葉山滞在中に、母と鎌倉散策に出かけようと予定していたのですが、
あの台風並みの暴風雨になる日に当たってしまい、
結局実家でゴロゴロして過ごしてしまいました。
西宮へ帰る日に、母と横須賀の方へ出かけてきました。
重ねがさね・・・画像の色が悪くて、すみません。
本当にがっくりです
あまりに、変な色合いに写っていたので、セピア色加工しました
1913年(T2)築。
企画設計したのは、ロンドン大学で学び、
日本人初の、英国公認建築士の称号を得た、桜井小太郎です。
帰国後、海軍技師となり、広島・呉の建築科長を経て、
この横須賀海軍建築科長を務めました。
呉勤務時代の、1905年(M38)に、
「呉鎮守府司令長官官舎」を設計。
現在は「入船山記念館」として、国重文となっています。
イギリス式の洋館と、和館をつなげているタイプです。
現在の住宅のベランダの柵って、味気ないものが多いのですが、
明治時代や大正時代のものは、細部までデザインにこだわっていて、
素敵だなと思います。
館内の数か所に使用されている、ステンドグラスは、
アメリカでステンドグラスの技法を習得した
小川三知氏です。
明治~大正期の洋館建築に多く作品を残しています。
中へ入って見ます。
建物の基礎部分は、すべて、↓のような素敵な石張りになっています。
インテリアは、優雅と言うより、やはり、男性的です。
家具は、当時のものではないようです。
日本のカリモクです。
洋館のテラス部分です。
床は、四角の赤レンガ敷きですが、窓枠が、花頭窓のような
和風がミックスされています。
洋館と和館の間に階段があります。
庭園は広く、多くの種類の草木が植えられています。
横須賀の海を見渡すことが出来ます。