里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

気持ちまで晴れない

2016年02月20日 | 日々のつぶやき
朝から、どんよりと曇り空。

家の中から、窓越しに外を見れば、見える景色は殆どグレーに見えます。

何だか朝から気持ちが晴れない天気だなぁ・・・


朝の9時ごろに、二男から電話があって、「お母さん、今日、家にいるか?」

「いるよ、どうしたん?」

「夕べ福島から帰って来て、今会社の寮にいるから、今から家に行くけど、何処へも出ないか?」と言う事でした。

10時少し過ぎに家に帰って来ました。

帰って来た目的は、先日福島で、ほんの少しの日数ですが、入院した事の保険請求が出来る保険の確かめに来たようでした。

そして、「この保険金が出たら、お母さんに新しい携帯電話買ったげるしな、未だ何年か前に買ったままのガラ系のを使っているんやろ」と言う。

「そうや、けど、電話とメールは、充分出来るし、この電話のままでいいよ。それに新しいのは、また一から覚えるの大変やし」

「そんなこと簡単やで。パソコンが出来る人間やったら、どうってことないよ。すぐ覚えられるって」と。

保険会社の加入保険証書を探したり、いろいろ話をしながら、私は殆ど聞き役でした。(子供の頃から、この二男が一番よくしゃべるタイプでした。)

            


お昼ご飯を用意して、食べてから帰るように言いました。

豚肉の角煮、ホウレン草とベーコンの炒め物、サバの味噌煮を、そしてお漬物の千枚漬けと、佃煮のいかなごの釘煮を食べさせました。

家の冷蔵庫にあった買い置き商品で出来る物を、急遽食べさせました。

                     


すると、意外なことに「このサバの味噌煮美味しいなぁ、向こうで買って食べて見たけど、全然美味しくなかった」と言いました。

「そんな事ないやろ、たまたまあんたの体調が悪かったか何かで、その日は、そう感じただけやないの?」

予告なく、急に帰って来たから、特別これっと言うものは、用意していませんでした。買い置きであったもので、食べさせましたが、まあまあ満足したような感じでした。

食事を終えたら、そろそろ帰ると言って、帰る用意をし始めましたので、「いったん会社へ帰ってから帰るの?」

「ここから、京都駅へ行って、直接帰る」と言う事で、小雨の降る中、近くの地下鉄・醍醐駅へと向かいました。

あわただしく帰って来て、又あわただしく帰って行きました。まるで春の嵐のようでした。

こんな天気のはっきりしない日に、又、私一人家に残されて、気分は、最低に。まるで今、偲び泣くように音もなく降っている小雨のような状態です。


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6 コメント

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Unknown (グライセン)
2016-02-21 07:20:16
親ですね~読んでいてそれをじ~んと感じました。
一人は寂しいですよね・・・
曇り空なら余計にそれが増してくる・・・
細目に外に出れば良いのでしょうけど、装具つけたり、車椅子に乗ったりが面倒になってくる・・・
空模様があやしいと出れません・・・
ちょっと辛いです。

息子さん、優しいじゃないですか・・・
お顔見れただけでも良かったですね。
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二男坊 (里の子)
2016-02-21 12:01:53
グライセン様

コメントありがとうございました。

子供の頃から、二男が一番やさしい子でした。
血液型に影響しているのでしょうか?
この二男と、私はA型です。

長男と長女は、お父さんと同じO型です。
することが何でも大雑把で、きめ細かさがないです。

血液型で、ある程度の性格が出るのでしょうか?
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お優しいですね (kimura)
2016-02-21 12:10:14
二男さん、元気なご様子ですね。
里の子様の子供さん達は、ほんとうに良く出来た
方達ですね。
お袋の味、美味しかったでしょう、そう思います。
ちょくちょくお顔を見せて下されば嬉しいですよね。


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二男 (里の子)
2016-02-21 14:20:17
kimura様

コメントありがとうございました。

二男は、仕事の都合で、殆ど家にいませんので、親も子も少しさみしい思いをしている部分があります。

本社は京都にありますが、そこから全国へ派遣され、道路や橋を作ったり、補修工事をしたりの仕事ですが、短いところで、約3か月、長い時は2~3年かかりますので、殆ど家にいません。

今は福島県にいますが、東北は、3.11の地震の後、まだまだ道路などなおさなければならないところがあるそうです。
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短歌 (ミュー)
2016-02-22 19:15:05
※ 春待つや冬の都の雨の午後帰りし君を見送る窓辺

※ 突然の息子の帰郷嬉しきも帰りし後に涙あふるる

※ 訳も無く思い出されし過ぎし日は皆それぞれに楽しか   らずや

※ 若き日に京の都に嫁ぎしや入り陽向こうにふる里の    海
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短歌 2 (ミュー)
2016-02-23 20:36:46
※ 母憂う子等の優しさ身に沁みて涙に霞む小雨降る街

拙い歌をわざわざ載せて頂きましてありがとうございました

又 上手く入力出来なかったものを 直して頂き感謝いたしております

最後にもう一首詠ませて頂きました

この歌も一緒に加えて頂ければ幸いです
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