークで玄米ライスを選択。

まず最初に、サラダから。

 

 

 

野菜が新鮮だし、ドレッシングが柔らかな風味。続いてスープ。

 

 

 

 

 

野菜のブイヨンスープで、根菜(大根、ごぼう、山芋、人参)からの出汁がしっかり。お味は全体にヘルシーな薄味に仕上げてあります。

 

 

 

 

ライスは、玄米なのですが、とてもソフトでふっくら。ガサガサ感はなく、食べやすい。湯川女史はパンでしたが、こちらも自家製でパリッ。

 

 

 

 

 

メインの豚ローストは、たくさんの野菜の上に。ソースは、パンチはないもののカラダが喜ぶお味。

 

 

 

 

 

こちらは、湯川女史の里芋と岩津葱の蒸煮。こちらも、美味しそう。

 

 

 

マクロビオティックまではいかないけれど、すごくヘルシーなお味。女性は大好きでしょう。量もコスパも、しっかり。

ご夫婦と思しきおふたりは、阿吽の呼吸。細かな気づかいをなさいます。

 

 

パリの裏通りにひっそりと佇む、そんな趣。

太陽に向けて、その笑顔を輝かせていてもらいたい。そんなビストロでした。

 

 

その後、リベルタ学舎にて、オニギリのオーソリティの主婦の方や、女性1級建築士の方に引き合わせていただきました。

相変わらず、パワー全開の湯川女史。その求心力とアウトプット能力には感心する事しきり。

 

元気を頂戴しました。

 

 

◆ビストロ ヒマワリ

 

 

 

 
ジャンル

フレンチ

TEL・予約

078-856-8839

 

 

 

 


隠れた名店 考

2013-10-27 16:31:09 | 美味しいお店

偽装問題で揺れるホテルやレストランへの信用。

 

ネットでレストランの検索サイトでの偽装も以前、問題となったことも記憶に新しい。

 

 

なにを信じてよいのか、誠はいずこに・・と頭をかかえてしまうNEWSが多い昨今。

やはり一番確かなものは、知人からのご紹介かもしれません。

 

 

 

長らくご来店賜っています、お客様のお姉さまからの情報で、西宮・夙川のとある日本料理店へ。

なかなか予約が取れず、何度かの電話で、ようやくお願いすることができました。

 

まずは、前菜。

 

 

 

上から時計回りで、もずくとずわい蟹、木の芽と子持ち鮎の昆布巻き、舞茸の煮しめ、くみ上げ湯葉のウニ添え、鱧ときゅうりの南蛮漬け。

この段階で、こっ、これは・・と。

 

 

 

 

蟹、かぶらと水菜の椀物。上品で繊細な味付け。言葉が出ない。

 

 

 

 

氷の上にお造り。左からヒラマサ、縞鯵、ひらめ、剣先イカ。色艶、その姿、盛り付けからご想像ください。

 

 

ゴマ豆腐の茶碗蒸し。見た目だけでは分かりませんが、中にゴマ豆腐が隠れています。

 

 

 

 

ほんのりゴマの風味が、一口目ではっきり。滑らかで、きめの細かな卵のお味は、かなりの熟練を感じます。

 

 

 

天ぷらの盛り合わせ。

鱧、海老、茄子。表面にカリッとした歯ごたえの別の衣が。油の新しさと素材の風味。塩が、また素晴らしい。

 

 

〆のご飯。

 

 

蟹とシメジの炊き込みご飯と、青さ海苔となめこのお味噌汁。おそらく土鍋で炊かれたものかと。汁物のお出汁もクリアで、滋味深い。

 

 

最後の甘みに栗のジェラード。熱い緑茶と。満足の一言。

 

 

 

これで、3800円のコース。あと5800円、8000円(要予約)のものも。

でも、このコースで、十二分に堪能できます。

器が、漆塗りや作家のものであらば、京都なら3倍の値段はすると思います。

 

 

 

 

ご紹介者からの、ブログに載せないでとのお言葉で、店名は明かせません。ごめんなさい。

 

いまでも、簡単には予約が取りづらいお店。タベログなどの星は、意外なことに、それほど・・。

隠れた名店ほど、そういうものかもしれません。

 

 

広告など必要なく、人知れず、しっかりとファンが確実に増えていく。

 

見習いたいものです。

 

 

 

 

 

 


エネルギーを注ぐべきは・・

2013-10-26 09:28:49 | ひとりごと

資料集めと事務処理を終え、宝塚南口operaへ向かい、銀行さんと打ち合わせ。

 

 

 

 

そのあと、雨の中、神戸の政策金融公庫へ。にこやかな笑顔で、担当が迎えてくださる。公庫の接客は、他行と比べて礼儀正しく感じます。

  

 

事前の準備をしたはずでしたが、ううっ、書類の不備が発覚。

後日のFAXでと、ことなきを得ましたが、コピーし忘れた自分を責める。あのとき、ああしていれば・・と考えだす。あげく、火に油。あのとき、電話をかけてきた、だれそれが・・。

 

周りの人を悪者に仕立て上げ、責めたりしてしまう。そして最後は、つまらないことで腹を立てる自分自身が嫌になる。

 

 

 

 

 

 

 

こうしたピットフォールに落ち込みやすいことは、ご経験がおありでしょう。

 

まわりの大好きな人の気分を害したくないし、一番望んでいることは、人と親しい人間関係を築き上げることのはずです。

 

いつしか人は、いとも簡単にこれを見失う。親密な人間関係の代わりに、形ある物やお金を求めて、思い通りにならないと、矛先を周りの大切な人に向け、逆に自分自身を窮地に立たせてしまうのです。

 

 

ええっ、そんな深く愛せる人がいない?

周りのすべての人と親密な関係は望んでいない?

 

 

でも、ひとりだけいるはずです。常に仲良くなりたいと思っている人がいるでしょう?

 

 

 

 

それは、私自身です。自分自身が好きでなければ、心からの安らぎがこころを満たすことは有り得ません。そして、自分が好きなければ、ほかの何人をも好きになることはできないはずです。

 

人を愛するようになるためには、最初に自分自身のネガティブな感情を取り除き、まず自分自身と親しくならねばなりません。

 

心の隅でくすぶる、ネガティブな感情をすべて取り除くことで、自分の良いところ、強みがはっきりとしてきます。欠点をあげへつらい、悪いところを平均点までもってくるより、長所を思い切りのばしましょう。同じエネルギーを注ぐならば、そこですね。


 

 

 

今日も、ご訪問いただき感謝しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ドイツの職人技に、うっとり

2013-10-25 09:49:05 | インテリア

インテリアショップ巡りが好きなんです。



仕事柄でしょうか、とくに椅子を見て回るのが。





f:id:autres:20131021163727j:image





立体としての表現に加えて、座り心地や耐久性など、技の集大成を感じるからでしょう。

背中やおしりに触れる感触や、ひじを置いたときの納まりなんかを、何度も試作を繰り返しながら、試行錯誤の末に完成していったんだろうなと、そのプロセスを想像するわけです。

デザインとしては、クラシカルなものよりも、モダンで新しい試みに挑戦したものに心惹かれますね。奇抜という意味でなく、その美しいたたずまいや使い回しのトータル。



先日も、四ツ橋沿いにあります「AIDEC」さんにお邪魔しました。

 



1階と地下1階の2フロア。地下には、国内メーカーのもの中心。1階は、ドイツなど海外ブランドの家具が。ドイツ・バウハウスのながれを受けた質実剛健なイメージのものだけでなく、オシャレでモダンな家具が所狭しと。


とくに目を引いたものが、これ。「COR」のデッドストックもののソファ。



f:id:autres:20131021163741j:image



十分になめし仕上げられた見事な発色、ワインレッドの赤。背もたれや、肘置きは座る人に合わせてスライドします。座面のスプリングも特殊な構造。このモデルは、この商品をもって生産中止だそうで、最後のひとつだそう。

聡明な女性スタッフのかたが、丁寧な対応と説明でお話しくださいました。

 



うう~ん。思わず欲しいなと思ってしまいましたが、かなりの大きさとそのお値段をお聞ききして、堺雅人ばりの「泣き笑い」の表情を浮かべたまま、後ずさりしつつ退散。

 

 

 

帰り際に、河川に子アユを放流するがごとく、「大きくなって戻ってこいよ」とCORの分厚いカタログを手渡してくださいました。

 

 



http://www.cor.de



皮と皮の縫い合わせや、包み込みつつ、しっかりと跳ね返してくる弾力にうっとり。ドイツの職人の確かな技術と心意気に感心しながら、サニーさんとその場を後にしたのでした。



◆AIDEC
http://www.aidec.jp/cor/



優れものご紹介

2013-10-24 12:20:19 | ひとりごと

合気道、御影住吉、朝稽古。その後、三宅接骨医院へ。

右足付け根あたりに、軽い痛み。

初心の方は、力の加減がお分かりになられないのだろう。少し、ひねったみたい。

 

上級者の方は、その点、やはりすごい。身近な先輩だと、U越さん。

しなやかで、伸びやか。それでいて沈着冷静。受けに対しての、気遣いがおありになる。

見習いたい。

 

 

最近、愛用しているものをご紹介。

まずは、ジンジャージャム。生姜のジャムです。

 

 

 

 

 

ガラス瓶の向こうに生姜の繊維が見えると思います。ほんのり甘いんだけど、ピリッと大人の味。

熱々のトーストによし、ヨーグルトにトッピングしてよし。

スタイリストのソニアパークさんも、お薦めのジンジャージャム。ぜひお試しを。

 

 

 

以前、指のシビレが引かなかったとき以来、使ってます「グリップ・セイヴァー・プラス」。

 

黒いゴムの輪っかに指を入れ、弾力のあるボールを握ってから、思いきり拡げる。これで、指の筋力をアップできます。

おそらく、クライマー対象に開発されたものだと。

 

 

疲れるまでを、一日、3セット。PCの前にいるとき、音楽を聞きながら。指の筋肉は、失うと一番復元しにくい筋肉だそうです。(友人のK本外科医、談)

色違いでブルーもあり。アマゾンで買えます。なかなか、面白い商品です。

 

 

BOSKAのチーズナイフ。形がかわいいです。10cm弱。もっと、でかいのが一般的。

もっぱら、チーズでなく、バターで使ってますが。ホテルの朝食バイキングなんかでみかけますね。

 

 

 

日本人には、あまりなじみがないですが、フランスなんかに行くと、普通に豆腐屋みたいに、チーズ屋があります。

自然、チーズを切ったり、削ったり、すくったりの器具がたくさんあるんですね。アマゾンで「ボスカ」と検索してみてください。おもしろいですよ。

 

 

 

できれば、シンプルに暮らしたい。

 

スーツケース数個で、よその国へ・・・

が理想なんですがねぇ。

 

 

 

 

 

 

 


iPhone 5S へ

2013-10-22 10:09:37 | ひとりごと

商談があり、心斎橋へ。

帰りに、このブログによく登場されます行政書士のサニーさんとAPPLEストアに行ってきました。

 

 

 

 

 

いつもながら、たくさんの人で溢れています。若者が多いですが、スーツ姿の年配の方も結構多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、アイフォン5Sが発売され、Auやソフトバンクに加え、ドコモも参入したせいかもしれません。2階のアイフォンコーナーは、長蛇の列。それにしても、さすがグローバル企業のAPPLE。スタッフに外人の方がたくさんおられます。

 

 

 

 

 

 

 

永らく、ガラケイとi-Phone4Sを使ってきましたが、先日、ついに、ついに5Sを予約。

 

 

ちなみに2~3か月待ちは覚悟のうえです。

 

 

 

 

 

これまで、相手がドコモの場合や、ソフトバンクの場合で使い分けていました。料金が安くなったり、無料になったりするからです。

加えて、パケットもできるだけ節約するために、ショートメール(SMS)をできるだけ使用しています。反応が速いですし。

これで、携帯電話をひとつに絞れます。

 

以前から、海外出張の多いお客様は、シムフリー(各社のシム内部に差し込むカードが使用できる))のアイフォンを海外で購入され、使っておられるのを知っていましたので、ぜひドコモでアイフォンが使いたいと思っていました。

 

ドコモのネットワークが使えるというのはやはり魅力です。つながりやすいですし、スタッフにiPhoneの愛用者が多いのです。連絡先に登録さえしておけば、無料で会話できますから。

 

ところが、ここに来てさらに新しいサービスが・・それが「FaceTime」です。

これは、同行のサニーさんからのありがたい情報。

 

お使いのガジェットが、iOS7以上ならば、フェイスタイム・オーディオをご使用になれます。まだの方は、すぐにヴァーションアップをお薦めします。空き容量が、3.9GB以上必要ですが。

http://goryugo.com/20130921/facetime_audio/

 

これで、いちいち使い分ける必要がなくなります。

 

もともと「テレビ電話」としてiPhoneに搭載された「FaceTime」。

これが、iOS7のアップデートで、音声のみのテレビ電話、すなわちふつーの「電話」として使えるようになった。映像を消して使用することで、消費電力も大幅にカット。

Wi-Fiに繋がっている必要がなく、繋がりやすさ、音質も上々。しかもiOS7が入った端末であれば、どこの通信キャリアを使っていようが問題なし”!!

 

もちろん通話料無料で使えて、とにかくなにかと素晴らしい感じです。ラインやスカイプと同じ仕組みといえば、ご理解していただきやすいでしょうか。

 

これで、何時間でも、バッテリーの許す限り、会話が楽しめます。

これから、さらに便利な世の中になるんでしょうね。

 

 

いいのか、そうでないのかは、別にして・・ですが。

 

 

 

 


あんこ大好き

2013-10-20 20:55:26 | 美味しいもの

美味しいものには、わけがある。

 

 

料理を、美味しいと感じさせるのは、鰹や昆布などのアミノ酸をベースにしたお出汁、動物性・植物性を含めた各種の脂。これが二大要素。

そして、甘み・辛味・苦み・酸味、香り、口に入れた際の、口当たりや歯ごたえ。

素材の色や形、盛り付けなどの見せ方のトータルバランスだなと。

 

 

最近、無性に食べたくなって、買いに走ったものをご紹介。

それが、これだ。

 

 

 

 

 

 

リョウイチ・ヤマウチのアンバター。

小豆の上品な甘みとバターの深い味わい。2大要素を軽くクリア。

少しオーブンで焼いてから、口に入れた際の、パリッとサックリの歯ごたえと、バケット独特の香ばしい匂い。

これに、火傷しそうに熱いコーヒーときたら・・

 

たまりません。

 

 

 

 

いつも、必ず最低2つは購入。昼過ぎでないと焼き上がっていません。そして、すぐになくなる。

見つけたらすぐにどうぞ。

隠れたベストセラーです。

 

 

 

 


人類資金

2013-10-19 23:00:20 | MOVIE

世界の人口の約7割の人々は、電話さえも使ったことがない・・

 

 

 

 

M資金をめぐる陰謀と戦いを活写した作品、話題作「人類資金」を鑑賞してきました。

 

 

キャッチコピーは、「10兆円で世界のルールは変えられるか?」

http://youtu.be/DD7K06Vy2-g

 

 

冒頭から長いナレーションで幕を開けます。「M資金」自体何のことかを、解ってもらう必要があることに加え、終戦前夜と現代が交錯するからでしょう。

 

 

 

金本位制(紙幣を、換金できるという制度)が崩れ、実体をもたない巨大な生き物と化していく資本主義経済の流れや、アメリカと日本の裏側での関係など、理解できないとストーリーが追えないかもしれません。

 

 

2005年、映画『亡国のイージス』で福井晴敏と阪本順治が原作者と監督として出会ったことが小説を書き下ろすこととなった発端。阪本監督が長年温めていたテーマである「M資金」を題材に再びタッグを組むことを福井氏に提案し、一方、福井氏もかつてデビュー前の習作で「M資金」を描いていたことからこの提案に共鳴、小説と映画の連動企画として動き出します。7巻で完結予定ですが、現在は4巻まで。映画は、震災後の4巻を中心に描かれています。

 

 

 

 

一般に、映像は文章の何百倍もの情報を一瞬で伝えることができるといわれています。が、そのテーマが壮大な場合や、歴史を紐解く必要のある場合は、決められた時間内に映画としてまとめることは、今作も同様、本当にたいへんな作業だと思います。

 

やはり、心理描写や登場人物や設定の細かな解説は、どうしても希薄になってしまいやすい。

 

10兆円で世界のルールは変えられるか?の問いに対する答えを、しっかりとした裏付けをもとに観客に理解してもらいながらになりますから。映像だけでは、残念ながら、私にはその根拠がいまひとつ腑に落ちなかった。原作を読んでいれば・・。

 

 

 

 

 

小説の方では、1巻ごとに完結するようですから、連作でシリーズ化した方がよかったのかもしれません。

 

http://youtu.be/4GKxiKxhn1c(予告編)

 

ロシアやアメリカ、中国など海外ロケを敢行。チョイ出も含め、仲代達也氏など豪華な俳優陣。ビンセント・ギャロやユ・ジテなど海外からの参加もありますが、キャステイングと脚本には問題が残るかな。詳細は割愛。

 

 

 

 

原作や着想はすばらしいので、サスペンスとして、M(香取真吾)、真舟(佐藤浩市)や 石優樹(森山未來) に迫る、敵からの絶対的な危機を感じさせる展開になっていれば・・。

 

 

 

 

 

俳優陣で、ひときわ異彩を放っていたのが、森山未来。「モテキ」でみせた気弱な主人公役とは、似ても似つかぬCOOLな渋い演技。

将来が楽しみな俳優さんです。

 

 

 

◆人類資金
 2014年。敗戦目前の日本軍が秘かに隠匿したとされる莫大な秘密資産“M資金”。亡き父と同じ道を歩む真舟雄一は、そんなM資金をエサに架空の融資話で詐欺を繰り返すヤリ手の詐欺師。ある日、謎の男Mが真舟に近づき、驚愕の依頼を持ちかける。それは、日米が共同で管理運営する極秘の“財団”によって運用されているM資金を盗み出してほしい、というもの。資金の時価総額は10兆円、しかも報酬は50億円。多額の報酬と、長年追い求めてきたM資金の秘密を知りたいとの思いから、この空前の詐欺計画に乗ることを決意する真舟だったが…。

 

 


いま、この一瞬を楽しむこと

2013-10-18 20:17:57 | ひとりごと

大型台風の後、手のひらを返すがごとく、急に肌寒い。

 

思わず、羽毛布団を押し入れから引っ張り出しました。

みなさんは、いかがでしょう。

 

 

「去年は、この時期、どんな気候だったのかな」と思い出そうとしますが、いまひとつ思い出せない。

 

 

 

 

過去は過ぎ去ってしまった時間。そして、未来は予測ができません。

 

我々には、過去もなければ、確実な未来もなく、あるのはいまこの一瞬だけです。

 

 

 

 

幼いころ、ランドセルを背負って学校に行くのを楽しみにしました。小学校で、勉強が始まると、管理された毎日のうんざりする時間もあり、やがて好きな異性ができたり、友人たちとの時間を持つようになる。ですが、さまざまな場面で、まわりから管理されます。

 

そこから親や先生の束縛を逃れて、自由になることを夢見だします。

自由に自分の時間を使いたい。そんな思いで、受験勉強を乗り越え、大学時代、自由になれたことを心から喜びますが、それも、つかの間。社会においての無力さ、経済力のなさという現実に打ちのめされる。

 

社会に出て、自身でお金を稼ぎだし、人生を考える。結婚して、新しい家族の出現に歓喜して、家庭を作る。わが子の成長を待ち望み、精一杯働き続ける。

子供が独立した後は、リタイアした日々の毎日を夢見ながら、その日を心待ちにします。

 

人生を、こころから楽しむのは、それからだと考えて・・・

 

 

 

 

 

 

お伝えしたいことがお分かりでしょうか?

 

多くの人たちが、後になれば、もっと素晴らしい日々が訪れると信じて、人生を楽しむことを先送りしてしまいます。

 

でも、我々に許されているのは、いまこの一瞬だけです。ならば、実現するかどうかも定かでない未来を夢見て、今という時間を楽しまないのはもったいないのではないですか?

 

 

秋晴れの、快晴の日に、雨の日を想い、寒い冬になると、夏の熱い日差しを恋い焦がれる。

 

通勤電車の中で、どこか遠い場所に旅立つことを夢見る。

長旅の末、たどり着いた異国の地で、自宅の心地良さを思い出す。

 

目の前の現実が変われば、すべてが解決されるような・・この状況から飛び出れば、すべてが100%うまくいくかのように・・。

 

 

ガラスのコップを床に落として、粉々に砕け散った。

 

現実は現実。

元通りにすることはできません。

起きていることは消せないし、元に戻すことは不可能です。

 

楽しい人生を送るコツがあるとしたら、人生の避けがたい現実を受け入れ、喜びを見出すこと。

 

 

 

 

 

割れたガラスの破片で、新たなアートを生み出し創作するような・・。

 

目の前に素晴らしい宝物があるとしても、みようとしなければ一生、気付くことはないかもしれません。

 

いまあることに感謝し、いまこの一瞬を楽しむという気持ちで毎日を送ることに他ならないのではないでしょうか。

 

決して、先送りする理由はありません・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


北新地の夜に

2013-10-17 17:11:36 | 美味しいお店

facebookつながりで、同窓生からのお誘い。

 

何人かで集まって美味しいものを食べようという主旨のメールです。

冷え込みの始まったなか、北新地、ステーキ&ワインのお店「シュバルージュ」を目指して車を走らせました。先日、お邪魔した野田阪神のお鮨屋の横を通り、2号線を東に。ANAホテルのすぐ前のビルのB1へ。

 

 

 

 

 

白を基調としたシックなインテリア。個室に通され、中には、すでになつかしい顔が揃っていました。

 

 

 

 

 

乾杯の後、まずは付きだし。シラスにネギと大根おろし。ステーキレストランで、意外な展開だ。

 

 

次に、オードブル。

 

 

 

 

 

サーモンのカルパッチョ、ウニのゼリー寄せ、ローストビーフ、そして、ミニ・ハンバーガー。

どれも、なかなかのお味。

最後のミニ・ハンバーガーが、おもしろい趣向です。

 

 

 

 

 

 

 

オニオン、ゴボウとお肉の甘辛い醤油ベースの餡のかかった茶わん蒸し。これも、初めてのお味。ゴボウの香りにお肉の旨みは、よい組み合わせだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

メインのステーキ。あらかじめ焼き方を聞かれて、ミディアム・レアとお願いしました。ポン酢、ゴマだれ、ニンニク醤油、ヒマラヤ岩塩の4つの味でいただけます。こだわりの岩塩は、自分でおろし金でスリスリ。深みのあるお味。

 

 

フランベしたニンニクが、美味しい。その季節で最高の銘柄のお肉を、全国から選んで取り寄せて使用されているそうです。

お肉も、なかなかでした。HPを拝見しますと、明石家さんまさんなど、芸能人も多数ご来店されていますね。

 

 

 

〆のご飯は、和風ガーリックライスと赤だし。ガーリックライスは食欲をそそります。

 

 

 

 

デザートに、柚子のシャーベット。お肉の脂を忘れさせる爽やかさ。そして、熱いコーヒーをいただきました。

 

 

 

 

 

適度な量と、満足のお味。9周年記念・団体専用の2組限定コースだそうです。コストパフォーマンスに優れたメニューコース。

 

 

 

昨年の同窓会以降から、小・中学校の友人との交流が盛んで、みなさん、集まって食事会などを開かれています。この日の参加者は、5名。

共通の友人の消息話しや、思い出話は話題が尽きません。お互いを思いやりつつ、適度な距離を計りながらも、利害関係なく、時間を飛び越え、楽しい会話。

 

今回の幹事、カーコさんに感謝。次回の幹事は、私になりました。

さて、どのお店にご案内するかな。

 

外に出ると、肌寒い。この秋は、短くなりそうですね。

 

 

◆シュバルージュ

 

住所: 〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島1丁目4−2 ビールディング北新地 B1F

電話:06-6456-4777

 http://www.chevalrouge.jp/

 

 

 

 

 


台風一過の朝に、ギンナンの実

2013-10-16 13:01:03 | ワンコ
夜半風雨の音。早朝、窓に叩きつける風で目が覚める。
 
 



ワンコと散歩に出ると、青空から陽の光が。
夙川沿いは、松の枝や落ち葉多数。



阪急苦楽園口駅前を横切り、通りを行くと、独特の匂いが。イチョウの樹から銀杏がたくさん落ちていた。

 

 

 

 

 




これ幸いと、銀杏を叩き落としておられるおじさんに遭遇。踏み潰されると掃除がたいへんだからだろう。

 

 

 

 

まだ、熟しきっていない小さなギンナンの実 

 




ワンコも興味深いのか、鼻をクンクン。

風で目が開けれないマーブルとリズム。
 
 
 
 
 
 



伊豆大島では、行方不明者が多数。太平洋上には、また新たな台風が発生したらしい。

自然の力には、まだまだ抗えない。
 
 
 
 

おめでとう!オックン&ノリコ

2013-10-15 12:44:23 | NEWS

しあわせに溢れる笑顔を見るのは、いつの日も、やはり素晴らしい。

 

 

 

 

 

 

 

人生に成功という定義があるとすると、一生続けられる好きな仕事をもつことと、信頼できるコミュニティをもつことだと、以前に書かせていただきました。

 

そのコミュニティの最小の単位が、家庭になります。

その範囲を広げていくと、親戚一族、友人のグループ、職場というように規模が大きくなり、その集合体が社会ということになるのだろうと・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

ANTENNE・ジローのスタイリスト、奥谷くんの結婚式に出席させていただききました。すでに、入籍を1年ほど前に済ませてのお式。すでに元気な男の子が誕生して、幸せを絵に描いたような新郎新婦。全店のスタイリストとゆかりの深いアシスタント、そして卒業生が勢ぞろい。

 

 

 

 

 

異国からやってきた、ニコニコの牧師のお話に耳を傾け、讃美歌を唄い、祝福の花びらを浴びせて、席に着いて周囲を見渡しますと・・

 

 

 

 

身近なご親族と、すぐにスピーチが待っている緊張の私以外の方々はみな、和やかな笑顔。

注意してみますと、新郎側と新婦側で微妙に雰囲気が異なります。

でもこれは、この結婚式に限ったことではないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

生物は、自分と異なる遺伝子をもった異性を、追い求め、探し出すそうです。互いの足らないところを補い合い、より強い生存能力を持った子孫を残していくという、脈々とした生物の営みの一環なのでしょう。よって、家族や親族や友人にも、その傾向が雰囲気に現れるという気がします。

 

 

 

 

 

新郎の奥谷くんこと”オックン”は、ファッションセンスに優れ、新しいものが大好きで、こだわりをしっかり持っている青年。

式場のロケーションもスタイリッシュ、緑に囲まれて開放感に溢れた場所にあります。江坂にこんな場所があることをはじめて知りました。よく考えますと、服部緑地公園が近くにある。都会のオアシスのような趣です。

 

 

 

 

料理はフレンチ。トリフのスープから、ヒレステーキまで。どれも美味でしたが、フォアグラのアップルソース添えが、特に印象に残っています。とてもフォアグラには思えず、スウィーツのごとき甘みのある絶品の一皿。

 

 

 

 

オブリコルール・佐竹ディレクターの乾杯発声のあと、ご親族やご親友の挨拶が続き、ケーキカット、スクリーンによる2人のなれ初めの紹介、そして、例によってのスタッフの出し物。

 

これは、たいへん盛り上がりました。発案から衣装のコーディネイトと、かなりの練習を重ねたよう。大爆笑の渦。右から、イガ、マンチェ、フナの同期入社・三人組。

 

 

 

 

すでに、かなり満腹の状態でしたが、途中、サプライズで中庭に出てのスウィーツ・ブッフェ。やはり、別腹のようで女性人が大集合。

 

 

 

 

 

 

室内でも、その場でジェラードやチョコ、そして私の大好物、クレープシュゼットを作ってくださる。フランベとともに、あたり一面に良い香りが。

 

 

 

 

いろいろな場面があり、とくに微笑ましかったのはふたりの愛息、Yくんの存在。笑い声や泣き声が、随所に入り場が和みます。

新郎から新婦への、日ごろの感謝を含めた愛のメッセージ。

 

 

 

 

そして、新婦からご両親への感謝の言葉と続き結びとなりました。ほかにもたくさん写真がありますが、各サロンのブログにアップされることと。そちらもまたご覧下さい。

 

 

 

オックン、ノリコさん、ほんとうにおめでとうございます!

 

 

すでに入社して8年。いろいろなことがありました。

ほんとうにがんばっているね。

最初の1年は、初めての一人暮らしで栄養失調になって心配しましたが、料理上手で明るい奥さんの内助の功で、しあわせの絶頂だね。

 

 

より、その背中に、愛する家族への責任を感じることと思いますが、さらなる飛躍への第一歩へ、がんばっていきましょう。

しっかりバックアップしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


秋晴れの朝に、考えたお話

2013-10-14 07:10:00 | ひとりごと

早朝、目覚める。

秋らしい、穏やかな快晴。

 

晴れてよかった。今日は、スタッフの結婚式なのだ。

 

 

 

 

今年に入って4人目である。いつも、何を話そうかと頭をかかえてしまう。

 

以前は、師匠である内田先生の入れ歯の話などを、引用させていただいたりしましたが、最近はもっぱら、講習会などでスタッフにお話することを、そのままお伝えしている。

たくさんあるけど、そのなかのひとつを。

 

 

人は、欲しいものを手に入れるために働き、生きる。

 

毎日の糧だったり、お金、あるいは権力だったり、人並み外れた美貌や身体能力だったり。

 

 

お金があれば、便利な暮らしができる。

 

でも、必要以上に持っていると、たいへんなことが生じる。

 

ちょっとのことでは喜べなくなるし、周りに集まる人が、ほんとうに自分のことが好きで集まってくるのか、本当は自分の背後にあるお金に集まってくるのか見分けがつかなくなる。

それは、親兄弟であっても・・

 

 

権力の前で、人はひれ伏す。

 

大臣になれば、黒塗りの車がお迎えに来て、歩けば、一流大学を出た優秀な部下が、先回りしてドアを開けてくれる。多くの人が、陳情にきて、頭を下げる。

けれど、一度、選挙に落選したら、いったいどうなるだろう・・。

 

美しいものに人は憧れる。

 

伸びやかに、かっこいいフォームで、決勝のシュートを決め、金メダルを獲ったら、みんなが集まってきて、誉めそやし、ちやほやしてくれる。

しかし、その人もうらやむ美貌や身体能力も、やがては、衰え、失われてしまう日がやってくる。

 

 

得てして、われわれは勘違いしてしまう。莫大な財産や、権力、優れた美貌や身体能力があれば、すべてがうまくいくと・・。

 

 

ほんとうは、その先にあるものが欲しいことに気づかずにいる。当たり前過ぎて忘れてしまうのかもしれない。

 

 

喉から手が出るほどに欲しいもの・・

 

 

それは、「他者からの、尊敬や敬愛を含めた愛」である。

 

 

手段(お金、美貌、権力)を手にすることに夢中になるうちに、本当に欲しいものを見失ってしまう。

 

やがて時間が経過し、すべては輝きが失われる。エルメスのケリーやバーキンも、やがては傷つき色あせる。フェラーリも、ガソリンがなければただの鉄の塊だ。

 

 

いまは若く、ラブラブでも、やがて年老いて、手を握ることも、キスすることさえもなくなる日が来るかもしれない。

 

けれども、お互いへの尊敬さえあれば、大丈夫・・

 

 

というようなお話をさせていただこうと思う。

古株のスタッフには、耳にたこができている話しで、申し訳ない。

 

 

本番での模様は、明日。