心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー1705

2018-08-06 20:44:03 | Weblog
ナンバー1705 2018.08.06 古事記の神々による天地創造 
目に見えない造化三神の働きを一層はっきりと現すために、また神々が現われます。
まず、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)が姿を変えて、国之常立神(くにのとこたちのかみ)と豊雲野神(とよくもぬのかみ)として現れました。
国之常立神(くにのとこたちのかみ)は、海の中に悠然とかまえた広大な陸地を現そうと働きます。
天之常立神(あめのとこたちのかみ)と国之常立神(くにのとこたちのかみ)は一対で「天地、国土は限りなく永遠に続いていく」といいます。
豊雲野神(とよくもぬのかみ)は天空にさまざまな色、かたちを千変万化させて現れてくる雲や、豊かな実りをもたらす野原や草原などの、豊かな創造を現そうと働きます。
次にあらわれた宇比地邇神(うひぢにのかみ)と須比智邇神(すひぢにのかみ)は、生まれたばかりで大海に浮き漂っている、どぶどろや沈殿した砂土でできた大地を固めたり乾かしたりします。
次に、勢いよく角を出す生き物や草木が芽を出す力を蓄える神が現れます。
さらに広大な大地を固める神、りっぱな地面をつくり納まるべきところに収める神も現れます。
このようにして、この星の空と雲と大地、そして草木も育ち生き物も現れます。
これらはまるで、旧約聖書の天地創造のようです。
そして次に、伊邪那岐神(いざなぎのかみ)と伊邪那美神(いざなみのかみ)によって、八百万の神々が誕生し、万物が創造されていきます。
この二人の神が現われるまでに空と雲と大地が造られ、草木が育ち生き物も誕生しています。
そのあとにさらに、国生みと八百万神が誕生するというのは、旧約聖書の最初に神による天地創造があった後に、アダムとイブの話が続いているのに似ているように思われます。
伊邪那岐神(いざなぎのかみ)と伊邪那美神(いざなみのかみ)の名前をよく見ると、ナギとナミが違うだけです。
ナギを国語辞典で調べてみると、「凪」がありました。意味としては「海と陸の温度が同じになった結果風が全くやむ(やんで波が穏やかになる)こと」とあります。
ナギ「凪」に対してナミは「波」だと思えましたので、これも調べてみました。
「風などによって揺れ動いた水面に高低が生じ、押しやるように次々に伝わって行く現象」とあります。
ナギもナミも、海の水が見せる状態の一つであり、海の水そのものから独立して存在できないことから、自然現象を神の名によって表しているように感じられます。
ナンバー1706につづく
 
毎日暑い日が続きますね。熱中症対策などをして、無事にこの夏を乗り切りましょう。
と、言いたくなる暑さです。x_x;
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