あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

『20世紀少年』。20世紀という怪物と、郷愁と。

2009-09-01 22:55:02 | 映画

20世紀少年<第2章> 最後の希望 通常版 [DVD] 20世紀少年<第2章> 最後の希望 通常版 [DVD]
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2009-08-28

今日は映画の日と、休みとが幸運にも重なった日だったので、公開されたばかりの『20世紀少年』を観てきました。

最終章ということで、オープニングに1章、2章のダイジェスト付き。あとはエンドロールまでノンストップという感じで、かなり凝縮された印象がありました。

“ともだち”の正体については、1章から推測可能なのだけれど、せっかく張った伏線が活かされていないのもそれはそれで腹が立つので、サプライズ感は低いけど、まあ、これはこれでいいかな、と思いました。(やっぱりマスク取るときはドキドキしたし)

主要キャストは華やかではまっていたし、カンナ役の平愛梨ちゃんはキレイだし、まずは満足、と言っておきましょう。(原作、読んでないので映画のみ通して観た印象)

このキャラ今回活躍しないな、とかもう少し掘り下げて欲しかったな、というところもあるのですが、お子さんも観ること考えると、時間はこのくらいで妥当かも。

エンドロール後のラスト・エピソードは、ワンシーンくらいかなと思っていたら長かったのでちょっとびっくりしました。10分もあったのですね。

そのわりにあっさり終わって、“あれ、これで終わり?”と最初は思いましたが、全体を通して考えると、あのバランスでいいのでしょうね。

恐ろしい勢いで近代化し発達していった20世紀という時代の怪物性と、それだけにあっというまに置き去られ忘れられようとしている“古きよき時代”への郷愁と、その両方がこの映画にはある、という気がするので。

ひとつ残念なのは、ギリ、万博を知らない(生まれてはいたが、まだ幼くて覚えていない)ので、完全に“ああ、懐かしい”と思えないことです。リアルタイムに経験していたら、また違った感慨があったことでしょう。

ケンジたちと同世代の方の感想も聞いてみたいな、と思いました。

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憧れの、オクトーバーフェスト。

2009-09-01 00:06:21 | 本(実用書・専門書)

ビア・ライゼ―ドイツ・チェコ地ビールを求めて ビア・ライゼ―ドイツ・チェコ地ビールを求めて
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:1999-07

今日、『ブログ人』のホームページを見ていたら、地ビールの特集がありました。

日本の地ビールの記事と、ミュンヘンのオクトーバーフェストの記事の2本立て。

その、オクトーバーフェスト、ビール祭りの写真が、本当に『もやしもん』8巻に描かれている通りの規模と、楽しそうな雰囲気で、おもわず、“行ってみたい!”と思ってしまった。

まったくのインドア派で、国内旅行もめったにせず、海外に出たことのない私ですが(^^ゞ

もともとビール派ではないのですが、『麦酒の旅』という本を以前読んで、チェコのビールに興味はありました。

それが、もやしもん最新刊を読んで、すっかり日本の地ビールも気になってしまって。

ちょっと前に、勤務先の近くの酒屋さんで賞味期限切れ(半額だった)の地ビールを買って飲んだら、期限切れてても、普段発泡酒ばかりの身としては、“う、旨い……!”とほろりとするほど美味しかったこともありました。

(いや、発泡酒も美味しいですけど^_^;その地ビールが底力があったんでしょうね)

急に気候は冷え込んできましたが、今年の夏は地ビールを少しづつ、楽しんでいきたいです。

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