「第9回義経・与一・弁慶・静合同サミット」が22日、アルカイックホール・オクトで開催されました。
「下坂部小学校浄瑠璃クラブによる浄瑠璃「寿式三番叟」や若手能楽師による能楽舞囃子の「船弁慶」、桂吉弥さんの落語「船弁慶」などが披露されました。
後半では奈良県大和高田市の吉田誠克市長、岩手県平泉町、石川県小松市、奈良県吉野町、兵庫県淡路市、香川県高松市、徳島県小松島市の担当者とわが尼崎の稲村市長が「物語が紡ぐ人とつながり」をテーマにシンポジウムを行ないました。
尼崎は一昨年からの参加と言う事ですが新聞によると現在全国で39自治体が加盟しているということです。
尼崎市には頼朝に追われた義経と弁慶が、西国を目指して大物浦から出航したが、平家の亡霊に行く手を阻まれたという逸話が残されています。大物主神社の義経・弁慶隠家跡や毎年8月8日に実施される尼崎薪能で演じられる「船弁慶」など尼崎がゆかりの地であることをこれらの自治体と連携して発信していってもらいたいものです。「ゆかりの地巡り」などの話も出ていました。
39自治体のネットワークを見てみたいものです。
また淡路市には義経と静御前のお墓が寄り添ってあり、良縁のご利益があるそうで今後恋愛の聖地になるかもしれません。
写真は各自治体のパンフレットですが、なかでも興味を惹かれたのは高松市の香川ウォーターフロントフェスティバルです。ベイエリアで海水を噴き上げたスクリーンに源平屋島合戦の映像が映し出されるとのことです。
来年は歌舞伎「義経千本桜」にゆかりのある奈良県大和郡山市で開催される予定です。