心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー1710

2018-08-26 20:11:02 | Weblog
ナンバー1710 2018.08.26 物質世界の「おのごろ島」の創造 
『誰も教えてくれなかった日本神話』をもとに、国生みの話の続きです。
伊邪那岐神(いざなぎのかみ)と伊邪那美神(いざなみのかみ)は尽きることなくしたたり落ちていく塩水のしずくを見つめていました。
気が付くと、塩水のしずくは重なり合って積もった島ができていました。
これが「おのごろ島」です。
「おのごろ島」とは、自ら転がる島、という意味です。
地球は自ら回転している島である、ということを古代のご先祖様はご存じだったのでしょうか。
別の日本の神話の解説書には、「産んだり造ったりした島ではなく、自らこり固まった島」と説明するものもあるそうです。
形がなく水母(くらげ)のように漂っている地に、天の沼矛を差し入れてかき回すと、そこに渦巻き運動が起こります。
そして天の沼矛を引き上げると、天の沼矛の先端からしたたり落ちる塩水のしずくが重なり積もって島ができますが、しずくが落ちれば、周囲に波紋が広がることになります。
これらのことから、振動や波動が周囲に広がることで、漂っていたものに形が現われることがわかります。
アイヌの人の神話にも、似たようなお話があるといいます。
「大地はもと、どろどろとして漂っていたが、神の命(みこと)をもって、セキレイが天降(あまくだ)ってきて、羽ではたき、足でふみ、尾でたたいていると、乾いた土があらわれて、水が海になった」というお話です。
そのためアイヌの人は、世界を漂う大地=モシリと呼ぶそうです。
水母(くらげ)のように漂っていた大地を、セキレイが羽ではたき、足でふみ、尾でたたくことで、漂っていた大地に振動が起こります。
すると、乾いた土が現われて水が海になるということは、セキレイが起こした振動によって水と土が混じってどろどろとしていた大地が、水だけの部分と乾いた土の部分に分かれたことになります。
世界が創造される過程には振動や波動が大きく関わっていることがわかります。
これは、現代物理学のスーパーストリング理論(超ひも理論)が考えている宇宙の創造と似ているように感じます。
スーパーストリング理論によれば、自然界のすべての物質は、粒子ではなく振動するただ1種類のひもからできていて、振動するひもが分割不可能な根源要素であり基本単位であると考えます。
振動するひもには1次元の長さがあり、質量を持ちますから、同時にエネルギーも持っていることになります。
ひもには張力があり、伸び縮みもしますし、固有の振動数がありますが、太さはありません。このひもは、伸び縮みして、様々なパターンの振動をします。
この振動のパターンが様々な粒子に対応しています。
ただ一種類のひもが振動によって、多種多様な粒子になります。
ナンバー1711 につづく
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