友人と横浜で待ち合わせだったので、その前に関内、馬車道エリアに出かけました。
学生時代、OL時代は良くこちらに(夜)遊びに来ていましたが、久しぶりです。
神戸と同じように、早く開港したこのエリアにも、
素敵な建築が多く残されています。
代表的な建築は、また後ほど個別にUPしますが、
歩きながら目に留まった建物を先にご紹介します。
こちらは、「カフェ ウイーン」もう50年くらい営業されている、
かなりレトロで素敵な雰囲気の喫茶店です。
馬車道を海岸方面に向かっていくと、歴博の手前に建っている建物です。
「現日本興亜馬車道ビル」(旧川崎銀行横浜支店)
1922年(T11)矢部又吉設計のネオルネッサンス様式。
矢部又吉は、ドイツで学び、隣の歴博を設計した妻木頼黄の弟子なので、
その歴博とバランスが取れるように、設計したと言われています。
1989年(H 1)外壁保存されて、甦りました。
現東京芸術大学所有。旧富士銀行ビル。
1929年(S4)築。
富士銀行の前身、安田銀行は日本の4大財閥の1つでしたが、
戦後の1948年(S23)、財閥解体で、富士銀行となりました。
現横浜情報文化センター。旧横浜商工奨励館。
1929年(S4)築。
内部も素敵そうなので、また次回機会があったら入って見たいと思います。
横浜三井物産ビル。1911年(M44)築。
横浜で多くの建築を残している、遠藤於莬の設計。
日本で最初の全鉄筋コンクリ造りで、横浜最古のオフィスビルです。
旧横浜生糸検査所倉庫事務所(帝蚕倉庫)
1926年(T15)築。
遠藤於莬の晩年の集大成作品とされています。
現Bank Art 1929(旧第一銀行横浜支店)
1929年(S4) 銀行建築のスペシャリストと言われる
西村好時設計。古典主義様式(古代ギリシャやローマをお手本にした様式)
前面のバルコニー部分が移築保存されて、このように再現されています。
横浜公園近くで。
旧大蔵省関東財務局横浜事務局。
もとは、日本綿花(ニチメン)のビルだったそう。
1928年(S3)築。
カメラの設定がずれているのに気がつかずにいたので、
液晶を見ながら、変だな~と思いつつも日差しが強いせいだと思っていて、
確認せずに撮っていました~
色合いなど、全体的に見苦しい画像です。スミマセン。
まだまだ、このエリアには素晴らしい建築がありますが、
時間がなくて、ざっと見ただけ、写真も取らなかったものもたくさんあります。
また次の機会にゆっくり見てこようと思っています。
友人とは、中間地点の横浜で。
横浜そごうにある、「にき亭」でランチを♪
中庭に面した、ゆったりとしたテーブルで頂けました。
横浜そごうの10階は、デパートの中とは思えないほど、
植栽が多く、ゆったりした雰囲気で良かったです。
とても野菜の味が濃くて、美味しく、色合いもとても綺麗な
お料理でした。
(お料理の画像はHPよりお借りしました。)
プリザーブドフラワーの教室に通っていた頃からの友人で、
とても穏やかな空気を持っている女性です。
久しぶりに会えて、嬉しかったです
頂いた、懐かしい、馬車道十番館のビスカウト
鎌倉の鳩サブレ、横浜のありあけハーバーと共に、
子供の頃の代表的なおやつです
とても懐かしい味がしました。
缶も包装紙もレトロで、素敵♪
馬車道十番館のお店。
ちょうど馬車道で撮っていました。
1970年(S45)に、明治100周年を記念して、
当時の西洋建築に忠実に、建てられた建物です。
フレンチレストランも入っています。
横浜の美建築につづく~