あまがさき情報局

尼崎在住40年。尼崎に関する話題その他をご紹介したいと思っています。

立花・小林書店が5月末で閉店予定

2024-05-17 13:42:48 | まち情報

 立花商店街の北の端に位置する「小林書店」は映画になったり書籍になったりして小さいながら存在感を示されてきました。店主の小林由美子さんのキャラで立花、いや尼崎にとってかけがえのない町の本屋さんでした。「ビブリオバトル」や「コバゼミ」などのイベントでは初めてのお客さんには「えっ!ここでやるの?」みたいな小さなスペースですが、店内いっぱい人であふれたりもしました。
 

 その小林書店さんがいよいよ5月末での閉店を決められました。尼崎市内では三和本通商店街の一角にある「三和書房」さんが5年前に、阪急園田駅前のダイハン書房さんが昨年、残念ながらそれぞれお店を閉められました。
 昔はどの町にもどの駅にも本屋さんが必ずあったように思います。今でも都心やモールには大手の書店が残っていますが小林書店のような町の人たちに密着した小さな本屋さんがなくなっていくのは寂しいと思っています。

 子どもたちが自由に色々な本に触れることができて、大人にとってもAmazonなどとは違ってじかに手に取ってみたり、表紙を眺めたりできる空間は大切にしていって欲しいものです。
 写真は先週行われた「コバショでビブリオ ファイナル」終了後の店前の様子です。閉店を惜しむ声がたくさん聞かれました。

 ※店頭の貼り紙によりますと最終日5月31日(金)正午~午後5時までお礼の会があるようです。本当にお疲れさまでした。

コメント    この記事についてブログを書く
« みんなのサマーセミナー2024... | トップ | 塚口サンサン劇場の本が出版... »

コメントを投稿