スミレの時期になりました。学生の時スミレが大好きで身の回りのものをスミレ模様にしていました。春になると高尾山のスミレ散策や園芸屋さんで苗を買って庭に植えていました。なかなか根付かず翌年は違う所に出て不思議でした。私が持っていたスミレ本の執筆は筑波大学(東京教育大学)の橋本保先生「日本のすみれ」誠文堂新規光社、筑波植物園の園長でした。
そんなこんなで筑波植物園行きがやっと実現しました。
10:00発 自宅、ちょっと遅い
11:30着 お昼、丸亀製麺
鴨が終わってしまった。アサリは外さない。数えながら食べる、28個。
12:30着 筑波実験植物園〜前期高齢者で無料。楽しく興味深く見学出来ました。
16:00発 植物園
18:30着 自宅
8,419歩歩いた。
【筑波実験植物園】
最近YouTubeゆるふわ生物学を見ている。研究者の知識が広くて私には専門用語や分からないことがあるけど植物名を決定して地域を特定していく過程が楽しい。シダに詳しい先生が名前を当てていた。実際に見るとどれも似ていて区別ができない。専門に特化する=好きなことを極める=オタクになる?だから専門家=オタクと思った。
★今日は見たいものが4つある。
1、カンアオイ〜学生の時先生が山道で指で葉っぱをかき分けて花を見せてくれた。地味な花だったけど主張しない所が印象に残った。今では絶滅危惧種があるとは知らなかった。
2、バニラの花〜お菓子でバニラオイルを使うが植物自体を知らない。小さな花から長い鞘が出来、その中に良い匂いの実が出来るのを誰が見つけたのだろう。
3、コンニャクの株、ショクダイオオコンニャク〜世界一大きな花と臭いで数年前話題になったけど見に行けなかった。ネットで様子を見ていた。大きな木?葉が伸びていた。今度花が咲いたら来たい。携帯でショクダイと入れたら燭台と出た。漢字では燭台大蒟蒻と書くのかな?
4、エメラルド色の花、ヒスイカズラ〜魅力的な色と形の花だった。自然の中で見たらもっと感激するに違いない。
★その他
5、サバンナの温室〜声が出てしまったほど幻想的な風景だった。一つ一つが個性的で見入ってしまう。多肉植物やサボテン好きにはたまらないコーナーだと思う。また来たい所です。
6、木の幹〜桜とさるすべりは幹を見ればわかる。他の木もそれぞれ特徴があって比べれば違いがあり幹から木の名前を知ることが出来ると説明があった。何ヵ所かあるので復習しながら巡った。
7、クリスマスローズ〜私の好きな花。たくさんの花に出会えて嬉しい。
8、野鳥、ヤマゲラ〜スズメより小さくて近づいても逃げないから1枚。入口の鳥の紹介コーナーでヤマゲラと知る
9、ミニ展示〜ウィルソンの写真を元に100年前と風景を比較していた。伐採された木や今も残っている木もある。屋久島の杉にウィルソンの名があるが実は日本の植物の分類や研究に貢献していたプラントハンターだと知った。屋久島は遠い。体力もいる。牧野冨太郎のドラマもあることだし、小石川植物園にも行ってみようと思った。
※園内地図
始めは地図が無かったのでそのまま園内を巡った。後半に地図を手に入れたら見どころポイントと説明があってわかりやすかった。季節によって植物は変わっていくのでまた来たいです。
地図やニュースも花の時期や場所に合わせて記事が変わっていくので記述する先生も大変でしょうが楽しんで見守ってる様な感じもしました。
解説文も楽しい。植物にまつわるエピソードなどもある。
始めに貰っておけば道に迷わずに済んだ。次は歩いた道を塗りながら全制覇したいと思うほど楽しかった。
※息子の感想。普段から植物には関心が無いが、バルサの木、ゴムの木、カカオ、胡椒、バニラ、バナナ、みつまたなど日常で使ったり食べたりしてる植物が見れて良かった。
※写真は携帯。花に近づくとよく撮れない。新しい携帯は接写が出来るそうだ。機能が良くなっても腕が良くないとダメか。写真より見る方に夢中だった。
※疑問点は雑草取りです。自然体で育ててるから種が飛んだりしているはず。○○オオバコやツユクサとか私たちが雑草と呼ぶものも展示としてあった。展示植物と雑草の境界はどこなんだろう。雑草の見分け方はどうしているのか。広い敷地の手入れは大変だろうと思う。
【持ち物】
・水筒〜水、ペットボトルの水は温くなった
・ガム〜気晴らし用
・乾燥芋〜車内用
【上り守谷SA】
・小島屋モナカアイス〜冷たいもので頭スッキリ
・ぬれ煎餅〜ウチに合う醤油味