心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー1851

2020-04-06 21:08:17 | Weblog
ナンバー1851 2020.04.06  ゆらぎの定義
量子真空という「無」の空間では、プラスの電荷を持つ仮想粒子とマイナス電荷を持つ仮想粒子が次々と生まれては消えていて、休む暇なくとても激しく動いて「ゆらいでいる状態」にありますから、量子真空には莫大な真空のエネルギーが満ちています。
この「ゆらいでいる状態」というのは、『ゆらぎの不思議』(佐治晴夫 著 PHP文庫)によると、『温度、密度、振動数あるいは力など、私たちが測定することのできる物理量の値、すなわち「観測値」が統計的に見た巨視的な平均値の近くで変動する現象であると定義します』とあります。
続けて次のように書いてあります。
『あるいは、従来の科学が、その考え方の基礎としてきた「決定論的な因果関係」からの“ずれ”であるといってもよいでしょう。
“決定論的”というのは、原因から導かれる結果がはっきりしているという意味です。例えば、石を投げる速さや方向が決まっていれば、投げられた石のその後の動きが完全に予測できるように。……
私たちの宇宙は数えきれないほど多くの基本粒子から構成されています。
その数は10の80乗個くらいです。宇宙の中で起こっているあらゆることは、すべてそれらの基本粒子たちの離合集散です。
この数がいかに大きいかを知るために、例えば、コップ一杯の水を考えてみましょう。
その中にふくまれている水分子の数は、およそ10の25乗個、いま、これらの分子のひとつひとつに“しるし”をつけて大海原の真ん中であけたとします。
そこで、これらの分子たちが地球上のすべての海の中にきれいにきれいに混ざったところで、ふたたび、同じコップですくってみると……、その中には“しるし”のついた分子が数十個くらい入っています。
かなりの数ですね。ところで今の最先端の物理学(量子力学)で正確に解けるのは、自由な空間に水素原子がぽつんと1個ある場合に限られますから、コップ一杯の水の状態を考えるには、10の25乗個の連立方程式をたてて解く必要があり、とてもそんなことは不可能です。
そこで、原子、分子というミクロの世界と私たちの日常世界であるマクロの世界を、私たちの感覚で“変化するもの”としてとらえていこうというのが「ゆらぎの理論」なのです。
つまり「ゆらぎ」の考え方の基本は、変動する物理現象の中に見られる変動そのものを追いかけるのではなく、例えば、“周波数のゆらぎ”といえば、目まぐるしく変化する振動そのものを観測対象にするのではなく、ある中心値のまわりで、周波数がどのように変化するか、中心値(平均といってもいいですね)からどのようにずれていくかを問題にするわけです。
そして、その周波数の「ゆらぎ」をじっと見ていると、その「ゆらぎ」の中に実際の振動そのもののからくりが映し出されているのが見えてくるのです。』
ナンバー1853 2020.04.10 につづくかしら?
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第3章 光とともに ナンバ... | トップ | 第3章 光とともに ナンバ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事